は じ め に 本市では、これまで、平成 16 年度から 21 年度までを 計画期間とする「佐倉市次世代育成支援行動計画」、平 成 22 年度から 26 年度までを計画期間とする「佐倉市次 世代育成支援行動計画(後期計画)」を策定し、認可保 育園や学童保育所の整備、ファミリーサポートセンター 事業の開始など、多様な取り組みを行い、次代の社会の 担い手である子どもたちが、いきいきのびのびと成長で きる環境の整備を推進してまいりました。 しかしながら少子化や核家族化の進行、就労形態の多 様化など、子どもや子育てを取り巻く環境が大きく変化する中、子育て支援に 対するニーズも増加・多様化が進んでいます。 こうした状況に対応するため、平成 24 年8月に成立した「子ども・子育て関 連3法」に基づき、平成 27 年4月から「子ども・子育て支援新制度」が始まり ます。新制度では、保護者が子育てについての第一義的責任を有するという前 提としつつ、家庭、学校、地域その他の社会全体で協力し、切れ目のない支援 が必要であるとされています。本計画は、この考えのもと、これまでの行動計 画を継承し、「手をつなぎ、みんなで育てよう!笑がお いっぱい 佐倉っ子」 を基本理念に、様々な取り組みを位置づけています。 子どもは、社会の宝であり、未来の希望であり、一人ひとりの子どもの幸せ は、私たち市民すべての願いです。この実現には、地域全体で子どもを育む社 会を築き、家庭や地域、関係団体などが連携して進めて行くことが非常に重要 であると考えております。本計画を着実に進め、佐倉市をより子育てしやすい まちに進めてまいりますので、今後とも、市民の皆様におかれましては、一層 のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。 おわりに、本計画の策定に当たり、ニーズ調査をはじめ、これまで貴重なご 意見をお寄せいただきました皆様、そしてご尽力をいただきました「佐倉市子 育て支援推進委員会」委員の皆様に、この場をお借りして心よりお礼を申し上 げます。 平成 27 年3月 佐倉市長 蕨 和雄
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