Ⅲ 逆行性腎盂造影(RP) 逆行性腎盂造影(retrograde pyelography;RP)は IVP や DIP 等 の検査によって尿路が充分に描出さ れないか不鮮明な時に行われる.カ テーテル用膀胱鏡を使用して、尿管 口からカテーテルを挿入し(図1)、 カテーテルからヨード造影剤ないし は空気を注入して撮影する方法であ る.造影剤として空気を用いるのは、 結石の場合に造影剤と結石の X 線吸 収率がほぼ同じであるために、結石 の描出が困難なことによる. 図1:カテーテル挿入膀胱鏡 近年エコー下で腎盂を穿刺したり、瘻から造影剤を注入して造影する方法を 順行性腎盂造影(antegrade pyelography)としている. 逆行性腎盂造影と異なるがここに提示する. 図1:カテーテル挿入膀胱鏡 図2:両腎石空気造影 図3:両側水腎症 図4:右骨盤腎 図5:尿管腫瘍 杯状陰影(goblet sign) 図6:順行性腎盂造影 Copyright© Noriharu Mikata 2015 All Rights Reserved. 図2:両腎石空気造影 Copyright© Noriharu Mikata 2015 All Rights Reserved. 図3:両側水腎症 Copyright© Noriharu Mikata 2015 All Rights Reserved. 図4:右骨盤腎 Copyright© Noriharu Mikata 2015 All Rights Reserved. 図5:尿管腫瘍 杯状陰影(goblet sign) Copyright© Noriharu Mikata 2015 All Rights Reserved. 図6:順行性腎盂造影 Copyright© Noriharu Mikata 2015 All Rights Reserved. Copyright© Noriharu Mikata 2015 All Rights Reserved.
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