オ オホ ホー ーツ ツク ク 体力向 上サポ ートだ より 第1号(平成 27 年4月 16 日)通算4号 北海道教育庁オホーツク教育局 4月 14 日(火) 、北海道立北見体育センターにおいて、 「平成 27 年度新体力テスト指導改善エキスパート養成事業」を開催しました。 管内全市町村からそれぞれ 1~2名の中学校の先生方が集まり、子ど もの意欲を引き出す指導方法の工夫や、新体力テストの種目につなが る運動のコツについて、実技を通して理解を深めました。 にて、新体力テストの実施に向けて、子どもがもっている力を発揮し、 意欲を引き出す指導方法について ■子どもの意欲を引き出すための「体つくり運動」 【グーパー跳び】 ポイント① 【ジャンケン足開き】 運動が苦手な子どもの意欲 を引き出すためには、ペアや グループで運動を行ったり、 ゲームの要素を取り入れたり するなど、適度な運動量を確 保しながら継続して取り組む ことが大切です。 ペアで手をつないで向かい合い、 「1、2,1、2」の合図で 開いたり閉じたりする足を踏まないようにジャンプします。 後ろ向きにも挑戦。楽しく運動量を確保することができます。 ■新体力テストの種目につながる「運動のコツ」 【上体起こし】 【ハンドボール投げ】 2 人で向かいあって立ち、ジャンケンをして負けたら決めら れた床のマス目の数だけ足を開きます。開けなくなったら負 けとなります。遊び感覚で柔軟性を高めることができます。 ポイント② 【反復横跳び】 テスト実施前に、種目につながる 運動や実施のコツを指導すること で、子どもたちが自分のもっている 力を最大限に発揮することができ ます。 【長座体前屈】 腹筋に力を入れ、腰を床に押し つけながら頭を起こし、へそを 見ます。体のどの部分を使うの か意識させることができます。 紙鉄砲を鳴らす練習 を行うと、手首のスナ ップの感覚をもたせ ることができます。 ひざを軽く曲げ、上半身 はあまり動かさないよ うに、「振り子」のイメ ージでステップします。 ■本事業の受講者を講師として研修会を各市町村で開催し、取組を普及させましょう。 ■子どもがもっている力を十分に発揮させ、運動に対する意欲を高めるために、新体 力テストの実施前に校内研修を実施しましょう。 ■各校に配布されている「新体力テスト解説 DVD(改訂版) 」を全教職員で必ず視聴し、 正しい実施方法や効果的な指導方法について理解を深めましょう。 テスト実施前にストレ ッチを行い、筋肉を十分 に温めておくことが大 切です。床に着ける手を 「チョキ」 「グー」 「パー」 と、スモールステップで 前屈量を伸ばしていく と効果的です。 新体力テストの種目につながる運動例は北海道教育委員会ホームページ (http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/ktk/shintairyokutesutopage.htm)に掲載していま す。ぜひ参考にしてください。
© Copyright 2024 ExpyDoc