殻付帆立貝のオーブン焼き グルノーブル風

クラシック・ド・ブノワ・パリ 3月のメニューより
NOIX DE SAINT-JACQUES rôties en coquille à la grenobloise
殻付き帆立貝のオーブン焼き グルノーブル風
人数:4人分
準備時間:25分
調理時間:30分
おすすめワイン:リュリー プルミエクリュ ブラン/ブルゴーニュまたはプイイ・フュッセ ブラン/ロワール
【用意するもの】
殻付帆立貝 16個
<ソース>
帆立貝のひも
エシャロット 1個
オリーブオイル 大さじ1 (茹でる時に使用)
バター 70g
ピンクニンニク 1かけ
ブーケガルニ 1束
白ワイン 20cl
フォンブラン・ド・ヴォライユ 20cl (市販のチキンブイヨンで代用可能)
塩
白コショウ
<グルノーブルソース>
レモン 2個
イタリアンパセリ 1/4束
食パンのクルトン 100g
オリーブオイル 大さじ1
ケッパー 30g
塩
白コショウ
帆立貝とソース
① 前日に帆立貝を丁寧に開き、貝ひもを外し、うろ(腸)を取り除く。貝柱は殻に付けたまま水で
洗い流し、網の上に乗せ水をよくきる。貝ひもは一晩きれいな水につけておく。
② エシャロットを皮つきのまま、粗目にスライスする。
③ 貝ひもを水気がなくなるまでソテーし、ザルにあげる。
④ オリーブオイルとバター20gを鍋に入れ、貝ひもを色が変わるまで炒め、エシャロット、皮付き
ニンニク、ブーケガルニを加える。そこに白ワインを加え、2/3の量になるまでゆっくり煮詰める。
フォンブランを加えたら、半分の量になるまで煮詰め、最後にすべてを濾し器に入れ、ジュ(汁)
だけをとっておく。(A)
グルノーブルソース
① ピーラーなどでレモンの皮をむき、千切りにする。果肉の部分だけを取り出し、ボールに絞り
だし、絞ったあとのレモンは小さくカットしておく。
② 千切りにした皮は、2度熱湯を通す。絞ったレモン汁を弱火にかけ、そこに皮を入れ10分程
度煮てコンフィにする。(B)
③ フライパンにクルトン、オリーブオイル、微塵切りにしたイタリアパセリを入れて火を入れ、ケッ
パーを加える。(C)
仕上げ
① オーブンを180度に温める。鍋に50gのバターを入れ、色が変わるまで火を入れ、焦がし
バターを作る。
② 貝柱にオリーブオイルを塗り、塩、コショウをふったあと、オーブンに入れて 10 分焼く。
③ (A)に焦がしバターと、(B)のレモンの汁を加え、焼けた帆立にかける。
④ 最後に(C)をのせて仕上げる。