特許開放でトヨタが6年ぶり4億円超え 国内へ生産移管のメーカーが浮上

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プラス記事2%減、ニュートラル・マイナス記事 11%減
特許開放でトヨタが6年ぶり4億円超え
国内へ生産移管のメーカーが浮上
1月度のプラス評価は85億1883万円、ニュートラ
ぶりの復帰などが話題となった。
ル・マイナス評価は30億8950万円だった。前月と比
1月は、円安や海外の人件費上昇の影響による国
較するとプラス換算値は2%減、ニュートラル・マ
内への生産移管のニュースが注目された。3位パナ
イナスは11%減だった。1月は、2014年の販売台数
ソニックは、
「白物家電の一部を今春から順次国内生
やエコカー開発などの話題で換算値が伸びた自動車
産に切り替える方針」と読売が5日に第一報を掲載
4社が20位以内に入った。また、海外から国内への
し、6日から7日にかけて他紙も記事化した。1990
生産移管が取りあげられた企業のランクインも目立
年代から生産の海外移転を進めてきた家電最大手の
った。
今回の方針転換は、
「国内の雇用の増加など大きな波
1位トヨタ自動車は、2009年1月以来6年ぶりに
及効果も期待される」
(読売)と解説された。
換算値が4億円を突破した。6日、同社が保有する
7位日産自動車は、日経の22日朝刊一面トップで
燃料電池車関連の特許約5680件をすべて無償で開放
「一部の北米向け輸出車を九州工場で生産し、国内
すると豊田章男社長が会見し、同日夕刊で全紙が記
生産を10万台以上積み増す検討を開始」と報じられ
事化した。1月の換算値では「技術」が24%を占め
るなどして、1月の「生産」の換算値が28%となっ
た。毎日を除く4紙は社説でも取りあげ、
「内向きの
た。
イメージも強かったトヨタの開放戦略は、他の日本
国内への生産移管関連では、ほかには15位キヤノ
企業にとって刺激に富んだメッセージになるだろ
ンの御手洗冨士夫会長兼社長の「2、3年をめどに
う」(日経)などと好意的に掲載した。ほか、2014
国内生産比率を6割まで引き上げる」との発言が、
年の販売台数世界一や、世界ラリー選手権への18年
日経・読売・産経で記事化された。
■プラス記事掲載ランキング
順位
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企業名
トヨタ自動車
JR東日本
パナソニック
大和ハウス工業
伊藤忠商事
東芝
日産自動車
NTT
フェイスブック
全日本空輸
三井物産
ホンダ
ソニー
東京ガス
キヤノン
東京電力
日立製作所
スズキ
LINE
イオン(ジャスコ)
換算値:千円
換算値
424,145
228,563
141,167
120,390
115,515
113,481
106,933
96,680
94,493
92,952
86,948
80,781
73,021
72,083
71,629
70,393
70,255
70,224
69,596
67,430
主要な掲載要因
燃料電池車関連の全特許を無償開放へ。2014年の販売台数で世界一。
『東京駅100周年記念Suica』受け付け開始。ウルトラマンのスタンプラリーなど。
ロボット型掃除機の3月発売を発表。家電生産を国内に一部移管。「商品」36%。
日経「未来面」に大野直竹社長が2回登場。「社長・会長」89%。
タイ最大財閥と共同で中国大手企業体に出資。朝日「けいざい新話」4回連載。
カザフスタンと原子炉輸出で交渉。ほか東芝未来科学館の紹介など。
NASAと自動運転の技術開発で共同研究。「生産」28%、「技術」20%。
企業向け光回線サービスの卸売り開始へ。東京五輪スポンサー第1号に決定。
「イスラム国」に拘束された後藤健二氏を支援する投稿が2000件超に。
毎日の元旦別刷に河本宏子常務取締役が登場。スカイマークとの共同運航など。
安永竜夫執行役員が新社長に昇格。「社長・会長」29%、「人事」23%。
北米自動車ショーで新型『NSX』を世界初公開。「商品」46%、「生産」11%。
ハイレゾ対応の最高級『ウォークマン』を発表。格安スマホへの参入を表明。
読売「GJ」に小又理紗子研究所員が登場。燃料電池車向けの水素価格を発表。
国内生産比率を60%に引き上げると御手洗冨士夫会長兼社長が発言。
数土文夫会長インタビューを4紙が掲載。3月の電気料金値上げへ。
日経「会社研究」の「経営者が選ぶ注目企業」に登場。「経営」20%、「販売」18%。
2014年軽自動車販売台数で8年ぶりの1位。読売「@CARS」に『アルト』が登場。
タクシー配車サービス、バイト情報サービスを開始。「商品」69%、「販売」23%。
子会社3社の社長が交代へ。ベトナムのスーパー2社と提携。「販売」31%。
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