2015年 4月 9日(木曜日) 17:50 更新 Copyright.2015.KYOWA

2015年 4月 15日(水曜日) 17:50更新
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●東京石油
15日の東京原油は4営業日続伸。終値は、期先9月限が前日比480円高の4万5330円。
日中立ち会いは、14日の欧米原油相場が米原油生産の減少観測を背景に上昇したのを受け、4
営業日続伸して始まった。その後も、堅調なニューヨーク原油(WTI)時間外と円の対ドルで
の緩みを眺めて、
高値圏でもみ合った。
製品も東京原油に追随し4日続伸。東京ガソリン終値は、
期先10月限が同570円高の5万8950円。東京灯油終値は、期先10月限が同710円高
の5万8830円。東京軽油は全限月の取引が成立していない。
●東京貴金属
15日の東京金はNY金安を受けて続落。金期先2月限は前日比10円安の4585円、白金期
先2月限は同10円高の4473円。NY金の下げは一服し、1190ドル台回復もみせたが、
円高進行を受け、東京金は一段安となった。前日午後から、円高、そしてドル高が影響したNY
金安とのダブルパンチで4600円を下抜け、その後の下げも急ピッチに進行し、夜間では45
58円まで急落した。弱気な米経済指標を受けてドル高一巡も、円高のさらなる進行で、東京金
は戻り切れず。11時に発表される1−3月期の中国のGDPが注目されていたが、当初は弱い
内容が警戒されていた。しかし、NY貴金属市場は強い内容を期待したようで、思惑買いがNY
金・白金でみられ、東京は円安も進行したため、大きく買い直され、金は4590円を示現する
場面もみせた。ただ、予想通りのGD発表に対する期待外れの動きもみられ、NY金・白金は発
表後、値を下げた。東京金は4580円を下抜け、昼前には4571円まで売られたが、NY金
が何とか1190ドル台を維持したため、4570円台を東京金は維持する動きをみせた。東京
白金は大きく買い進まれ、夜間の高値更新の動きもみせたが、その後のNY白金の値下がりで、
朝方の値位置に逆戻りとなった。注目すべきは、ドル高がまた進行していること。14時前にN
Y金の出直りで4580円台を回復する動きをみせたが、ドル高が進行しており、ドル高に対す
る警戒や夜間取引以降で表面化する恐れもある。
●東京穀物
15日の東京とうもろこしはまちまち。終値は、期先3月限が前日比40円高の2万5160円。
日中立ち会いは、シカゴ・トウモロコシ相場が買い戻しに反発したことを受け、高寄りした。そ
の後はシカゴ時間外の弱含みに圧迫され、下落に転じたが、終盤にかけて期先2限月が再び買わ
れた。この日納会を迎えた5月当限は出合いがなく、変わらずの2万2510円で限月落ちした。
東京一般大豆は、期先3限月がシカゴ時間外高になびき上伸。終値は、期先2月限が同180円
高の5万3320円。4月当限の納会値は、変わらずの6万0690円。この日は取引が成立し
なかった。
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