重点プラン⑤:地球環境の保全と環境コミュニケーション 達成度及び内訳 取組項目数 達成率 ◎:達成 20 〇:ほぼ達成(達成率80%以上) 4 △:未達成(達成率80%未満) 2 26 第2次計画での継続・廃止 継 続 10 (うち達成6 ほぼ達成2 未達成2) 廃 止 16 (うち達成14 ほぼ達成2) 総合評価 【主な取組事項に対する説明】 ○ 取組項目26のうち、24項目が「達成」「ほぼ達成」であることか ら総合評価としては「ほぼ達成」としました。全体的に、環境展や子ど も環境教室の開催などの普及啓発事業などについては予定通り進めるこ とができました。一方で、あやせエコっと21家庭編・事業者編につい ては事業に対する広報不足や猛暑など天候の影響で応募要件が変化して しまい予定通りの応募・登録に満たなかったことから「未達成」となっ ています。 92.3% (1)振り返り 【環境保全活動】 市では、平成15年度に策定した第1次計画に掲げた取組を実践するため、環境 展などの場において「ごみ問題」「地球温暖化問題」など、環境保全意識の普及・啓 発活動を市民協働で進めてきました。また、河川清掃など市内の自然環境を守るた め、環境保全活動を実践した団体には助成を行い、その活動を支援しました。今後 はさらに協働に向けた幅広い市民・事業者の参加とネットワークの充実が必要とな っています。 【環境配慮行動】 市では「あやせEMS(環境マネジメントシステム)」に基づき契約事務やグリー ン購入など、日常業務での環境配慮行動を実践しています。また市民・事業者の日 常生活や事業活動における環境配慮行動の促進を図るため、平成17年度から「あ やせエコっと21(家庭編・事業者編)」を実施していますが、目標を達成すること はできなかったため、今後も、家庭編への参加促進や参加事業者の拡大などが必要 64 となっています。 【教 育】 市では、環境都市推進講演会の開催、環境出前講座、市民団体や地域と連携した 自然観察会や体験学習の実施など、様々な機会を利用して子どもから大人までを対 象とした環境学習を推進してきました。今後は将来の環境を担う子どもへの環境教 育をはじめ、生涯にわたる環境教育・学習を推進するために、家庭や地域、事業所 における環境教育・学習が必要となっています。 (2)第1次計画から継続して取り組む行動計画 子どもから大人を対象とした、環境保全意識の普及・啓発は、非常に大切なこと から、引き続き取り組んでいきます。また、東日本大震災に伴う原発事故などを契 機に、国においては、エネルギーに対する政策が見直されてきました。このような 中で、節電や節水などの「エネルギー使用の削減」については、環境負荷を低減す るうえで、今後も市民・事業者に普及を図っていく必要があり、第1次計画で未達 成の「あやせエコっと21家庭編・事業所編の推進」についても、引き続き取り組 んでいきます。 (3)新たな環境課題に取り組む行動計画 平成24年に「環境教育等促進法」(改正環境保全活動・環境教育推進法)が施行 され、地方自治体での総合的・計画的な取組が努力義務化されました。これを受け 「環境教育の推進」に取り組むため「(仮称)あやせ環境教育推進基本計画の策定」 が必要となっています。 65
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