ことば・きこえの教室

平成27年4月18日
No.1
赤羽小学校 ことば・きこえの教室
「ことば・きこえの教室」って何?
赤羽小学校には、
「ことば・きこえの教室」があります。ここは、ことばやきこえについて、
学校での勉強とは別に勉強をする通級制の教室です。通級制とは、ふだんは、学級で授業をし、
週1回か2回、1時間程度、ことば・きこえの教室で勉強をする学習の仕方です。現在、赤羽小に
は 74 名の児童が通級指導を受けています。そのうち、赤羽小に在籍している児童は 24 名です。
「ことば・きこえの教室」ってどこにあるの?
「ことば・きこえの教室」は、赤羽小学校の校庭北側にある別棟の2階に
あります。1・2・3・5年生は、4月にことば・きこえの教室に来て聴力
検査を受けます。また、1年生は読み書きの基礎となる検査を行います。
ことばやきこえの心配ってどんなこと?
次のような、ことばやきこえについての心配がある場合には、通級の相談を勧めています。
○発音の心配がある:1年生になっても「さかな」を「たたな」
、
「つくえ」を「ちゅくえ」と発音
するなど、発音に心配がある。
○ことばがはっきりしない:
「だいこんをたべました」と言ってはいるが、
「だあこたべあった」と
言うなど、全体的にはっきりしない言い方をする。
○話し始めや途中でつまったり、音を繰り返したりする:「ぼ、ぼ、ぼくが」と始めの音を繰り返
す、なかなかことばが出ずに「……ぼくが!」と言う。
○表現したいことをうまくことばで言い表せない:言いたいことばが浮かばずに「えっと…」「な
んて言うんだっけ」等が多く、なかなか自分の考えや思いを伝えられない。
○聞き逃し、聞き返しがたびたびある:先生の話を聞きもらすことや、聞いていても、何をすれば
いいのか分からず、行動が遅れがちになる。
○読み書き:聞くこと、話すことに問題はないのに、読むこと・書くことが、著しく苦手である。
音読がたどたどしい、文字を書くスピードが遅い、学習を繰り返しても、仮
名文字や漢字を覚えられない。
どうしたら相談できるの?
ことばやきこえについて心配なことがありましたら、まずは、担任の先生に相談してください。
担任の先生から、校内の委員会に心配の内容が伝わります。校内委員会で、通級の相談を勧めた方
が良いと判断されると、必要な資料を区の教育相談所に送ります。相談所及びことば・きこえの教
室から相談の書類が届きます。また、教育相談所の心理士から発達検査の連絡があります。
その後、ことば・きこえの教室で相談を行い、通級を勧めた方が良いのかどうかを検討します。
後日、結果について連絡し、通級指導が始まります。