和歌山県野菜 和歌山県野菜振興計画 野菜振興計画(平成28 (平成28年度~平成 28年度~平成32 年度~平成32年度) 32年度) 策 定 の 根 拠 法 令 回 計 画 と の 違 い ▶ 「生産施設の高度化」「省エネ化」「省力・低コスト化」対策の重点化 ▶ 加工・業務用野菜の産地育成の一層の推進 なし 現 前 状 と 課 題 【野菜を取り巻く情勢】 ▶ 全国の野菜産出額は、畜産に次いで第2位(全体の29%) ▶ 加工・業務用野菜が需要量全体の約6割 ▶ TPP協定合意 【生産】 ▶ 野菜産出額はピーク時(H3)に比べて64%まで減少 ▶ 施設栽培品目の作付面積は横ばい傾向、露地品目では減少傾向 ▶ 施設栽培では、簡易なパイプハウスの割合が高い(87%) ▶ 燃油価格の高騰に伴う生産コストの上昇 ▶ 異常高温による生育不良等の発生 【担い手】 ▶ 担い手の減少と高齢化 ▶ 新規就農者数が目標(年間200人)に届いていない 【農地】 ▶ 1経営体あたりの経営耕地面積が全国平均に比べ小さい 今 回 計 画 の 作付面積(ha) 業務用野菜の面積(H26) 産出額(億円) 今 1 回 計 画 の 目 標 平成25年度 2,481 38 160 概 平成32年度(目標) 2,610 80 175 要 施設園芸の振興 パイプハウスの耐風性向上等設備の高度化、省エネ化、新品種や新技術の導入を推進 2 露地野菜の振興 省力化機械・施設の整備、新品種、高品質生産や省力化につながる技術の導入を推進 3 省力・低コスト生産の推進 省力化機械や育苗施設等の整備、低コスト化技術の開発と導入を推進 4 県オリジナル品種の育成と普及 食味や形質、生産性の高い品種育成と普及(いちご、実えんどう、ししとう、甘長とうがらし) 5 加工・業務用野菜の産地育成 加工・業務用野菜の産地育成 加工適性の優れた品種選定や生産技術の確立、通いコンテナ、集出荷場等の整備を推進 6 担い手の育成・確保 農業経営を重視したカリキュラム導入等による県農業大学校の充実 7 農地の流動化、集積・集約化の推進 農地中間管理機構・農地活用協議会による優良農地の確保と担い手への農地集積を推進 【販売】 ▶ 輸入野菜の増加 ▶ 流通・販売チャネルの多様化 ▶ 鮮度、安全・安心志向の高まり 8 多様な流通・販売への対応 鮮度保持のための予冷設備等の整備、マーケットインの視点に立った商品づくりを推進 9 野菜の需要拡大 栄養・機能性成分量の分析とPR、学校給食での利用促進 10 安全・安心な野菜生産の推進 わかやま農産物安心プラス認証制度、GAP等の推進
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