緊急事態対照表

○改革結集の会・憲法改正案対照表(緊急事態関係)
(下線部は改正箇所)
改革結集の会・憲法改正案
第四章
国会
現行憲法
第四章
国会
第四十七条の二 〔国会議員の任期等の特例〕 〔新設〕
緊急事態の宣言が発せられたときは、法律の
定めるところにより、両議院の議員の任期及
びその 選挙期 日の 特例 を定め ること がで き
る。
第五十四条 〔内閣の解散権、解散の禁止、前 第五十四条
衆院議員による職務遂行〕衆議院の解散は、
内閣が決定する。ただし、緊急事態の宣言が
発せられている間は、衆議院の解散を決定す
ることができず、また、衆議院が解散された
後その総選挙の期日までの間に緊急事態の宣
言が発せられたときは、その宣言が発せられ
ている間は、その衆議院の解散はされなかっ
たものとみなす。
② (略)
衆議院が解散されたときは、解散の日から
四十日以内に、衆議院議員の総選挙を行ひ、
その選挙の日から三十日以内に、国会を召集
しなければならない。
③・④ (略)
②・③ (略)
第八章の二
緊急事態
第九十五条の二 〔緊急事態の宣言・解除〕内 〔新設〕
閣は、我が国に対する外部からの武力攻撃、
内乱等による社会秩序の混乱、大規模な自然
災害そ の他の 法律 で定 める緊 急事態 にお い
て、特に必要があるときは、緊急事態の宣言
を発することができる。この場合において、
緊急事態がやんだときその他当該宣言を継続
する必要がないときは、速やかにこれを解除
するものとする。
② 〔財政上の処分〕緊急事態の宣言が発せら
れたときは、内閣は、財政上必要な処分を行
い、及び地方自治体の長に必要な指示をする
ことができる。
③ 〔緊急政令の制定〕緊急事態の宣言が発せ
られたときは、あらかじめ法律の定めるとこ
ろにより、内閣は、法律と同一の効力を有す
る緊急政令を制定することができる。
【要検討(緊急事態の宣言が発せられたとき
は)その事態に応じ合理的に必要と認められ
る範囲内において、国民の自由及び権利を制
限し、又は義務を課すことができる。この場
合においても、基本的人権に関する規定は、
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改革結集の会・憲法改正案
現行憲法
最大限に尊重されなければならない。】
④ 〔国会承認等〕前三項の規定による内閣の
権限行使については、法律の定めるところに
より、国会の承認その他の統制に服する。
第九章
改正
第九章
第九十六条 (略)
第九十六条
② (略)
② (略)
③ 〔憲法改正の禁止〕緊急事態の宣言が発せ 〔新設〕
られている間は、この憲法を改正することが
できない。
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改正
(略)