過去には平成6年の大渇水が大きな問題となりましたが、近年の降水量

過去には平成6年の大渇水が大きな問題となりましたが、近年の降水量は図1のとおりで、平年並
みの降水量を前後している状況にあります。
一方、平成37年度の生活用水需要量は、全体的には平成17年度と同程度になるものと予測され
ていますが、需要の増加が見込まれている地域があり、需給バランスを確保する必要があるため、水源
域森林の整備などにより水源のかん養を図ることが重要です。
表1 生活用水の水需給の見通し(取水ベース)
(単位:m3/日)
長崎地方気象台
2,400
2,200
2,000
1,800
1,600
1,400
1,200
1,000
800
600
400
200
0
佐世保観測所
平 年
降水量
平成6年
平成19年 平成20年 平成21年 平成22年 平成23年
図1 大渇水時の平成6年と過去5年間の年間降水量の推移
区 分
需 要 量
供給可能水量
供給余裕量
県
平成17年度
163,166
191,774
28,608
北
平成37年度
194,470
204,158
9,688
県
平成17年度
362,845
412,773
49,928
南
平成37年度
385,241
421,098
35,857
離
平成17年度
75,918
78,583
2,665
島
平成37年度
54,349
75,572
21,223
合
平成17年度
601,929
683,130
81,201
計
平成37年度
634,060
700,828
66,768
※開発水量を含む
(出典:ながさき21水ビジョン)