自動車検査独立行政法人審査事務規程 第7章 新規検査及び予備検査 第8章 (指定自動車等以外の自動車) 継続検査及び構造等変更検査等 (使用の過程にある自動車) 7-60 排気管 8-60 7-60-1 性能要件(視認等による審査) 8-60-1 性能要件(視認等による審査) 排気管 自動車の排気管は、発散する排気ガス等により、乗 自動車の排気管は、発散する排気ガス等により、乗 車人員等に傷害を与えるおそれが少なく、かつ、制動 車人員等に傷害を与えるおそれが少なく、かつ、制動 装置等の機能を阻害しないものとして取付位置、取付 装置等の機能を阻害しないものとして取付位置、取付 方法等に関し、視認等その他適切な方法により審査し 方法等に関し、視認等その他適切な方法により審査し たときに、次の基準に適合するものでなければならな たときに、次の基準に適合するものでなければならな い。 (保安基準第 31 条第 7 項関係、細目告示第 41 条 い。 (保安基準第 31 条第 7 項関係、細目告示第 197 第 6 項関係、細目告示第 119 条第 6 項関係) 条第 6 項関係) ① 排気管は、左向き又は右向きに開口していない ① 排気管は、左向き又は右向きに開口していない こと。 こと。 なお、排気管の開口部であって、車両中心線を なお、排気管の開口部であって、車両中心線を 含む鉛直面に対して左向き又は右向きに 30°を 含む鉛直面に対して左向き又は右向きに 30°を 超えない傾きを有し、発散するガスが他の交通に 超えない傾きを有し、発散するガスが他の交通に 悪影響を及ぼすおそれがないと認められるもの 悪影響を及ぼすおそれがないと認められるもの はこの基準に適合するものとする。(細目告示第 はこの基準に適合するものとする。(細目告示第 119 条第 6 項第 1 号) 197 条第 6 項第 1 号) (参考図) (参考図) ② 排気管は、発散する排気ガス等により法第 11 ② 排気管は、発散する排気ガス等により法第 11 条第 1 項の自動車登録番号標又は法第 73 条第 1 条第 1 項の自動車登録番号標又は法第 73 条第 1 項(法第 97 条の 3 第 2 項において準用する場合 項(法第 97 条の 3 第 2 項において準用する場合 を含む。)の車両番号標の数字等の表示を妨げる を含む。)の車両番号標の数字等の表示を妨げる 位置に開口していないこと。 (細目告示第 197 条 第 6 項第 2 号) ③ 位置に開口していないこと。 (細目告示第 119 条 第 6 項第 2 号) 排気管は、車室内に配管されていないこと。 (細 ③ 目告示第 119 条第 6 項第 3 号) 排気管は、車室内に配管されていないこと。 (細 ④ 排気管は、接触、発散する排気ガス等により自 目告示第 197 条第 6 項第 3 号) ④ 動車(当該自動車が牽引する被牽引自動車を含 動車(当該自動車が牽引する被牽引自動車を含 む。)若しくはその積載物品が発火し又は制動装 む。)若しくはその積載物品が発火し又は制動装 置、電気装置等の装置の機能を阻害するおそれの 置、電気装置等の装置の機能を阻害するおそれの ないものであること。 (細目告示第 119 条第 6 項 ないものであること。 (細目告示第 197 条第 6 項 第 4 号関係) ⑤ 排気管は、接触、発散する排気ガス等により自 第 4 号関係) 排気管は確実に取付けられており、かつ、損傷 していないこと。 (細目告示第 119 条第 6 項第 3 号関係) ⑤ 排気管は確実に取付けられており、かつ、損傷 していないこと。 (細目告示第 197 条第 6 項第 3 号関係) 7-60-2 欠番 8-60-2 欠番 7-60-3 欠番 8-60-3 欠番 8-60-4 適用関係の整理 7-60-4 の規定を適用する。 7-60-4 適用関係の整理 (1)昭和 46 年 12 月 31 日以前に製作された自動車については、7-60-5(従前規定の適用①)の規定を適用する。 (適用関係告示第 28 条第 1 項第 8 号関係) 7-60-5 従前規定の適用① 7-60,8-60 排気管(最終改正:第 68 次) 1 / 2 自動車検査独立行政法人審査事務規程 第7章 新規検査及び予備検査 第8章 (指定自動車等以外の自動車) 継続検査及び構造等変更検査等 (使用の過程にある自動車) 昭和 46 年 12 月 31 日以前に製作された自動車については、次の基準に適合するものであればよい。(適用関係 告示第 28 条第 1 項第 8 号関係) 7-60-5-1 性能要件(視認等による審査) 自動車の排気管は、次の基準に適合するものでなければならない。 ① 排気管は、左向きに開口していないこと。 なお、排気管の開口部であって、車両中心線を含む鉛直面に対して左向きに 30°を超えない傾きを有し、 発散するガスが他の交通に悪影響を及ぼすおそれがないと認められるものはこの基準に適合するものとす る。 (参考図) ② 排気管は、発散する排気ガス等により法第 11 条第 1 項の自動車登録番号標又は法第 73 条第 1 項(法第 97 )車両番号標の数字等の表示を妨げる位置に開口していないこ 条の 3 第 2 項において準用する場合を含む。 と。 ③ 排気管は、車室内に配管されていないこと。 ④ 排気管は、接触、発散する排気ガス等により自動車(当該自動車が牽引する被牽引自動車を含む。)若しく はその積載物品が発火し又は制動装置、電気装置等の装置の機能を阻害するおそれのないものであること。 ⑤ 排気管の取付けが確実であり、かつ、損傷していないこと。 7-60,8-60 排気管(最終改正:第 68 次) 2 / 2
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