国内市況

2015年 4月 14日(火曜日) 17:50更新
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●東京石油
14日の東京原油は3営業日続伸。終値は、期先9月限が前日比110円高の4万4850円。
日中立ち会いは、13日の欧米相場が米産油量の減少予測を背景に上伸したことを受け、高寄り
した。その後、欧米時間外高になびいて値を伸ばす場面もあったが、円相場の堅調を眺めて高値
からは伸び悩み、始値近辺で終了した。石油製品は東京原油高に追随し、東京ガソリン終値は、
期先10月限が同330円高の5万8380円、東京灯油終値は、期先10月限が同510円高
の5万8120円と3営業日続伸。東京軽油は全限月、出合いがなかった。
●東京貴金属
14日の東京金は引けにかけて急落し、4600円を割れた。金期先2月限は前日比58円安の
4595円、白金期先2月限は同95円安の4463円。米早期利上げ観測の再燃で、東京金は
反落し、前日の上げ幅を解消した。再開後の時間外ではNY金は1200ドル台回復したが、円
高で、東京金の支援材料になり切れず。結果的に東京金は4620円を挟む動きをみせ、低調な
商いだった。今夜発表される米経済指標に対する市場の関心が集まっており、様子見ムードが支
配的である。NY金は1200ドル台回復も、ドル高で上値は重かった。ドル高の割にNY金は
下げ渋ったともいえ、どっちつかずの値動きをみせた。そのドル高も無視できず、13時半前か
らNY金は値下がりをみせ、それに合わせて東京金は夜間の安値を更新し、下げ幅を拡大した。
ドル高で円安も進行したが、NY金の値崩れを嫌気して支援材料にならず。NY金はストップロ
スの売りがヒットするかのように値下がりをみせ、東京金は15時を前にして4600円を下回
った。14日は3月の米小売売上高が発表される。弱かった3月の米雇用統計公表以降、米指標
への注目が高まっていて、米小売売上高に金相場が反応する公算が大きいとみられる。
●東京穀物
14日の東京とうもろこしは反落。終値は、期先3月限が前日比300円安の2万5120円。
日中立ち会いは、13日のシカゴ相場が小麦の下落に追随したことを受けて安寄りした。その後
もシカゴ時間外の伸び悩みや円相場の堅調を眺めて下げ幅を広げた。東京一般大豆はシカゴ安を
受けて下落。終値は、期先2月限が同820円安の5万3140円。4月当限は出合いがなかっ
た。
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