日銀取引編(フェーズ1)> 【9.担保<(9-2)担保

<日銀取引編(フェーズ1)>
【9.担保<(9-2)担保(手形、証書貸付債権)の差入・受戻>】
<利用先用>
RT(フェーズ1)第1回<差入>~第2回<受戻>
RT(フェーズ1)第2回<差入>~第3回<受戻>
用
(実施時間帯:8:30~11:30)
(留意点)
1.本手順書は、
「
(9-2)担保(手形、証書貸付債権)の差入・受戻」のテストで使用する手順書です。
2.「(9-2)担保(手形、証書貸付債権)の差入・受戻」では、担保(手形、証書貸付債権)の差入と受戻を2日間かけてそ
れぞれ1回ずつ行います。具体的には、①RT(フェーズ1)第1回で担保差入を行い、当該担保をRT(フェーズ1)
第2回で受戻すテストと、②RT(フェーズ1)第2回で担保差入を行い、当該担保をRT(フェーズ1)第3回で受戻
すテストを行います。本手順書は①、②のいずれのテストでも使用します。
3.このテストでは、担保差入先と日本銀行の間でファクシミリにより書類の送受信を行います。日本銀行のファクシミリ番
号は、別途、担保取引店からご連絡します。当日は番号の誤りがないよう、くれぐれも注意をお願いします。
4.「日本銀行金融ネットワークシステム利用細則(担保関係事務)」の暫定版(以下「利用細則(担保関係事務)
」といいま
す。)をご覧いただきながら、テストを行ってください。
<ヘルプデスク(RT当日の照会先)>
① 日銀ネット端末の基本操作およびCPU接続に関する照会先: 042-351-1127(直通)
── 端末認証・入出力グループの設定・電文送受信方法等に関する問合わせなど。
② 上記①以外に関する照会先: 042-351-1207(直通)
── 業務の内容、日本銀行作成のRT実施手順書・参考資料の記載内容等に関する問合わせなど。
1
証書貸付債権の担保差入に関し特約を締結している担保差
..
入先は、証書貸付債権の担保受払のみを、そうでない担保
..
差入先は手形の担保受払のみを行ってください。
2
<RT第1回または第2回で担保差入を行う手順です>
(9-2)担保(手形、証書貸付債権)の差入(8:30~11:30)
テスト回
時刻
項番
対象
第1回
または
第2回
8:30
∫
11:30
9-2-1
担保
差入先
テスト実施手順
●
確認事項
「担保差入(邦貨手形)」を送信してください。
── この項目については、極力 10:00 までに実施してください。
<入力電文>担保差入(邦貨手形):業務処理区分コード 541104
・次の電文を受信したこと。
チェック
□
<RES電文>
差入日
入力しません
帳票コード
手形区分
「3」
5411-00700
合計金額
「1000000000」
支払人
「500001」(注 1)(注 2)
金額(円)
「100000000」(注 2)
振出日
「270217」(注 2)
満期日
「270517」(注 2)
担保受払区分
「07」(注 2)
整理番号
入力しません(注 2)
受信電文
担保差入受付通知
(注 1)RTのみで使用する架空の支払人等コードです。
(注 2)同じ内容を 10 明細入力します。
【利用細則(担保関係事務)第1編Ⅱ.、第2編参照】
9-2-2
担保
差入先
●
項番 9-2-1 で受信した「担保差入受付通知」をファクシミリにより、日
本銀行の担保取引店に送信してください。
・次の電文を受信したこと。
── ファクシミリの送信後、日本銀行において担保受入に関する事務を
▼ 稼動開始後に実際に行う事務においては、「担保差入受付通知」を日本
行います。このため、
「整理番号通知」の受信までに時間を要すること
銀行の担保取引店に提出します。
があります(並行して、他のテスト項目を実施して頂いて差支えあり
ません)。
<EX一方通知電文>
帳票コード
5411-01600
受信電文
整理番号通知
【利用細則(担保関係事務)第1編Ⅱ.参照】
担保出
力指定
(担保差入金融機関等の行(社・庫)内体制に合わせ、必要に応じて確認を
行ってください。)
・次の電文を受信したこと。
店舗
―― 担保差入先が担保出力指定店舗でない場合に限ります。
── 担保差入先によるファクシミリの送信後、日本銀行において担保受
入に関する事務を行います。このため、
「整理番号通知」の受信までに
時間を要することがあります(並行して、他のテスト項目を実施して
3
□
テスト回
時刻
項番
対象
テスト実施手順
確認事項
チェック
頂いて差支えありません)。
<EX一方通知電文>
帳票コード
5411-01600
受信電文
整理番号通知
【利用細則(担保関係事務)第1編Ⅱ.参照】
9-2-3
担保
●
差入先
「担保差入(証書貸付債権)」を送信してください。
──
この項目については、極力 10:00 までに実施してください。
<入力電文>担保差入(証書貸付債権):業務処理区分コード 541105
・次の電文を受信したこと。
□
<RES電文>
差入日
入力しません
帳票コード
債務者
「500001」(注)
5411-00800
担保受払区分
「09」
元本額
「664000000」
残存元本額
「664000000」
契約締結日
「261230」
最終返済期日
「330331」
付随担保有無
入力しません
承諾書の承諾日付
「270206」
承諾書の確定日付
「270206」
返済期日(自)
「2703」
返済期日(至)
「3212」
返済期日の間隔
「3」
返済期日の日
「99」(「99」は月末日)
返済金額
「26500000」
返済期日(自)
「3303」
返済期日(至)
入力しません
返済期日の間隔
入力しません
返済期日の日
「99」(「99」は月末日)
返済金額
「28000000」
受信電文
担保差入受付通知
(注)RTのみで使用する架空の支払人等コードです。
【利用細則(担保関係事務)第1編Ⅱ.、第2編参照】
9-2-4
担保
差入先
●
項番 9-2-3 で受信した「担保差入受付通知」をファクシミリにより、日
本銀行の担保取引店に送信してください。
・次の電文を受信したこと。
── ファクシミリの送信後、日本銀行において担保受入に関する事務を
4
□
テスト回
時刻
項番
対象
テスト実施手順
確認事項
▼ 稼動開始後に実際に行う事務においては、「担保差入受付通知」を日本
銀行の担保取引店に提出します。
チェック
行います。このため、
「整理番号通知」の受信までに時間を要すること
があります(並行して、他のテスト項目を実施して頂いて差支えあり
ません)。
<EX一方通知電文>
帳票コード
5411-01700
受信電文
整理番号通知
【利用細則(担保関係事務)第1編Ⅱ.参照】
担保出
力指定
店舗
(担保差入金融機関等の行(社・庫)内体制に合わせ、必要に応じて確認を
行ってください。)
・次の電文を受信したこと。
―― 担保差入先が担保出力指定店舗でない場合に限ります。
── 担保差入先によるファクシミリの送信後、日本銀行において担保受
入に関する事務を行います。このため、
「整理番号通知」の受信までに
時間を要することがあります(並行して、他のテスト項目を実施して
頂いて差支えありません)。
<EX一方通知電文>
帳票コード
5411-01700
受信電文
整理番号通知
【利用細則(担保関係事務)第1編Ⅱ.参照】
<以上で、担保差入に関する手順は終了です>
<以下は、RT第2回または第3回で担保受戻を行う手順です>
(9-2)担保(手形、証書貸付債権)の受戻(8:30~11:30)
テスト回
時刻
項番
対象
第2回
または
第3回
8:30
∫
11:30
9-2-5
担保
差入先
テスト実施手順
確認事項
第1回または第2回に担保として差入れた邦貨手形の受戻を行うため、
「担保返戻依頼書」
(書式は別添1)および「担保領収証書」
(書式は別添 ・日本銀行による担保返戻処理の実行後、日本銀行からファクシミリにより
2)をファクシミリにより、日本銀行の担保取引店に送信します。
「担保返戻済通知」を受信したこと。
── この項目については、極力 10:00 までに実施してください。
── ファクシミリの送信後、日本銀行において担保返戻に関する事務を
── 押印および印紙の貼付は不要です。
行います。このため、
「担保返戻済通知」の受信までに時間を要するこ
―― 「担保返戻依頼書」には、項番 9-2-2 で受信した「整理番号通知」
とがあります(並行して、他のテスト項目を実施して頂いて差支えあ
チェック
●
に記載の整理番号を入力してください。
りません)。
5
□
テスト回
時刻
項番
対象
担保出
力指定
店舗
テスト実施手順
確認事項
チェック
(担保差入金融機関等の行(社・庫)内体制に合わせ、必要に応じて確認を
行ってください。)
・次の電文を受信したこと。
―― 担保差入先が担保出力指定店舗でない場合に限ります。
── 担保差入先によるファクシミリの送信後、日本銀行において担保返
戻に関する事務を行います。このため、
「担保返戻済通知」の受信まで
に時間を要することがあります(並行して、他のテスト項目を実施し
て頂いて差支えありません)。
<EX一方通知電文>
帳票コード
5411-02100
受信電文
担保返戻済通知
【利用細則(担保関係事務)別表参照】
9-2-6
担保
差入先
●
第1回または第2回に担保として差入れた証書貸付債権の受戻を行う
ため、「担保返戻依頼書」(書式は別添1)および「担保領収証書」(書式 ・日本銀行による担保返戻処理の実行後、日本銀行からファクシミリにより
は別添2)をファクシミリにより、日本銀行の担保取引店に送信します。 「担保返戻済通知」を受信したこと。
── この項目については、極力 10:00 までに実施してください。
── ファクシミリの送信後、日本銀行において担保返戻に関する事務を
── 押印および印紙の貼付は不要です。
―― 「担保返戻依頼書」には、項番 9-2-4 で受信した「整理番号通知」
に記載の整理番号を入力してください。
担保出
力指定
店舗
行います。このため、
「担保返戻済通知」の受信までに時間を要するこ
とがあります(並行して、他のテスト項目を実施して頂いて差支えあ
りません)。
(担保差入金融機関等の行(社・庫)内体制に合わせ、必要に応じて確認を
行ってください。)
・次の電文を受信したこと。
―― 担保差入先が担保出力指定店舗でない場合に限ります。
── 担保差入先によるファクシミリの送信後、日本銀行において担保返
戻に関する事務を行います。このため、
「担保返戻済通知」の受信まで
に時間を要することがあります(並行して、他のテスト項目を実施し
て頂いて差支えありません)。
<EX応答電文>
帳票コード
5411-02200
受信電文
担保返戻済通知
【利用細則(担保関係事務)別表参照】
上記のほか、利用細則(担保関係事務)をご参照のうえ、照会および照会データファイル取得の機能確認も、適宜、行ってください。
以
上
で 、
本
手 順
6
書
は 終
了
で
す
□
別添1
手形、電子記録債権または証書貸付債権用
業務処理区分コード
545153
担 保 返 戻 依 頼 書
年
日 本 銀 行
(──支店)御中
月
日
(依頼人)
印
当方から貴店へ担保に関する基本約定(担保に関する基本約定(適格外国債券担保用)を含み
ます。)に定める担保として差入れた手形、電子記録債権または証書貸付債権について、下記の
とおり返戻を依頼します。
記
担保目的物区分
邦貨手形:51
証書貸付債権:61
返戻:1
一部返戻:2
返戻依頼人コード
返戻・一部返戻区分
返戻を依頼する根担保
整 理 番 号
合計金額
返戻金額
兆
拾億
百万
千
円
兆
拾億
百万
千
円
兆
拾億
百万
千
円
兆
拾億
百万
千
円
兆
拾億
百万
千
円
兆
拾億
百万
千
円
兆
拾億
百万
千
円
兆
拾億
百万
千
円
兆
拾億
百万
千
円
兆
拾億
百万
千
円
兆
拾億
百万
千
円
以
上
(注意)1.「依頼人」欄は、頭取、社長、理事長等またはその者から権限を付与された者が記
名捺印または署名する。
2.「担保目的物区分」欄は、該当項目に○印を付ける。返戻を依頼する担保が電子記
録債権の場合には、担保目的物区分に従って○印を付ける。
3.「返戻・一部返戻区分」欄は、手形類似電子記録債権以外の電子記録債権または証
書貸付債権の場合に該当項目に○印を付ける。この場合において、一部受戻日に期
日担保返戻が取消された担保の返戻依頼を除き、「返戻:1」に○印を付ける。
別添2
担
保
領
収
証
(日付)
印 紙
書
日 本 銀 行
(──支店)御中
当方から貴行に差入れた下記の担保を受取りました。
(担保差入先)
印
記
受
担保目的物区分
整
戻 担 保
理 番 号
金額
兆
拾億
百万
千
円
兆
拾億
百万
千
円
兆
拾億
百万
千
円
兆
拾億
百万
千
円
兆
拾億
百万
千
円
兆
拾億
百万
千
円
兆
拾億
百万
千
円
兆
拾億
百万
千
円
兆
拾億
百万
千
円
以
上
※(引渡済印欄)
(注意)1.収入印紙の貼付は、受戻す担保に手形を含まない場合には不要とする。
2.「担保差入先」欄は、頭取、社長、理事長等またはその者から権限を付与された
者が記名捺印または署名する。
3.「担保目的物区分」欄は、「邦貨手形」または「証書貸付債権」のいずれかを記
入。
4.※印 日本銀行記入欄