浦安市宅地開発事業等に関する条例施行規則改正(案)概要 今回の規則改正のポイントは大きく分けて5つあります。 1.添付書類の追加、明文化 ・帰属の手続きに必要な書類 開発行為によって整備した道路などの帰属の手続きを行う際、これまでは「その他 帰属に伴い管理者が必要とする書類」とひとまとめにしておりましたが、必要な書類 を明記してほしいとの要望を受けたため、添付書類を明記することにしました。ただ し、境界確認書の作成や法務局での登記に必要な書類は記載されていませんのでご了 承ください。 ・相談書の添付書類 これまで口頭で添付を求めていた「敷地求積図」と「造成計画平面図」を明記する こととしました。ただし、現在も添付を求めている「敷地縦横断面図」と「造成計画 平面図」については、開発地の面積が 500 ㎡以上のものだけ必要とします。 また、これまで口頭で説明していた「土地利用及び土地造成の経緯についての説明 書」と「敷地縦横断面図」の書き方について必要な事項を明記しました。 ・事前協議申出書の添付書類 これまでは相談書の提出時にのみ添付を求めていた「現況写真」ですが、都市計画 課以外の課でも現場の状況を迅速に把握する必要があるため、「現況写真」を事前協議 申出書の提出時にも添付してもらうこととしました。 ・標識設置届、標識変更届の添付書類 現場に設置した標識の写真を添付書類として明記しました。 2.整備基準の緩和 ・壁面緑化を採用した場合の緑化の整備基準の緩和 浦安市ではみどりの基本計画見直しに伴い、緑視率の向上につながる緑化や壁面緑 化を推進することとなりました。そこで壁面緑化を施した部分を緑化面積の一部に算 入できるようにすることで、緑視率の向上と効果的な緑化計画を図るものとします。 ・駐車場整備基準の緩和 浦安市内の自動車の保有率などを踏まえ、敷地面積が 300 ㎡未満(土地の区画の変更 が伴う場合は、変更後の敷地面積)の物件の自動車駐車場の整備を不要とします。ただ し、開発許可が必要となる物件については、引き続き駐車場の整備が必要となります。 3.情報政策課の個別協議担当課からの削除 情報政策課では現在、浦安市宅地開発事業等に関する条例第 35 条の高度情報通信ネ ットワーク設備(インターネットなど)の整備について協議していますが、協議せず ともインターネット回線などを整備することが当然の風潮になっており、またスマー トホンなどのモバイル機器の発達により情報を入手する方法の多様化も進んでいるた めに協議自体が有名無実化していることから、情報政策課を個別協議担当課から削除 することとします。 ただし、 条例第 35 条の内容についてはそのまま残すものとします。 4.様式の所要改正 これまで口頭で追記してもらっていた内容、お問い合わせが多かった内容などを明 記することとしました。また、行政不服審査法の改正に伴い、教示文を様式に明記す ることとしました。 概要は以上です。なお内容については多少の変更となる場合があります。
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