早稲田大学法学部主催シンポジウム 「立憲主義の危機に抗して―法と知の復権のために」 法学部での研究教育活動の根幹をなす「立憲主義」や「法の支配」といった 法学の基 本原理への挑戦といわざるを得ない 言動と論理が政治の場で跋扈し、これに基づく立法 がなされようとしています。私達大学人がこれを黙過すれば、この動向を容認する意思 表示となり、私達の学問教育活動の意義を自ら否定することにな りかねません。 この危機に抗して、法学の基本原理が持つ規範的意味を改めて確認し、日本国憲法と これを巡る政治状況の歴史的文脈を分析し、政治に対して学知が果たすべき 使命を議論 します。 日 時:2015 年 9 月 16 日(水) 14 時~17 時 会 場:早稲田大学早稲田キャンパス 3 号館 501 教室 企画趣旨説明 楜澤 能生(早稲田大学教 授) 第一報告 「知・政治・憲法の Triade」 樋口 陽一 氏(東北大学・東京大学名誉教授) 第二報告 「立憲主義に対するあからさまな挑戦について」 長谷部 恭男 氏(早稲田大学教授) 第三報告 「立憲主義をめぐる現局面の日本史的文脈」 水林 彪 氏(早稲田大学教授) パネルディスカッションと質疑応答 座長 今関 源成(早稲田大学教授)
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