＜日銀取引編（フェーズ２）＞【14.外国中央銀行等にかかる資金・国債決済＜(14-2)国債のＤＶＰ決済（同時担保受払を含む）＞】＜利用先用＞ＲＴ（フェーズ２）第１回、第２回、第３回用（実施時間帯：第１回８：３０～１２：３０、第２回８：３０～１２：３０、第３回８：００～１２：３０）（留意点）１．本手順書は、「（14-2）国債のＤＶＰ決済（同時担保受払を含む）」のテストで使用する手順書です。２．本手順書は、ＲＴ（フェーズ２）第１回、第２回、第３回のいずれの回でも使用します。３．「日本銀行金融ネットワークシステム利用細則（国債資金同時受渡および同時担保受払関係事務）」の暫定版（以下「利用細則（国債ＤＶＰ関係事務）」といいます。）をご覧いただきながら、テストを行ってください。＜ヘルプデスク（ＲＴ当日の照会先）＞ ① 日銀ネット端末の基本操作およびＣＰＵ接続に関する照会先：０４２－３５１－１１２７（直通） ── 端末認証・入出力グループの設定・電文送受信方法等に関する問合わせなど。 ② 上記①以外に関する照会先： ── ０４２－３５１－１２０７（直通）業務の内容、日本銀行作成のＲＴ実施手順書・参考資料の記載内容等に関する問合わせなど。 1 (14-2)国債のＤＶＰ決済（第１回８：３０～１２：３０、第２回８：３０～１２：３０、第３回８：００～１２：３０） (テスト内容) ○ 各回のシステム運用日付（第１回は 2015 年 3 月 18 日、第２回は同 19 日、第３回は同 20 日）に、現行日銀ネットの下で実際に決済が行われた、外国中央銀行等を国債の振替元・振替先とする国債ＤＶＰの取引を、全面稼動開始後の入出力機能を利用して再現します。テスト参加先は、予め、現行日銀ネットの下で行われた、外国中央銀行等を国債の振替元・振替先とする国債ＤＶＰの取引・決済に関する全データを取得・保存したうえで、全面稼動開始後における新日銀ネットの機能・仕様等に合わせて修正・追加を行い、テストデータを準備してください。 ―― 各回のシステム運用日付（第１回は 2015 年３月 18 日、第２回は同 19 日、第３回は同 20 日）に、外国中央銀行等を国債の振替元・振替先とする、実際には決済が行われなかった取引についてのテストは行うことができません（日本銀行が実際には決済が行われなかった取引を送信することもありません。）。なお、「国債資金同時受渡依頼」については、当日取引の入力または先日付取引の入力のいずれかで送信することが可能です（注）。先日付取引の入力を送信する場合には、決済の実行日がシステム運用日 ―― 付と一致するようにしてください。（注）例えば、2015 年 3 月 19 日に決済が行われた取引の場合、①第１回（2015 年 3 月 18 日）に、先日付取引として「国債資金同時受渡依頼」を送信する、②第２回（2015 年 3 月 19 日）に、当日取引として「国債資金同時受渡依頼」を送信する、の２つのうちいずれかが可能です。（ＤＶＰ決済における国債の受入＜日本銀行にある外国中銀等顧客口座へ国債の受入を行うとともに、テスト参加先の当座勘定へ当該受入にかかる資金の入金を行う取引＞）＜当日決済にかかる国債資金同時受渡依頼の入力を行う手順です（ＲＴ第１回から第３回共通）＞ﾃｽﾄ回時刻（注）第１回 8:30 または ∫ 第２回 12:30 または（注）第３回第３回は 8:00 項番対象 14-2-1 払出先参加者テスト実施手順 ● 確認事項ﾁｪｯｸ「国債資金同時受渡依頼」を送信します。・次の電文を受信していること。 ── 12:30 までに送信してください。 ―― 取引内容に関し、電話等による照合は行いません。 □ ＜ＲＥＳ電文＞帳票コード受信電文 7511-00100 国債資金同時受渡依頼受付通知【利用細則（国債ＤＶＰ関係事務）第１編Ⅱ.および第２編参照】払出先参加者・テスト参加先が決済指示（国債）を行う前に日本銀行が「決済指示（資の出力指定店舗 □ 金）」を送信した場合、次の電文を受信していること。＜ＥＸ一方通知電文＞帳票コード受信電文 7511-00200 国債資金同時受渡依頼受付案内【利用細則（国債ＤＶＰ関係事務）第１編Ⅳ.参照】払出先参加者 ● 「国債資金同時受渡依頼」を送信した際に決済指示（国債）を入力しなかった場合には、「決済指示（国債）」を送信します。・次の電文を受信していること。 □ ＜ＲＥＳ電文＞帳票コード【利用細則（国債ＤＶＰ関係事務）第１編Ⅱ.および第２編参照】 2 7512-00100 受信電文国債資金同時受渡決済指示受付通知ﾃｽﾄ回時刻項番対象テスト実施手順確認事項払出先参加者の出力指定店舗・国債資金同時受渡が実行されたとき、次の電文を受信していること。ﾁｪｯｸ □ ＜ＥＸ一方通知電文＞帳票コード 7512-00200 受信電文国債資金同時受渡実行通知【利用細則（国債ＤＶＰ関係事務）第１編Ⅳ.参照】資金受入先・国債資金同時受渡が実行されたとき、次の電文を受信していること。＜ＥＸ一方通知電文＞帳票コード 2111-01800 【利用細則（国債ＤＶＰ関係事務）第１編Ⅳ.参照】＜以上で、当日決済にかかる国債資金同時受渡依頼の入力に関する手順は終了です＞ 3 受信電文当座勘定入金通知（国債資金同時受渡） □ ＜先日付決済にかかる国債資金同時受渡依頼の入力を行う手順です（ＲＴ第１回および第２回共通）＞ﾃｽﾄ回時刻項番対象第１回または第２回 8:30 ∫ 12:30 14-2-2 払出先参加者テスト実施手順 ● 確認事項ﾁｪｯｸ「国債資金同時受渡依頼」を送信します。・次の電文を受信していること。 ── 12:30 までに送信してください。 ―― 取引内容に関し、電話等による照合は行いません。【利用細則（国債ＤＶＰ関係事務）第１編Ⅱ.および第２編参照】 □ ＜ＲＥＳ電文＞帳票コード受信電文 7511-00100 国債資金同時受渡依頼受付通知＜以上で、先日付決済にかかる国債資金同時受渡依頼の入力に関する手順は終了です＞＜以下は、前営業日入力分の決済の確認を行う手順です（ＲＴ第２回、第３回共通）＞ﾃｽﾄ回第２回または第３回時刻（注） 8:30 ∫ 12:30 （注）第３回は 8:00 項番対象 14-2-2 払出先テスト実施手順参加者の出力指定店舗確認事項ﾁｪｯｸ・テスト参加先が決済指示（国債）を行う前に日本銀行が「決済指示（資金）」を送信した場合、次の電文を受信していること。 □ ＜ＥＸ一方通知電文＞帳票コード受信電文 7511-00200 国債資金同時受渡依頼受付案内【利用細則（国債ＤＶＰ関係事務）第１編Ⅳ.参照】払出先参加者 ● 前営業日に「国債資金同時受渡依頼」を送信した際に決済指示（国債）を入力しなかった場合には、「決済指示（国債）」を送信します。・次の電文を受信していること。 □ ＜ＲＥＳ電文＞帳票コード 7512-00100 受信電文国債資金同時受渡決済指示受付通知【利用細則（国債ＤＶＰ関係事務）第１編Ⅱ.および第２編参照】払出先参加者の出力指定店・国債資金同時受渡が実行されたとき、次の電文を受信していること。＜ＥＸ一方通知電文＞舗帳票コード 7512-00200 【利用細則（国債ＤＶＰ関係事務）第１編Ⅳ.参照】 4 受信電文国債資金同時受渡実行通知 □ ﾃｽﾄ回時刻項番対象テスト実施手順確認事項資金受入先・国債資金同時受渡が実行されたとき、次の電文を受信していること。＜ＥＸ一方通知電文＞帳票コード 2111-01800 【利用細則（国債ＤＶＰ関係事務）第１編Ⅳ.参照】＜以上で、前営業日入力分の決済の確認を行う手順は終了です＞ 5 受信電文当座勘定入金通知（国債資金同時受渡）ﾁｪｯｸ □ （ＤＶＰ決済における国債の払出＜日本銀行にある外国中銀等顧客口座から国債の払出を行うとともに、テスト参加先の当座勘定から当該払出にかかる資金の引落を行う取引＞）ﾃｽﾄ回第１回または第２回または第３回時刻項番 8:45（注） 14-2-1 ∫ 12:30 （注）第３回は 8:15 対象テスト実施手順受入先参加者の出力指定店舗確認事項ﾁｪｯｸ・日本銀行が「国債資金同時受渡依頼」を送信した場合、次の電文を受信していること。 □ ＜ＥＸ一方通知電文＞帳票コード受信電文 7511-00200 国債資金同時受渡依頼受付案内【利用細則（国債ＤＶＰ関係事務）第１編Ⅳ.参照】資金払込先・次の電文を受信していること。 □ ＜ＥＸ一方通知電文＞帳票コード 7511-00300 受信電文国債資金同時受渡決済指示対象通知【利用細則（国債ＤＶＰ関係事務）第１編Ⅳ.参照】資金払込先 ● 「決済指示（資金）」を送信します。・次の電文を受信していること。 ── 12:30 までに送信してください。 ―― 取引内容に関し、電話等による照合は行いません。 □ ＜ＲＥＳ電文＞帳票コード 7513-00100 受信電文国債資金同時受渡決済指示受付通知＜ＥＸ一方通知電文＞帳票コード 7512-00400 受信電文国債資金同時受渡実行通知（資金）【利用細則（国債ＤＶＰ関係事務）第１編Ⅱ.およびⅣ.ならびに第２編参照】受入先参加者の出力指定店舗・次の電文を受信していること。 □ ＜ＥＸ一方通知電文＞帳票コード 7512-00300 受信電文国債資金同時受渡実行通知【利用細則（国債ＤＶＰ関係事務）第１編Ⅳ.参照】上記のほか、利用細則（国債ＤＶＰ関係事務）をご参照のうえ、照会および照会データファイル取得の機能確認も、適宜、行ってください。以上で、本手順 6 書は終了です