水力エネルギーの部ᴾ 照井土地改良区ᴾ 〒㻜㻞㻝㻙㻜㻜㻞㻣㻌 岩手県一関市竹山町㻠㻙㻡㻡㻌 㼀㻱㻸㻚㻌㻜㻝㻥㻝㻙㻞㻟㻙㻞㻝㻟㻡㻌 ~少水量かつ超低落差における最大発電力の小水力発電~‒ 平成․年度 東北再生可能エネルギー利活用大賞‒ 取 組 の 概 要‒ 照井土地改良区では、『地球温暖化抑制の一 助』を目的に、平成年に運転開始した照井発 電所(最大出力M9の小水力発電所)を皮切 りに、農業用水路『照井堰用水』(平成年 月日世界かんがい施設遺産に登録)を利用 した小水力発電所の調査・検討・導入に継続的 に取り組んでいる。 平成年には荻野発電所を運転開始し、 Oの低落差かつ流量㎥U未満の地点にお いてM9以上の発電出力を達成した。 今後も地域の資源である農業用水路等を最大 限活かした小水力発電への挑戦を通じた地域貢 献を目指す。 荻野発電所 位置図㻌 上流側水路高㻝㻚㻢㼙㻌 従前有効落差㻝㻚㻜㼙㻌 取 組 の 特 長‒ 低落差(約O)であって上流部の水路高に 余裕のある地点に転倒ゲートを設置すること により、有効落差をmに増やす。 発電効率やゴミの影響、メンテナンスの容易 さを考慮して、より導入地点に適合するらせ ん水車を採用。 経験ノウハウの蓄積を活かした短期間での整 備(構想から運転開始まで年かからず)。 固定価格買取制度による売電収入により土地 改良区の組合員の賦課金軽減に貢献。 見学も積極的に受け入れると共に、地元小学 校の環境学習にも活用(照井発電所と合わせ、 平成年度には団体名の見学・視察 に対応)。 施 設 の 概 要‒ 最大有効落差 m 最大使用水量 ㎥U(非かんがい期 ㎥U) 最大出力 M9(月~8月) 常時出力 M9(月~4月) 年間発生電力量 M9J 従前水量毎秒1トン㻌 従前水路の形状㻌 取水口㻌 水位嵩上げ㻌 バイパス水路完成時㻌 転倒ゲート㻌 水位嵩上げゲート完成時㻌 発電㻌 水㻌 回転㻌 水車据付工㻌 稼動状況㻌 主な参加プレーヤーと役割‒ 照井土地改良区…発電、管理・メンテナンス ㈱山水設計コンサルタント…設計 ㈱平野組… 施行 5
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