バレーボール部通信 松戸市立根木内中学校 紫電一閃 ~しでんいっせん~ 平成 26 年度第 4 号 ~ルールブックについて~ どの競技にもルール(規約)が存在している。一応、私は松戸支部審判長でもあり、C 級審判員ですから、 ルールブックは読んでいますし、大会には持って行くようにしている。 さて、みなさんはルールブックを読んだことがあるか?実は通称で呼ばれている用語や細かなルールは 知らないのでは?では、結構知らない部分を、第1回目として解説してみたい。 ~バレーボール競技の特性~P.13 試合の目標は、相手コートにボールを落とすために、ネットを越してボールを送ること、そして相手 チームの同様な努力を阻止することである。 まず、「落とすため」であるが、スパイクは最速で落とすためには必要な技術だ。では、それ以外のボ ールはただ相手コートに送れば良いのか?いや違う、 「落とすため」には落としやすくする工夫が必要な のだ。高く出す、コートの端をつく、回転を掛ける、低く速く出すなど「落とすため」に工夫することは、 規則として必要であり、やらなければならないことなのだ。 また、 「相手チームの同様な努力を阻止すること」であるが、意味は「相手チームはボールを落とすた めに多くの時間を使い努力し、工夫している。その努力を阻止しなさい。 」である。私たちは、 「スパイク ≦ レシーブ」のように相手を上回る努力をしなければならないということが規則に書いてある。 ~ゲームキャプテン~P.26 ・規則の適用や解釈について説明を求めるかつチームの要求、または質問を伝えることができる。もし 納得できなければ主審の決定に対する抗議を選択してもよい。その場合は試合後に記録用紙に正式抗議を 記入する権利を確保するために、ただちに主審に申し出る。 (a) 服装のすべて、または一部を取り替える (b) チームポジションが正しいか確認すること (c) フロア、ネット、ボールのチェックをすること ・審判員に感謝して、記録用紙にサインして結果を承認する。 「審判員に感謝して」ができなければいけないと規約に書いてある。キャプテンは全ての環境に気づき、 伝え、感謝できる人格でなければならないと書いてある。 ~プロトコール(試合開始前、セット間および終了後の手順。)~P.113 裏面に記載してあるので読むこと。 ~フロアモッピングシステム~P.116 3 モッパーの役割 3-1 タイムアウト中およびセット間のモッピング ウォームアップエリア近くの 3 人(または、それ以下)のモッパーは柄付きのモップで、まずフロント ゾーンを往復し、蛇行してコート全面とサービスゾーンを拭く。 3-2 ラリーとラリーの間におけるモッピング(簡略化) イ ラリーの終わりを告げる審判員のホイッスルまでに、飛び出す姿勢をとる。 ロ 飛び出してから、コートを離れるまでの間 8 秒以内を厳守する。 ハ コートに注視し、役割を果たす。 ニ 選手の要請に応えてはならない。 「外に出しても恥ずかしくない選手作り」が、 預けたコーチに愛され、選手が伸ばされることに繋がっていく。 それは選手の喜びである。
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