トヨタ、EV開発強化で「技術」報道増加 サントリー、毎日のコラムで上位に

ランキング/プラス記事ベスト20
プラス記事 22%減、ニュートラル・マイナス記事 18%減
トヨタ、EV開発強化で「技術」報道増加
サントリー、毎日のコラムで上位に
11月度のプラス評価は72億578万円、ニュートラ
報じられた。
ル・マイナス評価は32億348万円だった。前月と比較
5位サントリーホールディングスは、1年4カ月
するとプラス換算値は22%減、ニュートラル・マイ
ぶりのトップ10入りとなった。毎日で10月から連載
ナスは18%減だった。11月は、現地時間8日に投開
されているコラム「変革」で掲載量が増加し、この
票が行われた米大統領選挙に紙面が割かれた影響な
コラムの換算値が全体の54%を占めた。また、サン
どで、企業関連のプラス記事が5カ月ぶりに70億円
トリー学芸賞の発表が11日の全紙で記事化された。
台にまで減少した。一方、人物紹介の大型コラムに
11位パナソニックは、基盤に印刷して作製する次
社長などが取りあげられた企業のランクインが目立
世代薄型太陽電池の実用化技術が日経で報じられ
った。
た。そのほか、超小型自動運転車の公道実験や、6
1位トヨタ自動車は、2020年までに電気自動車(E
位日立製作所・東京電力子会社の3社共同での住宅
V)に本格参入し量産開始を検討していることに注
向けIoTサービス実証実験など「技術」の換算値
目が集まった。日経が7日の一面で第一報を掲載し、
が全体の36%を占めた。
翌日にほか4紙が報道した。その後17日には傘下の
16位三菱重工業は、気象衛星「ひまわり9号」を
3社と共同でEV開発の新組織を立ち上げると発表
載せたH2Aロケットの打ち上げが2日と3日の社
し、翌日朝刊で全紙が記事化した。さらに中国市場
会面などで取りあげられて換算値が伸びた。また、
へのEV投入の検討が19日の紙面に掲載されるな
がれき上の移動やはしごの昇降が可能な4本脚の災
ど、従来のHV・燃料電池車に加えて、あらゆる環
害対応ロボットの開発も注目され、日経・読売・毎
境技術に全方位で対応できるよう戦略を転換すると
日で記事化された。
■プラス記事掲載ランキング
順位
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20
企業名
トヨタ自動車
JR東日本
日産自動車
LIXILグループ
サントリーHD
日立製作所
任天堂
三越伊勢丹HD
NTTドコモ
JR東海
パナソニック
味の素
ツイッター
ホンダ
関西電力
三菱重工業
日本郵船
シャープ
ソニー
NTT
換算値:千円
換算値
195,735
127,292
122,465
111,488
102,869
89,662
86,511
74,411
73,877
72,754
72,237
70,691
67,572
67,465
66,072
64,065
62,389
60,713
59,641
59,269
主要な掲載要因
EV開発の新組織をグループ3社と設立すると発表。「技術」24%、「商品」23%。
朝日「各駅停話」に武蔵野線が登場。主催の追悼展「高倉健」を毎日が掲載。
RJCカーオブザイヤーに『セレナ』が決定。カルソニックカンセイの全株を売却へ。
日経「未来面」に瀬戸欣哉社長が2回登場。「社長・会長」95%。
毎日が「変革・サントリー」を連載。サントリー学芸賞の受賞者を発表。
レンズレスカメラを国内初開発。パナソニックなどと住宅用IoTの実証実験。
朝日「文化の扉」で『ポケモン』20年の歴史を紹介。「商品」75%、「販売」14%。
朝日「フロントランナー」に大西洋社長が登場。「社長・会長」66%。
日本郵便・セコムなど8社で高齢者向け生活支援サービスに参入。「商品」38%。
読売「地球を読む」に葛西敬之名誉会長が寄稿。「役員」56%、「生産」14%。
薄型太陽電池の実用化や超小型自動運転車の公道実験など、「技術」36%。
読売「スポーツBizワールド」でリオ五輪・競泳日本代表へのサポートを紹介。
国内の月間利用者が4千万人を突破。米大統領選に関するつぶやき分析など。
『NSX』の米工場がフル稼働状態に。10月の中国の新車販売台数が過去最高。
美浜原発3号機の運転延長を原子力規制委が認可。「生産」91%。
気象衛星「ひまわり9号」を載せたH2Aロケットの打ち上げ成功。「生産」39%。
商船三井・川崎汽船とコンテナ船事業の統合で合意。「提携・合併」77%。
2016年9月中間決算で2年ぶりの営業黒字に。「経営」46%、「商品」22%。
日経フォーラム世界経営者会議で平井一夫社長兼CEOが講演。
朝日でサッカースタジアムのIT化事例を紹介。ほか声による感情識別技術など。
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