国内市況

2015年 2月 16日(月曜日) 17:50更新
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●東京石油
16日の東京原油は続伸。終値は、期先7月限が前週末比730円高の4万6280円。日中立
ち会いは、先週末13日の米欧原油相場が投機筋の新規買いなどに続伸した流れを引き継ぎ、大
幅続伸して始まった。以後は、ニューヨーク原油(WTI)時間外相場の弱含みを眺めて、上げ
幅を縮小した。石油製品も続伸。東京ガソリン終値は、期先8月限が同870円高の6万066
0円。東京灯油終値は、期先8月限が同710円高の5万7990円で取引を終了した。東京軽
油は終日動意を欠いた。
●東京貴金属
16日の東京金はドルベースの金の強調地合いを好感して上伸した。金期先12月限は前週末比
5円高の4685円、白金期先12月限は同20円高の4669円。週明けのNY金の堅調地合
いを好感して、9時台の東京金は水準を切り上げ、4696円まで上伸する動きをみせた。NY
金の1230ドル台回復と円安も重なり、上伸したといえる。しかし、10時前からNY金はそ
れまでの強調地合いがうそのように軟化する動きをみせ、1230ドル割れへ。円安一服もあり、
東京金は朝方の値位置に逆戻りしてしまった。しかし、11時を前にしてNY金はまた1230
ドル台を回復し、東京金は4690円台へ。目先のNY金のテクニカル要因の戻りを踏まえると、
押し目買い有利とみる。昼前に東京金はNY金の強調地合いを映して朝方の高値を更新し、47
00円に迫る動きをみせたものの、その後は円高進行もあり、また4690円を割れた。NY金
のその後の地合いはあまり強くはなく、一方でNY白金の強調地合いが目立っていた。16日に
は、ユーロ圏財務相会合が開催される。反緊縮財政を掲げるギリシャ新政権と緊縮継続を求める
EU側の隔たりは大きく、話し合いは難航するとみられている為、依然として、ギリシャリスク
は金の下支え要因になるだろう。
●東京穀物
16日の東京とうもろこしはおおむね反発。終値は、期先1月限が前週末比260円高の2万6
780円、新ポ3月限は、発会値に対し280円高の2万7330円。日中立ち会いは、前週末
のシカゴ・トウモロコシ相場の上昇を受けて買いが先行して始まった。その後も、米大統領記念
日で時間外取引が休場の中、ポジション調整などの買いが優勢となり、強含みで推移した。東京
一般大豆は、方向感がない中で4月当限と8月限のもちあいを除いて上伸。新ポ16年2月限は
発会値に比べて310円安の5万2750円。
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