ランキング/プラス記事ベスト20 プラス記事 11%減、ニュートラル・マイナス記事 18%減 JR九州、新幹線の早期復旧で1位 西日本4電力が原発廃炉等で提携 4月度のプラス評価は83億6950万円、ニュートラ 14位ヤマト運輸の熊本への宅配便受け付け再開、16 ル・マイナス評価は58億5068万円だった。前月と比 位イオン(ジャスコ)の熊本店の営業再開や災害対 較するとプラス換算値は11%減、ニュートラル・マ 応体制などが報道された。 イナスは18%減だった。4月は、トップ人事や役員 5位セブン&アイ・ホールディングスは、鈴木敏 の大型コラムでの登場などで「人」の換算値が伸び 文会長兼CEOの退任にともなう4位セブン−イレ た企業のランクインが目立った。また、中旬に発生 ブン・ジャパン井阪隆一社長のホールディングス社 した熊本地震関連では、現地に生産設備のある企業 長就任が話題となった。両社はそろってトップ5内 の復旧状況や地域支援などが報道された。 に浮上したが、ニュートラル換算値でもそれぞれ1 位、2位となった。 1位JR九州は、14日に発生した熊本地震による 新幹線の全車両脱線が大きく報じられたが、20日に 9位関西電力は、原発再稼働や廃炉での安全対策 一部区間が、27日には全線が開通し、その復旧の早 で中国・四国・九州電力の3社と提携したことが注 さが話題となってプラス換算値がニュートラル換算 目された。日経が5日にスクープし、翌日他紙がそ 値を上回った。日経は「新潟県中越地震では上越新 ろって報道したほか、22日の正式発表を読売以外が 幹線の全面再開まで約2カ月かかったが、今回は14 記事化した。朝日は「家庭向け電気販売の自由化で 日間での『スピード復旧』が実現した」と同社の対 一層のコスト削減が迫られ、安全対策や廃炉の費用 応の早さを評価した。 を抑える必要性が高まっていた」と背景を解説した。 ほかにも東京ガスとのLNG調達での連携なども報 ほか熊本地震関連では、2位九州電力の川内原発 じられ、2カ月ぶりに換算値1億円を突破した。 の運転継続、3位トヨタ自動車の現地工場稼働再開、 ■プラス記事掲載ランキング 順位 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 企業名 JR九州 九州電力 トヨタ自動車 セブン−イレブン・ジャパン セブン&アイHD 三菱地所 ヤマトホールディングス JR東日本 関西電力 パナソニック JR北海道 ソニー シャープ ヤマト運輸 グーグル(米) イオン(ジャスコ) 日本コカ・コーラ 日産自動車 フェイスブック 東京急行電鉄 換算値:千円 換算値 285,265 254,555 243,601 168,388 167,772 161,930 137,721 114,956 114,848 92,789 89,342 84,580 82,965 81,060 79,169 78,087 75,319 75,107 67,890 66,949 主要な掲載要因 熊本地震被害で一部区間が不通だった九州新幹線が27日に全線再開。 川内原発の運転差し止め請求を福岡高裁宮崎支部が棄却。 米マイクロソフトとビッグデータ分析の合弁会社を設立。3代目『パッソ』発売。 井阪隆一社長がセブン&アイHDの新社長に決定。「社長・会長」34%。 鈴木敏文会長兼CEOが退任、セブン−イレブンの井阪隆一社長が新社長に。 日経「私の履歴書」に福澤武名誉顧問が登場。「人」92%。 日経「未来面」に山内雅喜社長が2回登場。「社長・会長」80%。 首都圏駅での「駅ナンバリング」導入を発表。『現美新幹線』の内部を公開。 西日本の3電力と原発再稼働や廃炉での安全対策で提携。「生産」73%。 スマホ利用の工場遠隔制御システムを開発。ほかクラウド対応の決済端末など。 読売「KODOMOサタデー」で北海道新幹線を特集。ほかGWの乗車率予想など。 2016年3月期決算が3年ぶりの黒字に。ほか人工知能開発など。 ロボット型携帯電話を発表。鴻海との合弁会社会長の野村勝明氏が副社長に。 日経「未来面」で宅急便サービスの40年間を回顧。「販売」76%、「社員」15%。 囲碁のトップ棋士に勝利した人工知能「アルファ碁」の解説など「技術」42%。 ポイントサービス「WAONポイント」を他社と共通化。「販売」33%。 水泳の北島康介選手が引退を発表。自販機向けポイントサービスを開始。 高速道専用の自動運転市販車、改良型『GT−R』など「商品」15%。 企業向けメッセンジャーサービスを開始。視覚障害者向けAI技術を発表。 朝日「各駅停話」で田園都市線を紹介。ほか野本宏文社長のインタビューなど。 01
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