平成27年1月 金沢市教育プラザ 研修相談センター かぜをひかないためには、かぜのウイルスに負けないからだをつくること、また、かぜのウイルスを からだに入れないことです。 かぜのウイルスに負けないからだをつくる! からだには、外から入ってきたウイルスをやっつけたり(免疫力)、病気を治したりする働き(治癒力)が あります。免疫力や治癒力を高めるには、栄養・睡眠・運動が大切です。 栄養 たんぱく質、ビタミンA、ビタミンCを欠かさず、バランスのよい食事を心がけましょう。 たんぱく質:からだを温めて、免疫力を強めます。 卵、お肉、お魚、大豆や大豆製品、牛乳・乳製品に含まれます。 いずれかの食品を 1~2 品、毎食、欠かさず食べましょう。 ビタミンA:鼻やのどなどの粘膜を正常に保ち、ウイルスの侵入を防ぎます。 緑黄色野菜などに多く含まれます。 ビタミンC:からだの免疫力を高めます。 野菜や芋類、果物などに多く含まれます。 睡眠 早寝早起きで、十分な睡眠をとることで、免疫力や治癒力が高まります。 運動 からだを使ってしっかり遊び、体力をつけましょう。 かぜのウイルスをからだに入れない! ●手洗い・うがい かぜにかかったときの食事 ●かぜのひきはじめ 外から帰ったら必ずうがいと手洗いを行い お鍋やスープなど、からだを温める食事をしましょう。 ましょう。特にかぜや感染症が流行している時 緑黄色野菜やたんぱく質、エネルギー源となる、 は、帰宅時や食事前に限らず、こまめに行い、 主食類(ごはん、うどんなど)をとりましょう。 手洗いは石けんを使って丁寧に行いましょう。 ●熱があるとき 熱によって水分とエネルギーが消費されます。 雑炊、煮込みうどん、スープ、果物などで、エネルギーや 水分を補いましょう。また、こまめにお茶や白湯などでも 水分補給を行いましょう。 ●部屋の換気 ●のどの痛みやせきがでるとき 定期的に窓を開け、空気の入れ換えを 行いましょう のどに刺激与えないように、やわらかく煮込んだ料理や 片栗粉でとろみをつけたあんかけ料理などにしましょう。 また、カレーやコショウなど刺激の強いものは、さけるよ うにしまよう。 (参考資料) 食育ブック①食と健康編:少年写真新聞社 「給食だより」素材:健学社
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