・眼鏡なしの生活を目指して・ メガネ、コンタクトレンズを使っている人は、目に怠ける癖がついています。目の筋肉の動きが足りない為 に、不健康な目の症状の出る事が多くなります。メガネを外すのは目を健康に保つ為の予防策です。裸眼に少 しずつ慣れて行くことが大切です。目も脳も繊細です。微妙な変化を正確に捉えるには裸眼でいる必要があり ます。 ベイツ・メソッドを始める前の準備と心得 1 メガネを外した途端に何も見えないと思っていませんか? 不思議に色々と見えます。見まわして楽しむことを積極的にします。眼鏡依存が 習慣化しています。コンタクトや眼鏡に頼らないでも出来る事が沢山あります。 それを、徐々に発見していきます。 2 メガネなしで過ごす時間や行動範囲を広げる。 先ず、自分の部屋の中では普段はメガネを掛けない決心をします。場所によって、 或いは時間帯によってメガネの必要でない場合があります、検討して下さい。 3 3秒ルール(一か所を見つめるのは 3 秒以内)を守る。 目は開いている限り、いつも見ているし脳は素早く理解します。3秒以上見続ける必要はありません。 ジィーっと見つめると目が疲れます。長く見る時は、1秒につき3回マバタキをし、目の表面を潤します。 4 目と顔を同時に動かす。目は常に鼻の前方を見る。 目は顔の中心、正面の位置でリラックスするように出来ています。 目を緊張させない為に、横目、上目、下眼使いをしないように注意します。 顔を目と一緒に動かすと、頭はいつも、かすかに動いているので、肩と首をコリが解消します。 5 見えるまで視線を小さく動かしながらゆったりと呼吸をして待つ。 慣れるまでは、脳の指令が目の筋肉に届くのに時間の掛かる場合があります。 セカセカした気持ちは緊張を作りますが、ゆっくりした呼吸は全身をリラックスさせます。 6 身体の調子と眼の調子は同じ。練習には興味のあるものを見る。 目が回復しても、ある場合、時によっては、良く見えないことがあります。逆戻りではありません。 また退屈すると脳が緊張し、機能が悪くなります。無理に厭な事をするのは健康を損ねます。 7 遠くを見るときも近くを見るときも眼の表情は同じ。 近視の人は近くを見ている時と同じ目で遠くを見、遠視の人は遠くを見るつもりの目で近くをみます。 8 積極的に自分を鏡に写して顔、姿勢を観察し、癖を矯正する。 首、背骨を曲げた悪い姿勢では見る角度が偏ります。顔の筋肉を固めない、シワを作らないようにします。 9 物が不確かに見えたら、近寄って行き、想像と事実の違いを確かめる。 事実を記憶して戻って来てから、もう一度それを見ると、見え方が変わり、よく見えるのに気付きます。
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