平成26年度会津養護学校学校評価 自己評価等集計結果 教職員の自己評価と保護者アンケートの結果についてのまとめ 保 護 者 に よ る ア ン ケ ー ト で は 、 ど の 項 目 も A( 十 分 達 成 ) B( お お む ね 達 成 ) が 9 0 % 以 上 と 高い評価を得た。 <高い評価観点> 1 学ぶ喜びややりがいの観点を踏まえた授業の充実 7 一人一人のニーズに応じた個別懇談や進路相談の充実 9 安全防災教育の推進 <やや低い評価観点> 10 食育の推進と健康な身体つくり 14 情報発信と人材活用によるセンター機能の充実 15 ホームページの充実と情報発信 教員の自己評価は、保護者に比べると全体的に低い評価になっているが、高い評価項目は保護 者と一致している。 <高い評価観点> 1 学ぶ喜びややりがいの観点を踏まえた授業の充実 7 一人一人のニーズに応じた個別懇談や進路相談の充実 9 安全防災教育の推進 <低い評価観点> 4 善悪の判断ができる道徳的指導の充実 5 キャリア教育につなげる実際的経験的指導の充実 10 食育の推進と健康な身体つくり 回答数 教職員 小学部40名 中学部30名 高等部43名(回答率100%) 保護者 小学部58名 中学部45名 高等部70名(回答率 87%) 評価項目1 子ども達の学ぶ喜びややりがいに着目した評価に基づく授業の充実を図る 教員自己評価 保護者アンケート 100% 80% 60% 40% 20% 0% D C B 100% 80% 60% 40% 20% 0% D C B A A 小中高小中高小中高小中高小中高 1 2 3 4 小 高 中 小 高 中 小 高 5 1 2 3 4 5 今年度の重点目標に挙げた「学ぶ喜びややりがいを重視した授業づくり」については、保護者 から高い評価を得た。年2回の授業公開に来校した地域の方からも、アンケートによって良い評 価をいただいている。外部専門家を招いて授業研究会を行ったり、チエックシートを用いて評価 方法を工夫したりしたことが、授業の充実につながったと思われる。次年度も、指導のねらいや 支援の手立ての最適化を図り、子ども達が持てる力やよさを発揮して主体的に学ぶ授業づくりを 進めていきたい。 障がいに対応した研修については、肢体不自由教育の専門性向上の必要性を感じている教員が 多い。次年度は研修会の開催だけでなく、指導形態の工夫等日々の指導の中で学び合える工夫を 行っていく。 「道徳的指導の充実」と「キャリア教育につなげる指導の充実」については、やや不十分と考 える教員が多い。指導をより充実させるためには、具体的な取り組みについて検討していくこと が必要と考える。 評価項目2 個別の教育支援計画を活用し、保護者や地域、関係機関と更に連携を深めた指導の 充実を図る 教員自己評価 保護者アンケート 100% 100% 80% 80% 60% D 60% D 40% C 40% C 20% 20% B 0% B 0% A 小 中 6 高 小 中 高 7 A 小 中 6 高 小 中 高 7 個 の 項 目 に 関 す る 2 つ の 観 点 、「 個 別 懇 談 や 進 路 相 談 の 充 実 」「 個 別 の 教 育 支 援 計 画 を 活 用 し た 関 係 機 関 と の 連 携 」に つ い て は 、保 護 者 か ら は 良 い 評 価 を 得 て お り 、教 員 の 評 価 も お お む ね 良 い 。 個別懇談時に個別の教育支援計画を確認したり、関係機関と連携した進路支援を行ったりしたこ とが評価されたと思われる。教員の反省では、保護者との連携が良くできているという一方で、 関係機関との具体的な連携に課題を感じている反省も見られた。 引き続き情報の収集に努め、個別の教育支援計画等を活用し計画的に支援会議を行うなど、関 係機関と連携した支援に努めたい。 評価項目3 保護者と連携し安全教育の充実及び健康な身体つくりや体力の向上に努める 保護者アンケート 教員自己評価 100% 100% 80% 80% 60% D 60% D 40% C 40% C 20% B 20% B 0% 0% A A 小中高小中高小中高小中高小中高 8 9 10 11 小 高 中 小 高 中 小 高 12 8 9 10 11 12 「段階的な通学指導」については、小学部高等部では、教員保護者ともよい評価であるが、中 学部においてはやや低い。中学部教員からは、自立通学に向けた指導が不十分であるとの反省も 見られ、今後保護者と連携した計画的な指導が課題と考える。 「安全・防災教育」については、計画的に年4回の避難訓練を行い、今年度は警察や消防車な どの専門家を招き、助言をいただくことで内容をより充実させることができた。災害伝言板や会 養メール等の確認を保護者と行ったことも高い評価につながったと思われる。 「食育の推進と健康な身体づくり」は、教員保護者とも低い評価となっている。特に肥満防止 への取り組みに課題を感じている教員が多く、家庭との連携した取り組みの難しさが挙げられて い る 。昼 食 試 食 会 等 の 行 事 の 持 ち 方 を 工 夫 し 、 「 食 育 」に 関 す る 理 解 や 意 識 の 啓 発 を 図 り 、家 庭 と 共通理解を持った指導を継続することが重要と考える。 評価項目4 地域との関係機関との連携を密にした特別支援教育のセンター的機能の充実を図る 教員自己評価 保護者アンケート 100% 100% 80% 80% 60% D 60% D 40% C 40% C 20% B 20% B 0% A 0% 小中高小中高小中高小中高 13 14 15 16 A 小中高小中高小中高小中高 13 14 15 16 関係機関との支援会議については教員保護者ともおおむね良い評価が出ている。特に小学部に おいては、関係機関や専門機関との支援会議を行い、情報の共有ができ有効だったとの反省が出 ている。一方で今後、個別の教育支援計画の活用など、より有効な連携の在り方が課題と考えら れる。 ホームページ等による情報の発信については、保護者からの評価はあまり高くなく、思ってい るほど活用されていない状況が伺われる。今後、受け手側により活用されるための工夫が必要と 思われる。 センター的機能については、研修会等において良い評価を得ていることから、校内の人材を有 効に活用し、地域のニーズに応じた支援が行えるよう、より組織的な取り組みが必要と考える。
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