国内市況

2015年 2月 10日(火曜日) 17:50更新
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●東京石油
10日の東京原油はおおむね3営業日続伸。終値は、期先7月限が前日比20円高の4万484
0円。日中立ち会いは、9日の欧米原油相場が世界的な需給緩和観測の後退を背景に上昇したの
を受け、3営業日続伸して始まった。その後は、ニューヨーク原油(WTI)時間外相場の水準
切り下げを眺め、上値の重い展開となった。製品は続伸。東京ガソリン終値は、期先8月限が同
250円高の5万8980円。東京灯油終値は、期先8月限が同290円高の5万6180円。
東京 3038 軽油は全限月の取引が成立していない。
●東京貴金属
10日の東京金は引けにかけて上伸し、夜間の高値更新する場面もみせた。金期先12月限は前
日比14円高の4739円、白金期先12月限は同23円安の4700円。円高進行もあり、東
京金は序盤、軟調地合いとなった。白金はギリシャリスクによる欧州の景気減速懸念が警戒され、
欧州での自動車触媒需要に与える影響が懸念されたため、NYが下落しており、東京白金は追随
安をみせた。明日の東京が休場ということもあり、全般に商いは低調だった。ただ、昼前にドル
ベースの金が上伸する動きをみせ、NY金期近4月限は前日の高値である1243.6ドルを上
抜き、上げ幅を拡大すると、プラス圏に転じた東京金はやや商いも膨らんだ。NY金は前日の高
値更新したことで、取引レンジの切り上げの期待も高まるが、目先は1240ドル台を維持する
かどうかも重要である。昼前に4736円まで上伸した東京気の上げは一服し、再び4720円
台に値を消したものの、昼以降も何とかプラス圏を維持した。14時半あたりから円安が徐々に
進行し、1240ドル台を維持するNY金の強調地合いと重なり、東京金は改めて4730円台
を回復し、15時過ぎには円安を手掛かりにして4740円台へ。夜間の高値を更新した。NY
金の1240ドル台維持となれば、夜間では4760円前後までの戻りはありそうだ。
●東京穀物
10日の東京とうもろこしはまちまち。終値は、終値は、期先1月限が前日比40円高の2万6
940円。日中立ち会いは、シカゴ・トウモロコシ相場がショートカバーに上昇したことを受け
て、おおむね小幅続伸して始まったが、その後は米農務省の需給報告を控えて様子見ムードが強
く、一方向にポジションを取りづらい展開となった。東京一般大豆も、手掛かり材料に乏しく、
方向感を欠いた。終値は、期先12月限が同50円安の5万2850円で取引を終了した。
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ります。情報に関しましては、万全を期しておりますが、その内容について保証するものではありません。
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