1 放物線 C : y = x 2 上に異なる 2 点 P,Q をとる.P,Q

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放物線 C : y = x2 上に異なる 2 点 P,Q をとる.P,Q の x
座標をそれぞれ p,q(ただし,p < q )とする.直線 PQ の
傾きを a とおく.以下の問いに答えよ.
2
n を自然数,i を虚数単位とする.集合 I1 ; I2 ; I3 ; I4 ,およ
び Aを
(1) a を p; q を用いて表せ.
(2) a = 1 とする.直線 PQ と x 軸の正の向きとなす角 µ1(た
だし,0 < µ1 < ¼ )を求めよ.
(3) a = 1 とする.放物線 C 上に点 R をとる.R の x 座標を r(た
だし,r < p )とする.三角形 PQR が正三角形になるとき,直
線 PR と x 軸の正の向きとのなす角 µ2(ただし,0 < µ2 < ¼ )
を求めよ.また,このとき直線 PR の傾き,および直線 QR
の傾きを,それぞれ求めよ.さらに,正三角形 PQR の面積を
I1 = fk j k は n 以下の自然数 g
I2 = f¡k j k は n 以下の自然数 g
I3 = fki j k は n 以下の自然数 g
I4 = f¡ki j k は n 以下の自然数 g
A = I1 [ I2 [ I3 [ I4 [ f0g
とする.集合 A の要素が 1 つずつ書かれたカードが 4n + 1 枚
ある.ただし,それぞれのカード に書かれている要素は異な
るものとする.これらのカード をよくまぜて,左から右に一
求めよ.
(4) a = 2 とする.放物線 C 上に点 S(1; 1) をとる.三角形 PQS
¼
が ÎS =
である直角三角形になるとき,この三角形の面
2
積を求めよ.
列に並べる.左から k 番目のカード に書かれた数を Xk とす
るとき,次の確率を求めよ.
(1) 積 X1 X2 X3 が 0 となる.
(2) 積 X1 X2 X3 が実数となる.
( 長崎大学 2015 )
(3) 和 X1 + X2 が実数となる.
(4) X1 (X2 + X3 ) が 0 となる.
(5) X1 (X2 + X3 ) が実数となる.
( 愛媛大学 2015 )
3
a < b とする.放物線 y = x2 上の 2 点 A(a; a2 ),B(b; b2 )
4
におけるそれぞれの接線の交点を C とおく.ÎACB = 60± で
(1) n 個の実数 a1 ; a2 ; Ý; an に対して
あるとする.
(1) a + b = 0 のとき,a を求めよ.
¡!
¡!
(2) ある正の実数 k を 用いて CA = ¡k(1; 2a),CB =
k(1; 2b) と表されることを示せ.
p
p
3
3
(3) a < ¡
; b>
を示せ.
6
6
(4) b を a を用いて表せ.
次の問いに答えよ.
$
n
P
k=1
2
ak < 5 n
n
P
k=1
ak 2
が 成 立 す る こ と を 示 せ .ま た ,等 号が 成 立 す る た め の
a1 ; a2 ; Ý; an についての必要十分条件を求めよ.
( 滋賀医科大学 2015 )
(2) 偏りをもつサイコロを 2 回投げるとき,同じ目が続けて出る
1
確率は
よりも大きいことを示せ.ただし ,サイコロが偏
6
りをもつとは,1 から 6 の目が同様に確からし く出ないこと
をいう.
( 信州大学 2015 )
5
6
n を自然数とする.
鋭角三角形 4ABC について,ÎA,ÎB,ÎC の大きさを,そ
(1) n 以下の非負の整数 k について,関数 x(1 + x)n の導関数の
れぞれ A,B,C とする.4ABC の重心を G,外心を O とし,
xk の係数を求めよ.
n
P
(2)
(k + 1)2 n Ck = (n + 1)(n + 4)2n¡2 を示せ.
外接円の半径を R とする.
(1) A と O から辺 BC に下ろした垂線を,それぞれ AD,OE と
k=0
( 信州大学 2015 )
する.このとき,
AD = 2R sin B sin C;
OE = R cos A
を証明せよ.
(2) G と O が一致するならば 4ABC は正三角形であることを証
明せよ.
(3) 4ABC が正三角形でないとし ,さらに OG が BC と平行で
あるとする.このとき,
AD = 3OE;
tan B tan C = 3
を証明せよ.
( 九州大学 2014 )
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xy 平面上で,媒介変数 µ により
x=
B
cos 2µ cos µ;
y=
B
cos 2µ sin µ
#¡
¼
¼
;
5µ5
4
4
と表される曲線を C とする.
連続関数 f(x) は次の条件を満たす.
f(x) = 1 +
Z
x
0
(x ¡ t)f(t) dt
このとき,次の問いに答えよ.
(1) 曲線 C 上で y 座標が最大となる点の座標を (p; q) とする.
(p; q) を求めよ.
(1) Á(x) = f(x) + f0 (x) とおくとき,
Á0 (x)
を求めよ.
Á(x)
(2) f(x) を求めよ.
(2) 曲線 C で囲まれた図形のうち x = p の部分の面積を求めよ.
ただし,p は (1) で求めた x 座標である.
( 埼玉大学 2014 )
( 鳥取大学 2015 )