平成26年度 福井県立大野高等学校定時制 学校評価書 項目 1 教育課程 学習指導 研修 2 生徒指導 3 具体的取組 a 生徒個々の理解を深め、能力に応じた 指導を実践するとともに授業研究を進 め、基礎学力や学習意欲の向上を図る。 [目標] ・公開授業週間(年2回)および生徒理 解協議会(年3回)の実施 ・習熟度別授業の効果的実践 ・月ごとの欠課時数の管理(未履修の防 止) b 生徒の特性・進路等に応じた教育課程 の研究と適切な年間行事の調整に努め る。 [目標] ・生徒の特性や進路に応じた開講講座 (特設授業)の研究 ・新学習指導要領に対応した授業実践と 評価 a 登校指導や生徒講話などを行い、基本 的生活習慣を身につけ、モラル意識とマ ナー向上を図る。 [目標] ・生徒全員に対する毎朝の声かけ指導の 実施 b 学校行事や生徒会行事を工夫し、生徒 の自主性を重視して集団活動の活性化を 図る。 [目標] ・文化祭と体育祭の充実 ・部活動の活性化 a ハローワーク等関係機関との連携を図 り、生徒の就労を支援する。また、雇用 主との連絡を密にして就労状況の把握に 努める。 [目標] ・生徒の就労率の向上。 就労 b 就職関連情報をきめ細かに提供すると 進路指導 ともに、就労体験や進路対策テスト等の 実施により進路意識の高揚を図る。 [目標] ・職場見学、専門学校見学、インターン シップ、進路対策テストの効果的な 実施。 4 保健管理 5 情報管理 成果と課題 a 生徒理解協議会および職員会議におい て、個々の生徒についての状況を教職員 全体で共有し、生徒指導に反映させるこ とができた。 1年次生の授業展開を2講座に分けた ため、初期段階や年間を通しての学習指 導を効果的に行うことができた。 月ごとの欠課時数を生徒に通知し、出 席時数の確保に一定の効果はあったが、 出席時数不足を完全に防ぐことは困難で あった。授業研究は、各教科1名体制で あるために教科による研究協議等の実施 は困難である。 b 文化祭・学校祭の準備期間や追認指導 期間を確保し、適切な指導を行えるよう に努めた。また、各学期の中間考査後に 保護者懇談会を実施し、学校・家庭にお ける生徒の状況を保護者と教職員が共通 理解を深めることができた。 大学等への進学にも対応した授業や補 講などを行うとともに、実技的な教科等 について指導を充実させることができた。 また、各教科において「指導と評価の年 間計画」を検討し、作成することができ た。 改善策・向上策 a 新1年次の授業展開を2クラスで実施 するとともに、新2・3年次生について も可能な限り少人数授業で実施し、基礎 学力や学習意欲の向上を図る。次年度か ら制度が変更となる3修生に対応した特 設授業について、より集中して学習に取 り組めるように努める。また、教科指導 と進路指導の連携を深めるために、進路 対策テストのあり方を検討し、充実させ る。 b 生徒の自己肯定感を高める教科指導の 研究をすすめ、生活・進路指導との連携 もより強めるようにする。 各生徒の実態や進路希望に応じた教育 課程の編成に努める。また、生徒の自立 性や社会性を育成し、より豊かに生活を 送ることができるように「総合的な学 習」の内容を充実させる。 a 登校指導や担任のきめ細かな指導によ って、生活リズムの改善を心がける生徒 も増えてきた。 モラル意識とマナー向上を目指して、 引き続き粘り強く指導を行うことが大切 である。 a 遅刻や欠席が多い生徒や生活リズムが 乱れがちな生徒に対しては、家庭や関係 機関との連携をさらに密にし、モラルや マナーが社会の一員としての大切な資質 であることを機会あるたびに指導する。 b 体育祭に応援合戦を初めて導入するな ど生徒会行事で新たな取り組みができた。 部活動で生徒の希望と実態に応じて活 動や練習試合を工夫し、すべての生徒が 参加できる環境づくりをすすめた。 b 4年次生と3修生が同時に卒業できる ようになる中で、学校行事や生徒会行事 の運営を工夫し、生徒間の縦横のつなが りや人間関係を深めていくことができる よう取り組みの充実を図る。 a ハローワークとの連携により、新入生 就労支援を春休みから行うことができ た。ジョブサポーターの支援も得て、生 徒一人ひとりの事情に合わせた就労支援 ができた。就労率は年間を通し70%近く で推移し、昨年とほぼ同様であった。卒 業後の就職に結びつくような就労のあり 方が課題である。 b 職場・専門学校見学会や職場体験にお ける生徒の意識は昨年同様高かった。よ り生活に近い内容を扱った進路対策テス トも効果的であった。福祉的就労希望者 への組織的な対応が課題である。 a 学校生活に慣れてから就労する方がふ さわしい生徒もいるので、新入生年度当 初の就労指導には、担任やカウンセラー と連携し配慮する。 b 奥越特別支援学校との定期的な会合を 持ち連携を強め、インクルーシブ教育を 推進する。企業との連携を強化し、特に 福祉的就労所の開拓に努める。 a 全教職員による継続的な実践指導を通 じて、清掃活動・校内美化の意識向上を 図る。 [目標] ・ごみの分別および教室の整理整頓の 励行 a 教職員が率先して校内美化に取り組ん だため、教室は整理整頓されているが、 ゴミを放置またはゴミ箱でないところに 捨てる等、美化意識の低い生徒の意識改 善ができなかった。 a 公共の場所での最低限のマナーや公共 物の使い方を様々な場面で指導していく。 整然と片付いている状況が当然のものと なるよう、日々の清掃活動や声かけを大 事にする。 b 「保健だより」等により食習慣や睡眠 時間など保健に関する意識を高める。 また、スクールカウンセラーや外部機関 との連携による生徒個々に対応した教育 相談体制の充実を図る。 [目標] ・「保健だより」や「カウンセラーだよ り」の定期的な発行 ・必要に応じたケース会議の開催 b 生徒の状況に応じた「保健だより」や 「カウンセラーだより」を定期的に発行 し、啓蒙活動ができた。ケース会議の運 用もうまくできた。しかし、生活のリズ ムが乱れたり、食生活が乱れたりして、 体調不良を訴える生徒に自分の力で改善 しようと意識を持たせるまでにはならな かった。 b 養護教諭やスクールカウンセラー、地 域の関係機関との連携を深め教育相談体 制をさらに充実させ、問題を抱えた生徒 の支援ができる体制をととのえるため、 情報交換の機会を増やす。 a 情報処理システムについて、クラウド 化に向けた研修会を実施し、今後のシス テム構築に向けて教職員の情報処理能力 と情報管理意識を高めた。 a 情報処理システムについて、クラウド 化に向けた研修会を継続実施し、システ ム構築に向けて教職員の情報処理能力を 高めるとともに、情報管理意識の更なる 啓蒙を図る。 b 情報モラルやネットトラブル対策につ いてアンケート調査などを通じて全職員 が十分に確認することができた。 b 情報モラルやネットトラブルに関する 意識を高めるため具体的な事案の情報提 供に努める。また、プロジェクターやテ レビ等情報機器の活用環境の更なる整備 を図る。 a 情報処理システムについて研修会を実 施し、教職員の情報処理能力と情報管理 意識を高める。 [目標] ・成績処理システム説明会の実施 b 学校提供の記憶媒体のみを使用するこ とを徹底し、情報セキュリティーポリシ ー対策基準について理解を深める。 [目標] ・情報モラルやネットトラブル対策の 実施
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