ランキング/プラス記事ベスト20 プラス記事7%減、ニュートラル・マイナス記事7%減 ソニー、ロボット事業に再参入 新技術開発の企業に注目集まる 6月度のプラス評価は76億330万円、ニュートラ 9位日立製作所は、尿の成分によるがん識別技術 ル・マイナス評価は39億4628万円だった。前月と比 を住友商事などと共同開発したことが記事化された 較するとプラス換算値は7%減、ニュートラル・マ ほか、企業の経営判断に活用できる人工知能(AI) イナスも7%減だった。6月は、電機ほかさまざま の開発などが報じられ、 「技術」の換算値比率が40% な業界で新技術開発の話題が取りあげられた。また、 となった。10位日産自動車は、バイオエタノールを ソフトバンクグループや日産自動車など株主総会が 使用する燃料電池技術を発表し、15日に全紙が記事 注目された企業が換算値を伸ばした。 化した。新技術により電気自動車(EV)の走行可 2位ソニーは、朝日の1日夕刊「あのとき・それ 能距離を大幅に伸ばすことができ、日経は「日産は から」で1999年から2006年まで製造されたロボット 今後もEVを次世代エコカーの柱に据える戦略を進 犬『AIBO』が取りあげられ、当時の愛用者や修 める」と解説した。 理技術者のコメントが掲載された。このコラム1件 14位富士通は、読売の「スポーツBizワールド」 の換算値は2718万円にのぼった。その後月末に開催 で体操競技の自動採点システムが紹介された。また、 された経営方針説明会で、平井一夫社長が家庭用ロ 日経では理化学研究所と共同開発するスーパーコン ボット事業への再参入を表明し、日経・朝日・産経 ピューター『京』が取りあげられるなど、 「技術」の が記事化した。日経は「10年前は業績不振により撤 換算値比率が56%にのぼった。 退したが、5期ぶりの黒字転換で新たな収益の柱に ほか技術関連では、15位グーグル(米)も自動運 ロボット事業を据える狙い」と紹介し、「 ロボット 転車開発でのトヨタ自動車との競争や、AIが暴走 のソニー した場合の非常停止ボタン開発などが注目された。 が復活する」と解説した。 ■プラス記事掲載ランキング 順位 企業名 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 トヨタ自動車 ソニー 関西電力 三菱東京UFJ銀行 LINE 丸紅 JR東日本 ソフトバンクグループ 日立製作所 日産自動車 パナソニック ツイッター ホンダ 富士通 グーグル(米) ミズノ JR東海 マイクロソフト(米) 東芝 ニッセイ基礎研究所 換算値:千円 換算値 291,686 176,662 174,220 129,438 123,725 123,554 120,204 113,815 103,071 94,741 93,692 83,267 82,466 80,708 76,289 74,617 74,488 68,320 64,876 60,611 主要な掲載要因 読売「@CARS」に『オーリス』のHVモデルが登場。「商品」「社員」19%。 朝日「あのとき・それから」に『AIBO』が登場。家庭用ロボット事業に再参入。 高浜原発1、2号機の20年運転延長を原子力規制委が認可。「生産」98%。 国債の入札特別資格の返上を検討。独自開発の仮想通貨発行を朝日が報道。 7月の日米同時株式上場を発表、時価総額6000億円規模に。「経営」55%。 日経「未来面」に国分文也社長が2回登場。「社長・会長」98%。 山手線原宿駅舎の建て替え・保存を検討。常磐線の南相馬区間で試運転開始。 アリババ株、ガンホー株を売却。孫正義社長が続投を表明。「経営」67%。 尿からがんを識別する新技術を発表。ほかAI開発など「技術」40%。 バイオエタノールの燃料電池を開発、2020年の市販を目指す。「技術」30%。 EV部品製造で中国・北京汽車と合弁会社設立へ。ほか炊飯器の新商品など。 朝日「凄腕つとめにん」でNTTコムのツイート分析サービスを紹介。 読売「@CARS」に『アコード』が登場。AI研究の新拠点を開設。「商品」38%。 2020年東京五輪に向け開発中の体操の自動採点システムを読売が紹介。 日経「すっきり解決」でGメールの管理方法を解説。ほかAIの技術開発など。 イチローのバットを製作した久保田五十一氏が朝日・読売・毎日に登場。 6代目の東海道新幹線車両「N700S」を発表、2020年度の運行開始をめざす。 SNS大手のリンクトインを買収。新型『Xbox』を発表、8月発売へ。 パソコン事業の今後について綱川智社長のインタビューを各紙が掲載。 アベノミクスや英のEU離脱についての研究員の分析など「社員」92%。 01
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