プラス記事1位

ランキング/プラス記事ベスト20
プラス記事2%増、ニュートラル・マイナス記事4%減
JR2社、ブルトレ切符争奪戦が話題に
決算好調の3社が上位に浮上
2月度のプラス評価は86億8226万円、ニュートラ
どによる収益改善や画像センサー事業の躍進をあ
ル・マイナス評価は29億6410万円だった。前月と比
げ、
「新たな経営計画で確かな成長戦略を示せるかど
較するとプラス換算値は2%増、ニュートラル・マ
うかが注目される」
(読売)などと報じた。
イナスは4%減だった。2月は、決算発表や新社長
パナソニックは、2014年4−12月期決算の営業利
人事などで換算値が伸びた企業のランクインが目立
益が前年同期比で1割増となったことが4日から5
った。また、電機大手などによる国内外の企業との
日にかけて報道され、
「経営」の換算値が26%を占め
提携や買収の話題もあった。
た。日経はコラム「現場からの逆襲」で「パナソニ
1位JR東日本と6位JR西日本は、3月に開業
ック、巨額赤字から2年」を掲載し、
「内向き志向か
予定の北陸新幹線の大型特集が日経に掲載されて換
ら脱却し、顧客志向へと原点回帰した現場が再生を
算値が伸びたのに加え、両社とも3月のダイヤ改正
担っている」と解説した。
で廃止される人気ブルートレインの最終チケット争
3位ホンダは、7年ぶりのF1復帰の話題が大き
奪戦が注目を集めた。
く取りあげられた。また、八郷隆弘常務執行役員の
2位トヨタ自動車、4位ソニー、11位パナソニッ
社長昇格が24日の全紙で記事化され、
「6年ぶりのト
クは、決算好調の報道により「経営」の換算値比率
ップ交代」(朝日)と注目された。新社長人事では、
が最大となった。ソニーは当初3月期決算予想を400
14位ANAホールディングスも片野坂真哉副社長の
億円の経常赤字としていたのが、一転して200億円の
社長昇格が14日紙面で報じられ、
「国際線を主力事業
黒字になると発表し、5日の全紙で記事化された。
に位置づけて積極的に新規路線を増やす」との会見
各紙とも、業績回復の要因にテレビ事業の分社化な
コメントが各紙に掲載された。
■プラス記事掲載ランキング
順位
企業名
換算値:千円
換算値
主要な掲載要因
1 JR東日本
325,565 「北斗星」の最終切符が発売後即完売。日経で北陸新幹線を特集。
2 トヨタ自動車
248,647 2015年3月期見通しで営業利益が過去最高に。「経営」28%、「生産」18%。
3 ホンダ
242,438 7年ぶりのF1復帰で伊東孝紳社長が会見。八郷隆弘常務が次期社長に。
4 ソニー
182,036 2015年3月期の営業損益で200億円の黒字見通しと発表。「経営」53%。
5 関西電力
162,248 高浜原発3・4号機について、原子力規制委が新規制基準合格の審査書を提出。
6 JR西日本
150,452 日経で北陸新幹線を特集。新寝台列車名が「トワイライトエクスプレス瑞風」に。
7 日立製作所
146,494 伊の鉄道事業買収で合意。カタールの鉄道システムを共同受注。
8 日揮
138,744 日経「私の履歴書」に重久吉弘グループ代表が登場。「社長・会長」97%。
9 日本郵政
127,184 豪の物流大手トール社買収を発表、売上高世界5位に。「提携・合併」57%。
10 りそなHD
124,117 公的資金を前倒しで完済すると発表、実質国有化から12年で自立へ。
11 パナソニック
101,688 2014年4−12月期決算で営業益が前年比1割増。「経営」30%、「技術」16%。
12 キヤノン
88,548 監視カメラの世界最大手を買収。グローバル戦略研究所・宮家氏の寄稿など。
13 三菱重工業
86,870 毎日「ストーリー」に『MRJ』が登場。カタールの鉄道システムを共同受注。
14 ANA・HD
84,593 片野坂真哉副社長の社長昇格が決定。スカイマークに支援策を提案。
15 サントリーHD
84,136 2014年12月期売上高で初めてキリンを抜き、国内食品首位に。
16 東京電力
82,126 中部電力と火力発電事業での提携を発表、4月に合弁会社設立へ。
17 ヤフー(日)
80,539 日経「しごと図鑑」に技術者の森洋之氏が登場。宿泊予約事業へ参入。
18 日産自動車
79,401 自動車3社合同での水素ステーション運営支援で合意。「生産」23%。
19 東芝
74,297 読売「時代の証言者」に「東芝日曜劇場」が登場。米仏重電大手と提携交渉。
20 ツイッター
68,879 朝日でツイッターを利用した警視庁の公開捜査の成果を紹介。
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