教育課程編成・実施の方針(CP) 本学の修了者にふさわしい能力を養成するための教育課程(カリキュラム)編成と実施の方針を以下のと おり定めています。 ■共通科目 共通科目のカリキュラムのポイント 仏教、女性、基礎ゼミナール、健康・スポーツ、ライフマネジメント、語学、情報、一般教養に区分が分 けられており、社会人の教養として必要な科目が、幅広く開講されています。主に 1、2 年次に履修しますが、 各自の学びたいものを卒業までに選んで学ぶことができます。 共通科目の構成 ◆仏教 本学の建学の精神を理解し、自己を見つめなおす機会を提供することを目的とする科目群です。 ◆女性 自らをより深く理解し、また自らと社会との関係について考える機会を提供することを目的とする科目群 です。 ◆基礎ゼミナール 大学を自らの居場所とするための人間関係を構築することと、大学での学びに必要なスキルを修得し、能 動的な学修姿勢への転換を図ることを目的とする科目群です。 ◆健康・スポーツ 社会生活を送るために必要な健全な身体の維持増進についての知識を修得するための科目群です。実技中 心科目と理論中心科目で構成されています。 ◆ライフマネジメント 自分自身を客観的に見つめ、自らのキャリアを主体的に設計することを目的とする科目群です。 ◆語学 グローバル化の進む社会において多様な人々との円滑なコミュニケーションを可能にし、相互理解を築い ていくための基本技能を修得することを目的とする科目群で、国際共通語といわれる英語に関連する科目だ けでなく、中国語や韓国語、フランス語やドイツ語も開講されています。 ◆情報 現代社会を生きる上で必須の知識といえる情報関連機器について、その仕組みを理解するだけでなく、自 らの目的に応じて使いこなすことができるだけの基本的なスキルの修得を目的とした科目群です。 ◆一般教養 価値観が多様化する現代社会において自律的に生きていくために不可欠な知識を学ぶための科目群です。 学部の特性に応じた開講科目を配置することで、それぞれの学部の必要性により適切に対応できるようにな っています。 ■日本語・日本文学科 共通科目のカリキュラムのポイント 仏教、女性、基礎ゼミナール、健康・スポーツ、ライフマネジメント、語学、情報、一般教養に区分が分 けられており、社会人の教養として必要な科目が、幅広く開講されています。主に 1、2 年次に履修しますが、 各自の学びたいものを卒業までに選んで学ぶことができます。 専攻科目のカリキュラムのポイント 1年次・・・日本の言語・文学・文化の基礎を広く理解・把握する学修。 2年次・・・日本語への理解を深め、 「伝える力」を修得する学修。文学作品などの講読を通じて「読む力」 を修得する学修。文化への興味や理解を深める学修。 3年次・・・言語・文学・文化の学びを、演習などを通して深める学修。 「コミュニケーション能力」 「プレ ゼンテーション能力」 「考える力」を修得する学修。 4年次・・・言語・文学・文化の学びを発展させる学修。卒業論文制作では「書く力」「創造する力」を修 得。 専攻科目の構成 ◆基礎科目 4年間の学びの土台となる最初の大切な科目群です。 日本語学、日本文学、日本文化の3つの基幹科目の「入門」にあたる基礎的な学びが網羅されています。 同時に、高校まではあまり経験したことのないような新しい学びの世界に触れるとともに、大学での日本語 や日本文学の講義が高校までの国語の授業とどう違うのか実感してもらう「入口」にもなっています。 共通教養科目とあわせて、大学での学びの基礎的知識や能力を修得してください。 ◆基幹科目 3つの分野の学びを深めるための基幹的な科目群です。 <日本語学> 日本語の仕組みや文法、意味、歴史について学んでいきます。また、日本語を「読む」 「書く」 「聞く」 「話す」という基礎的な能力と的確な言語感覚を身につけます。 <日本文学> 日本・中国の古代から現代までの作品を対象に、そこに込められたメッセージを読み取るた めに必要な知識と読解力を育みます。あわせて作品研究のための資料収集能力を身につけます。 <日本文化> 様々な学問分野から、日本を知り、日本の文化について、あらためて考えていきます。日本 文化や社会、異文化を理解するための基礎的知識を身につけます。 ◆発展科目 3つの分野のさらなる学びを通して、考察力と実践的な表現力の育成を目指す科目群です。 <日本語学> 日本語についての専門的理解を深化させるとともにコミュニケーションスキルとしての日本 語の表現力を総合的に身につけます。さらには外国人に日本語を教えるという観点から、日本語教員育成に 目標をしぼった科目も用意しています。 <日本文学> 日本・中国の文学作品を的確に分析する能力を育みます。その成果を他者にも分かりやすく 伝えるための表現力を身につけます。また、文芸創作を目的とした科目、国語教員に目標をしぼった科目も 用意しています。 <日本文化> 歴史、民俗、宗教、教育の諸学問を基礎とした、日本文化の多角的な理解、分析を通して、 異文化を理解し、現代の日本文化や社会を考える力、表現力を含む実践的能力を身につけます。博物館学芸 員を目指す人のための科目もあります。 ■英語学科 共通科目のカリキュラムのポイント 仏教、女性、基礎ゼミナール、健康・スポーツ、ライフマネジメント、語学、情報、一般教養に区分が分 けられており、社会人の教養として必要な科目が、幅広く開講されています。主に 1、2 年次に履修しますが、 各自の学びたいものを卒業までに選んで学ぶことができます。 専攻科目のカリキュラムのポイント 文化的背景を含め、英語の基礎から実践まで段階的に育成する。 1年次・・・英語運用能力、英語学・文学/文化など専門の基礎力の養成。 2年次・・・メディア英語や文法・音声学など幅広い英語力の育成。 3年次・・・総合的な英語力と言語・文学/文化の教養と知識の修得。 4年次・・・自立した女性としてグローバル社会に通用する実践力の向上。 専攻科目の構成 ◆ECP(English Communication Program) 1年次は、全般的英語運用の基本の確認といった基礎的学習が中心となります。2年次から3年次にかけ ては、高いレベルの英語運用の訓練はもちろん、コミュニケーションについて学問的に考察したり、英語に よる情報収集の能力を培ったり、またビジネス環境において役立つ英語力の向上を目指します。 また、スピーチやディスカッションなど英語を思い通りに使いこなす能力を伸ばす科目を用意しています。 いずれの科目も、基礎的な段階では日本語によって理解を促す説明を補うなど、きめ細かくじっくりと段階 的に指導していきます。 ◆英語学・英語圏文学/文化 英語学、英語圏の文学・文化など専門知識を身につけることで、国境を越えた深い人間理解を目指します。 異文化への理解と関心を深めながら、学問的・実務的な知識を修得することで、グローバル社会に適応する 能力を育成します。 また教員を目指す人がより充実した英語教育を実現できるよう、英語学の基本理論から実践課題に沿って 学んでいきます。 ◆ツーリズム関連科目 将来、航空・旅行業界など、国際関係を視野に入れた分野での活躍を希望する人に、資格取得に結びつく 学びを提供するため、「Hotel and Airline English」、「観光文化論」、「グローバルツーリズム」、「国際関係 文化論」といった科目を開講しています。もちろんこれらの科目は、航空・旅行業界に限らず、実社会に出 た時に役立つ技能の修得にも役立ちます。 ■英語メディア学科 (平成 27 年度入学生より募集停止) 共通科目のカリキュラムのポイント 筑女コア、生き方を考える、現代社会を生きる、コミュニケーション・スキル、資格認定、海外研修、日 本語表現に区分が分けられており、社会人の教養として必要な科目が、幅広く開講されています。主に 1、2 年次に履修しますが、各自の学びたいものを卒業までに選んで学ぶことができます。 専攻科目のカリキュラムのポイント 1年次・・・英語、メディア・情報ともに基礎的内容の学習 2年次・・・英語力を強化するとともにメディア・情報に関する様々な専攻科目の学習 3年次・・・より高度な英語やメディア・情報を中心とした学習および研究 4年次・・・卒業ゼミナールを中心に分野を絞って少人数クラスで研究 専攻科目の構成 ◆英語 1年次では、英語運用能力の基礎を育成します。全員が基礎的な英語力を身につけられるよう、1年次の 英語科目は全て必修科目になっています。 2年次では、より高度で多様な英文を読みこなし、聞き取り、自ら書くことのできる能力を養成します。 少人数でのスピーキングの授業も1年次から継続して行います。 3年次以降は、2年次までに身につけた基礎力・応用力をもとに、英語でのプレゼンテーションや、文章 創作、通訳演習、英語論文作成など、より高度な英語力が求められる科目群に取り組みます。また、英語の 背景にある文化や歴史を学ぶ科目、英語文学に関する科目、言語学的な観点から英語を学ぶ科目も用意され ており、英語に関連した発展的内容も学習できるようになっています。 さらに、英語の資格試験(英検、TOEIC)に対応した科目が充実しており、英検は準2級から準1級まで、 TOEIC は初級者レベル(400 点程度)から中級者レベル(650 点程度)まで、段階的に学べるよう工夫されて います。 ◆メディア英語 メディア英語とは、英語を使用したメディアを楽しみながら「英語力」を身につけることと、身につけた 英語力を使って海外の(英語を使用した)メディアをさらに楽しみ、研究していくことの両方を、両者の相 乗効果を利用しながら行っていく科目群です。 基礎科目では、教材取得方法を含めた基礎的な学び方と、英語を使用したメディアの読み方や聞き取り方 を学習します。その基礎力をもとにそれぞれのメディア英語を、実際にある教材を利用し、楽しみながら学 び、研究していきます。 メディアとしては、アメリカやイギリスなどを中心とした世界中のインターネット、ニュース、テレビ番 組、映画、ヒットソングなどを使用します。 ◆メディア・情報 基礎科目では、コンピュータやインターネットに関する基礎的な操作方法などを学びます。マルチメディ アコンテンツの活用・作成方法といった基本的なメディア活用能力や Web ならびにプレゼンテーションの活 用・作成方法なども身につけます。概説・理論科目では、メディアとは何かを学び、コンピュータやインタ ーネット、マスメディアなどの基本的な理論について学びます。発展研究科目では、基礎科目、概説・理論 科目で修得した操作方法や理論を基に、メディアや情報に関する研究を行い、より応用的な技能や知識を修 得します。さらに、資格科目では、ワードプロセッサや表計算、プレゼンテーション、データベース、Web ページといったコンピュータソフトウェアに関する資格を取得するために必要な操作方法や知識について学 びます。 ■アジア文化学科 共通科目のカリキュラムのポイント 仏教、女性、基礎ゼミナール、健康・スポーツ、ライフマネジメント、語学、情報、一般教養に区分が分 けられており、社会人の教養として必要な科目が、幅広く開講されています。主に 1、2 年次に履修しますが、 各自の学びたいものを卒業までに選んで学ぶことができます。 専攻科目のカリキュラムのポイント 1年次・・・アジアの多様な社会・文化についての基礎知識の習得。 2年次・・・中国語を中心とするアジア諸国言語の運用能力の向上とアジアの社会・文化に関する専門的知 識の体験的理解。 3年次・・・言語運用能力のさらなる向上と専門的知識・技能の深化、専門ゼミナールによる関心ある領域 の焦点化。 4年次・・・卒業ゼミナールにおける学びの集大成。 専攻科目の構成 ◆基礎科目 アジアについて学ぶために必要な基礎知識を修得し、その後の学びに多様な関心を育む科目群です。 東アジア(中国・韓国など) ・東南アジア(タイ、インドネシアなど) ・南アジア(インド・ネパールなど)・ 西アジア(イラン・アフガニスタンなど)の地域についての基礎知識、並びに政治、経済などの社会科学や 世界史、考古学などの歴史についての理論的知識を学びます。 ◆基幹科目 アジアについての学びをより専門的に身につけるための科目郡です。言語、社会、文化の3領域に分かれ ています。 <言語> 「中国語副専攻」を設け、実践的に言語を学修するとともに、 「社会」 、 「文化」領域に設置された 中国に関する科目を履修することにより、現代の中国社会への総合的理解を深めます。また、アジアでも使 用されている国際共通語「英語」の実用的な運用能力の向上を図る科目の他、 「韓国語」 「ヒンディー語」 「イ ンドネシア語」といったアジア諸言語、日本語教員養成を視野に入れた科目も設定されています。 <社会> 激動する現代アジア社会について、歴史・政治・経済的背景を踏まえ、多角的に学びます。また、 教員免許取得(高等学校の「地理歴史」 ・ 「公民」 、中学校の「社会」 )を視野に入れた科目が充実しています。 <文化> 思想、芸術、衣食住など、アジアの文化的側面を様々な角度から学びます。特に、講義で学んだ 内容をより実践的な知識として身につけるために、インドネシアの舞踊や民族音楽ガムランの演奏、博物館 や遺跡に足を運んでの実習など、体験を重視した科目郡が配置されています。 ◆発展科目 アジアについての学びを発展させ、集大成するための科目群です。 まずは、3 年次開講の専門セミナーを通じて、これまでに学修したアジアの言語、社会、文化についての 知識をもとに、自己の関心を絞り込む作業を行います。 次いで、4 年次開講の卒業セミナーにおいて、少人数による演習を通じて、自ら設定したテーマについて の学修を深め、卒業論文としてまとめます。 ■人間科学科 人間関係専攻 発達臨床心理コース 共通科目のカリキュラムのポイント 仏教、女性、基礎ゼミナール、健康・スポーツ、ライフマネジメント、語学、情報、一般教養に区分が分 けられており、社会人の教養として必要な科目が、幅広く開講されています。主に 1、2 年次に履修しますが、 各自の学びたいものを卒業までに選んで学ぶことができます。 専攻科目のカリキュラムのポイント 1年次・・・心の仕組みや心の発達理解を中心に心理学の基礎知識を固める学修。 2年次・・・ひとの発達理解を深めるとともに臨床心理学や発達支援の方法論の学修。 3年次・・・発達支援・発達臨床の具体的な援助技法や実践的なアプローチの学修。 4年次・・・3年次までの学びの集大成として、卒業論文・卒業研究制作。 専攻科目の構成 ◆基幹科目-人間理解・社会理解・人間支援- 心がどのように発達するのかを学びます。 これから4年間の学びや研究に必要な理論・技法の基礎を身につけ、そのうえでひとの心の発達とはどう いうものかを理解する科目群です。「ひとの心が年代とともにどのように発達するのか」「心の発達に世代ご との文化がどのように関わっているのか」さらに「ひとの“存在”とはどういうことか」などを考える科目 が充実しています。 ◆基幹科目 心の発達をどのように支援していけばいいのかを学びます。 心の発達を支援するために理解しておかなければならないことを、心理的社会的または福祉的角度から、 また教育や保育を通してサポートする立場から見つめ、学んでいきます。さらに社会、地域への適応支援に ついても学びます。 ◆発展科目 発達の過程で起こる心の問題とその支援について学びます。 乳児期から老年期にいたるまで、それぞれの心の発達の過程における支援の方法を学んだり、心を病んで いるひとについて理解するための臨床心理学を学ぶための科目です。また心理テストや実験等を用いて人間 理解の技法を学ぶといった体験的な学修科目も用意しています。 ■人間科学科 人間関係専攻 社会福祉コース 共通科目のカリキュラムのポイント 仏教、女性、基礎ゼミナール、健康・スポーツ、ライフマネジメント、語学、情報、一般教養に区分が分 けられており、社会人の教養として必要な科目が、幅広く開講されています。主に 1、2 年次に履修しますが、 各自の学びたいものを卒業までに選んで学ぶことができます。 専攻科目のカリキュラムのポイント 1年次・・・社会やそこに暮らす人間の存在に関する基礎的な理解を柱とした学修。 2年次・・・社会福祉に関する基本的な理解を確立する学修。 3年次・・・専門的な社会福祉援助に必要となる専門的な知識や技術を学び、ソーシャルワーク実習におい てそれらを実践的に体得する学修。 4年次・・・社会福祉に関する学修の集大成としての論文作成と国家試験対策。 専攻科目の構成 ◆基礎科目 ― 人間理解・社会理解・人間支援 ― 社会福祉を学ぶ前提となる知識や考え方を多面的に修得します。 この科目群では、社会福祉の対象となる生活困難を生みだす社会の構造を分析し、あるいはそれらの生活 困難が個人にもたらす影響に関する基本的な知識や考え方を学んでいきます。具体的には、経済学、法学や 政治学、社会学などの社会科学の知見の修得を基礎としながら、実際に社会福祉援助の対象となる人間の心 理的側面についての基礎的理解を深めます。 ◆基幹科目 社会福祉の原理、社会保障・社会福祉の制度、政策についての基本的な知識や考え方を学ぶとともに、ソ ーシャルワークの具体的な援助方法について学びます。 社会保障・社会福祉の制度、政策に関する知識を基盤としつつ、地域福祉の課題とその実践方法、生活困 難をかかえる人びとに対する相談援助の技術や方法などを修得するための科目群です。社会福祉の原理や歴 史、制度、政策と方法・技術といった専門的な学びの基盤を確立していきます。 ◆発展科目 社会福祉のさまざまな分野・領域における実情と課題を検証し、専門的な知識と技術を修得します。 この科目群では、貧困問題・高齢者問題・児童問題・障害者問題、医療や司法に関わる諸問題など、さま ざまな社会福祉分野・領域の課題を明らかにし、それらに対する具体的なソーシャルワーク実践の具体的方 法について理解を深め、それらの知識や技術を総合的・実践的に修得するために、個別もしくは少人数での 演習や実習という形態での指導を行います。 また、社会福祉コースでの学びの集大成としての卒業研究論文作成に向けて、これも個別もしくは少人数 での演習において、それまでに修得した専門的知識や技術の体系化を図ります。 ■人間科学科 人間形成専攻 初等教育コース 共通科目のカリキュラムのポイント 仏教、女性、基礎ゼミナール、健康・スポーツ、ライフマネジメント、語学、情報、一般教養に区分が分 けられており、社会人の教養として必要な科目が、幅広く開講されています。主に 1、2 年次に履修しますが、 各自の学びたいものを卒業までに選んで学ぶことができます。 専攻科目のカリキュラムのポイント 1年次・・・子ども理解や発達支援に関連する基礎的な知識と、初等教育の基礎的な知識や技能を身につけ る学修。 2年次・・・初等教育の専門的な知識や技能を身につけ、実践へと発展する学修。 3年次・・・初等教育の専門的な知識や技能を身につけ、実践力を高める学修。 4年次・・・初等教育に関わる諸問題について理解し、教育者としての資質を磨く学修。 専攻科目の構成 ◆基礎科目 ― 人間理解・社会理解・人間支援 ― この科目群では、教育や子どもにかかわる幅広い知識や多面的な考え方を学ぶことで、初等教育を学ぶ前 提となる「人間を理解する」ための基礎的な知識や考え方を身につけていきます。これらは、教師としての 幅広い知識や教養となり、専門性を支える基礎となるものです。 ◆基幹科目 初等教育における専門的な知識・技能の基礎・基本について学びます。 この科目群では、初等教育にかかわる教育や子どもに関する知識および各教科における学習内容に関する 基礎的な知識・技能を身につけていきます。 ◆発展科目 初等教育における専門的な知識・技能を実践的に学んでいきます。 この科目群では、初等教育における教育実践にかかわる知識・技能を学び、実践力として身につけていきま す。 ■人間科学科 人間形成専攻 幼児保育コース 共通科目のカリキュラムのポイント 仏教、女性、基礎ゼミナール、健康・スポーツ、ライフマネジメント、語学、情報、一般教養に区分が分 けられており、社会人の教養として必要な科目が、幅広く開講されています。主に 1、2 年次に履修しますが、 各自の学びたいものを卒業までに選んで学ぶことができます。 専攻科目のカリキュラムのポイント 1年次・・・子ども理解や発達支援、保護者支援に関連する基礎的な知識と、保育の基礎的な知識や技能を 身につける学修。 2年次・・・保育の専門的な知識や技能を身につけ、実践へと発展する学修。 3年次・・・保育の専門的な知識や技能を身につけ、実践力を高める学修。 4年次・・・保育に関わる諸問題について理解し、教育者としての資質を磨く学修。 専攻科目の構成 ◆基礎科目 この科目群では、保育や子どもにかかわる幅広い知識や多面的な考え方を学ぶことで、保育を学ぶ前提と なる「人間を理解する」ための基礎的な知識や考え方を身につけていきます。これらは、保育者としての幅 広い知識や教養となり、専門性を支える基礎となるものです。 ◆基幹科目 保育における専門的な知識・技能の基礎・基本について学びます。 この科目群では、保育や子どもに関する知識および保育内容に関する基礎的な知識・技能を身につけてい きます。 ◆発展科目 保育における専門的な知識・技能を実践的に学んでいきます。 この科目群では、保育実践にかかわる知識・技能を学び、実践力として身につけていきます。 ■現代社会学科 ビジネス社会コース (平成 27 年度開設) 共通科目のカリキュラムのポイント 仏教、女性、基礎ゼミナール、健康・スポーツ、ライフマネジメント、語学、情報、一般教養に区分が分 けられており、社会人の教養として必要な科目が、幅広く開講されています。主に 1、2 年次に履修しますが、 各自の学びたいものを卒業までに選んで学ぶことができます。 専攻科目のカリキュラムのポイント 1年次・・・コースでの学びの土台となる基幹科目を学ぶ学修。 2年次・・・基幹科目から発展科目へと学びの幅を広げ、ビジネス社会の多様性を知る学修。 3年次・・・ビジネス社会の多様性を知るための学びを深め、インターンシップ等でそれを体得。 4年次・・・ビジネス社会の多様性を学んだうえで、関心のある領域を決め、深くそれを研究。 専攻科目の構成 ◆基礎科目 「現代社会理解」科目群では、現代社会学の体系やビジネス社会・メディア社会・環境共生社会の各領域 の基礎を理解します。また「地域における女子の高等教育機関として、仏教精神に基づく教育を施し、徳性 豊かな女性を育成する」という本学の目的を反映した科目も含まれます。 「社会学基礎理解」科目群は、社会学の基礎を理解する科目です。 「社会調査」科目群は、データ作成や分析の能力を修得する科目で、卒業時に社会調査士資格を取得する ためには、この科目群のほとんどすべてが必要となります。 (「質的調査法」 「量的調査法」はどちらか1つで も良い) 。 「現代社会実務」科目群は、社会や仕事で必要となるスキルを身に付ける科目として、ソフトウエア関係、 英語関係および「ビジネスコミュニケーション」からなっています。 ◆基幹科目 ビジネス社会を考えるうえで土台となる領域、たとえば「経営史」、「現代経済論」、「経営管理論」、「組織 行動論」、「マーケティング概論」など、経営に関する基幹となる理論を学びます。そのことによって、ビジ ネスを通じて社会に貢献することの難しさ、厳しさを知るとともに、楽しさを知ってもらいたいと思います。 ◆発展科目 現代のビジネスは、技術の発展とともに実に多様性に富んでいます。電子商取引などはその一例ですが、 多様化が進めばそれに伴った規範が必要となります。 「仏教とビジネス」 、 「ビジネスと倫理」はその規範を考 える一助となるでしょう。その他、 「ソーシャルビジネス論」 、 「ファイナンス」、 「観光経営論」 、 「セールスマ ネジメント」など、多様なビジネス社会を見つめるための視点を提供し、学生が自ら興味関心を確かめるこ とができる科目を提供します。 ◆ゼミナール 1 年次の共通科目「基礎ゼミナール」とあわせ 4 年間継続して行われるゼミナールは現代社会学部の特徴 です。基礎から集大成までをゼミナールを軸として行います。それぞれのゼミナールは少人数編成でアクテ ィブ・ラーニングを取り入れて行われます。 2 年次の「基礎専門ゼミナール」は所属するコースの専任教員全員が 3、4 回ずつ交替して担当します。3、 4 年次のゼミナールで行う内容のエッセンスを体験することにより、学び・研究の方向性を決めていきます。 「専門ゼミナール」 「卒業ゼミナール」では大学での学びの集大成として、それぞれのテーマに沿った学び・ 研究を行います。教員ごとのゼミナールが扱うテーマの方向性については、 「基礎専門ゼミナール」を参考に します。いずれにしても個々のテーマと現代社会との関わりを常に意識しながら行われます。3 年生の「専 門ゼミナール」と 4 年生の「卒業ゼミナール」は同時間帯に一緒に行われます。それによってコミュニケー ション能力、リーダーシップ、チームワークなども身につけることができます。 ■現代社会学科 メディア社会コース (平成 27 年度開設) 共通科目のカリキュラムのポイント 仏教、女性、基礎ゼミナール、健康・スポーツ、ライフマネジメント、語学、情報、一般教養に区分が分 けられており、社会人の教養として必要な科目が、幅広く開講されています。主に 1、2 年次に履修しますが、 各自の学びたいものを卒業までに選んで学ぶことができます。 専攻科目のカリキュラムのポイント 1年次・・・コースの根幹となる基幹(講義)科目を学び、コース内容に関する基礎を身につける学修。 2年次・・・メディアとポピュラー文化について学ぶための基礎となる基幹講義科目と基幹演習科目 <基礎専門ゼミは別途>。 3年次・・・コースの基礎となる基幹(講義)科目を学ぶとともに、発展(講義)科目において個々の内容 をさらに深める学修<専門ゼミは別途>。 4年次・・・発展講義科目において個々の内容をさらに深めるとともに、他コースと連携した科目により幅 広く学ぶ学修<卒業ゼミは別途>。 専攻科目の構成 ◆基礎科目 「現代社会理解」科目群では、現代社会学の体系やビジネス社会・メディア社会・環境共生社会の各領域 の基礎を理解します。また「地域における女子の高等教育機関として、仏教精神に基づく教育を施し、徳性 豊かな女性を育成する」という本学の目的を反映した科目も含まれます。 「社会学基礎理解」科目群は、社会学の基礎を理解する科目です。 「社会調査」科目群は、データ作成や分析の能力を修得する科目で、卒業時に社会調査士資格を取得する ためには、この科目群のほとんどすべてが必要となります。 (「質的調査法」 「量的調査法」はどちらか1つで も良い) 。 「現代社会実務」科目群は、社会や仕事で必要となるスキルを身に付ける科目として、ソフトウエア関係、 英語関係および「ビジネスコミュニケーション」からなっています。 ◆基幹科目 導入から基礎的内容までを中心に、カテゴリー的に学ぶ基幹講義科目と、実践力を身につけるべく、基礎 となるスキルを身につける基幹演習科目からなっています。講義・演習ともにアクティブ・ラーニングをほ とんどの科目で取り入れ、演習科目は少人数クラス編成の授業で行います。 講義科目としては、メディア分野では根幹となる「メディア論」を学んだ後に、現代社会を軸として産業・ コンテンツ・情報通信・地域などとの関連を学びます。ポピュラー文化分野では根幹となる「ポピュラー文 化論」を学んだ後に、現代社会を軸として表象・産業・サブカルチャー・大衆文化史などとの関連を学びま す。 演習科目としては、メディア分野では、メディアを的確にとらえ、活用し、制作するためのスキルを身に つけます。ポピュラー文化分野では現代社会におけるさまざまな文化を分析・考察することにより文化を通 して現代社会を理解する方法を身につけます。 ◆発展科目 基幹講義・基幹演習科目を踏まえての個別のテーマへと応用・展開していくのが発展科目です。ほとんど の科目においてアクティブ・ラーニングを取り入れた授業を行います。 メディア分野ではマスメディアを中心にソーシャルメディアなどを含む情報メディアまでを網羅して学び ます。主なテーマとしては、ジャーナリズム・テレビ・映画・広告・出版・ソーシャルメディア・情報ネッ トワーク・メディア倫理などのテーマを扱います。ポピュラー文化分野では現代社会にいて様々な形となっ て表れている文化を調査・分析・考察していきます。主なテーマとしては、文化政策・オタク文化・マンガ・ アニメ・ファッション文化・地域文化・文化とグローバリズム・文化と芸術などのテーマを扱います。 ◆ゼミナール 1 年次の共通科目「基礎ゼミナール」とあわせ 4 年間継続して行われるゼミナールは現代社会学部の特徴 です。基礎から集大成までをゼミナールを軸として行います。それぞれのゼミナールは少人数編成でアクテ ィブ・ラーニングを取り入れて行われます。 2 年次の「基礎専門ゼミナール」は所属するコースの専任教員全員が 3、4 回ずつ交替して担当します。3、 4 年次のゼミナールで行う内容のエッセンスを体験することにより、学び・研究の方向性を決めていきます。 「専門ゼミナール」 「卒業ゼミナール」では大学での学びの集大成として、それぞれのテーマに沿った学び・ 研究を行います。教員ごとのゼミナールが扱うテーマの方向性については、 「基礎専門ゼミナール」を参考に します。いずれにしても個々のテーマと現代社会との関わりを常に意識しながら行われます。3 年生の「専 門ゼミナール」と 4 年生の「卒業ゼミナール」は同時間帯に一緒に行われます。それによってコミュニケー ション能力、リーダーシップ、チームワークなども身につけることができます。 ■現代社会学科 環境共生社会コース (平成 27 年度開設) 共通科目のカリキュラムのポイント 仏教、女性、基礎ゼミナール、健康・スポーツ、ライフマネジメント、語学、情報、一般教養に区分が分 けられており、社会人の教養として必要な科目が、幅広く開講されています。主に 1、2 年次に履修しますが、 各自の学びたいものを卒業までに選んで学ぶことができます。 専攻科目のカリキュラムのポイント 1年次・・・人間と自然との関係について考える基礎となる内容を学ぶ学修。 2年次・・・人の環境に関する諸問題について広く学び、演習によって具体的課題に取り組む学修。 3年次・・・人の環境に関する諸問題について深化させて学び、実社会における問題を考える学修。 4年次・・・卒業ゼミなどにおいて、実際の問題に取り組み自ら解決方法を考えていく力をつける学修。 専攻科目の構成 ◆基礎科目 「現代社会理解」科目群では、現代社会学の体系やビジネス社会・メディア社会・環境共生社会の各領域 の基礎を理解します。また「地域における女子の高等教育機関として、仏教精神に基づく教育を施し、徳性 豊かな女性を育成する」という本学の目的を反映した科目も含まれます。 「社会学基礎理解」科目群は、社会学の基礎を理解する科目です。 「社会調査」科目群は、データ作成や分析の能力を修得する科目で、卒業時に社会調査士資格を取得する ためには、この科目群のほとんどすべてが必要となります。 (「質的調査法」 「量的調査法」はどちらか1つで も良い) 。 「現代社会実務」科目群は、社会や仕事で必要となるスキルを身に付ける科目として、ソフトウエア関係、 英語関係および「ビジネスコミュニケーション」からなっています。 ◆基幹科目 環境共生社会コースの専門科目は、「自然」、「生活」、「社会」の科目群に分かれています。「自然」では、 自然の仕組みや自然に対する考え方などについて、人間と自然との関係を学ぶための基礎的なことを、 「生活」 では、住まいやまちづくりなどの身近な生活環境についての基礎的なことを、 「社会」では、資源、エネルギ ー、商品、健康から循環型社会などの社会システムの基礎について学びます。 ◆発展科目 それぞれの科目群の発展的な内容を学びます。 「自然」では、自然に実際に触れる演習や文明との関係、 「生 活」では、住環境やまちづくりの演習を行い、 「社会」では、企業や自治体の環境マネジメントや、NPOな どについて学びます。 ◆ゼミナール 1 年次の共通科目「基礎ゼミナール」とあわせ 4 年間継続して行われるゼミナールは現代社会学部の特徴 です。基礎から集大成までをゼミナールを軸として行います。それぞれのゼミナールは少人数編成でアクテ ィブ・ラーニングを取り入れて行われます。 2 年次の「基礎専門ゼミナール」は所属するコースの専任教員全員が 3、4 回ずつ交替して担当します。3、 4 年次のゼミナールで行う内容のエッセンスを体験することにより、学び・研究の方向性を決めていきます。 「専門ゼミナール」 「卒業ゼミナール」では大学での学びの集大成として、それぞれのテーマに沿った学び・ 研究を行います。教員ごとのゼミナールが扱うテーマの方向性については、 「基礎専門ゼミナール」を参考に します。いずれにしても個々のテーマと現代社会との関わりを常に意識しながら行われます。3 年生の「専 門ゼミナール」と 4 年生の「卒業ゼミナール」は同時間帯に一緒に行われます。それによってコミュニケー ション能力、リーダーシップ、チームワークなども身につけることができます。 ■大学院 人間科学研究科 人間科学専攻 ◆基礎教育科目 基礎教育科目は、人間理解と人間支援という視点を統合した本研究科の「人間科学」の基本理念について基 礎的な理解を図るとともに、既に身につけている専門的素養を再認識し、自らの学修目標や研究計画を明確 に意識することをねらいとしています。 ◆基幹教育科目 基幹教育科目は、本研究科における「人間科学」の考え方について、より具体的な視点を示し、人間理解と 人間支援の今日的課題を概観することをねらいとしています。 ◆専門教育科目 専門教育科目は、当該研究分野の各領域を構成する科目で、自らの専門的な知識を深めるとともに、複数 の学問的課題の中心に関連性を求め、研究の視点を広げることをねらいとしています。 ◆研究指導科目 研究指導科目は「研究基礎」にて研究生活に必要な研究スキルを身につけること、さらに「研究指導Ⅰ」 「研究指導Ⅱ」では、一貫した研究指導教員のもと、修士論文の作成へ向けた個人指導を行い、各自の研究 計画に基づき、研究課題の明確化、論証性、独自性を追求していくことをねらいとしています。 ■現代教養学科 (平成 27 年度入学生より募集停止) 共通科目のカリキュラムのポイント 筑女コア、生き方を考える、現代社会を生きる、コミュニケーション・スキル、資格認定、海外研修に区 分が分けられており、社会人の教養として必要な科目が、幅広く開講されています。 各自の学びたいものを卒業までに選んで学ぶことができます。 専門教育科目のカリキュラムのポイント 1年次・・・人間形成の核となる「基盤科目」の学習、および「教養発展科目」の学習 2年次・・・自分の興味や目標を中心とした、資格取得や「キャリア養成科目」の選択学習 専門教育科目の構成 ◆学科基盤科目 本学科におけるさまざまな学びの基礎となり、そこで習得した力を生かすための基盤となる科目群です。 「社会とは」「人間とは」「日本人とは」といったテーマについて幅広く深く考え、物事の本質を見極める 視点や知性を育みます。その一方で、現代社会がどのような知識や技術を求めているのかを知り、自分なら その要請にどのように応えていくかを考えるなど、 「現代教養」を身につけるうえで基盤となる学びに取り組 みます。 ◆教養発展科目 コミュニケーション力の向上をポイントに、現代にふさわしい教養を育成します。 この科目群においてとくにポイントとなるのが<コミュニケーション・日本語>です。社会において自分の 能力を充分に発揮するには、人とスムーズにつながっていく力、自己表現する力が必要です。 このコミュニケーション力をしっかり身につけたうえで、文化のあり方や社会生活、家庭生活についての 基本的な知識といった教養を磨いていきます。 ◆キャリア形成科目 職業人の育成を目標とした科目群です。 具体的な職業に結びつくキャリア教育と資格取得を支援する学びが中心です。 ■幼児教育科 (平成 27 年度入学生より募集停止) 共通科目のカリキュラムのポイント 筑女コア、生き方を考える、現代社会を生きる、コミュニケーション・スキル、資格認定、海外研修に区 分が分けられており、社会人の教養として必要な科目が、幅広く開講されています。 各自の学びたいものを卒業までに選んで学ぶことができます。 専門教育科目のカリキュラムのポイント 1年次・・・基礎理論や基礎技術を身につけ、段階的に実践へと発展する学習 2年次・・・授業と現場実習で学んだ知識と体験を基に、保育者としての学びを深める学習 専門教育科目の構成 ◆保育の基礎技能 子どもの感受性や身体能力を育む基礎知識と専門的技術を身につけます。 音楽は、現場で毎日必要となるピアノの技術を中心に基礎からしっかり学べます。 美術は造型表現の諸分野における知識と技術を、体育は子どもの遊びや運動などはもちろん、自らの身体 意識の向上や体力づくりにも取り組むことを目指しています。 ◆保育の理論 保育・教育を理論的に考える力を養い、保育の制度について学びます。 乳幼児期は、児童期・思春期の基本となる時期。それだけに発育の全体像を理解し、保育や教育の原理を つかんだうえで、乳幼児期の子どもたちと関わることが大切になります。 「言葉の発達にどう関わるべきか」 「コミュニケーションスキルはどのように育てるか」といった、子ども たちと実際に関わる中で生きてくる理論や、子育て支援といった、現代社会における保育ニーズを考える際 に必要となる理論などを学習します。 ◆子どもの理解 心理的・医学的・栄養学的といった多角的な視点で子どもを理解するための知識と技法を学習すると同時 に、子ども一人ひとりを見つめる意識を育みます。現場経験の豊富な教員が具体的な事例を通して分かりや すい授業を行います。 ◆保育の内容・方法 保育領域から発想していくことを重視した授業が充実しています。 様々な保育内容、方法を理論的・実践的に学ぶことができます。
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