H.カリキュラム(予備枠) 当院の研修プログラムは、通年的「コア・カリキュラム」と分野別「ローテーション研修」の2 つの大きな柱で構成されている。特に、コア・カリキュラムは、ローテーション研修での取りこぼ しなどを補完する。 しかし、研修医個別の問題については、コア・カリキュラムでは十分に対応することはできない。 そこで、未履修者が生じた場合、2 年次終了数ヶ月前に救済プログラムを立案し補修研修を実施し てきた。また、キャリア形成やより細分化された分野を補完するため、2 年次夏休みを利用して拡 張研修を実施してきた。 平成 26 年度から、診療科ローテーションの 3~5 日間を利用して、短期入門研修プログラムで、 補修研修および拡張研修を実施している。短期入門プログラムは、必要時にのみ実施され、年間最 大 10 日間の範囲としている。 平成 28 年度から、すべての研修医に対して、2年次の上半期に4週間の予備枠が設置される。予 備枠の研修実施に際し、専任コーディネーターとして 2 名の実施責任指導医を配置する。予備枠で の研修は下記の 2 つのプログラムで内容は1年次研修履修状況に応じて調整する。 1.補修研修プログラム ①未履修項目のある診療科を再履修する。 ②未履修分野を担う診療科を新規研修する。 2.拡張研修プログラム ①キャリア形成など進路決定の参考にする。 ②2年間で研修できないより細分化された分野に入門する。 1 基 本 研 修 モ デ ル 2 ER 13 14 麻酔科 3 4 整形 放射線 15 16 17 18 予備枠 ER3次 脳外 精神科 5 6 8 7 消化器 9 呼吸器 19 11 循環器 20 小児科 想定される研修分野(カッコ内は研修期間(週) ) 内科(腎臓) :4、内科(内分泌) :4、リウマチ膠原病科:4 眼科:2(4) 、耳鼻科:2(4) 、皮膚科:2(4) 形成外科:2(4) 、泌尿器科:2(4) 脳神経内科:4、血液内科:4 小児科:2(4) 、地域医療:2(4) 、 検査科:2(4) 、リハビリテーション科:2(4) 心臓血管外科:4、呼吸器外科:4 128 10 12 外科 21 22 内科2 地域 23 24 産婦人科
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