新・仕事ダイエット 「しっかり休んで、きっちり仕事」 資料-1 (1)業務のスクラップ・アンド・ビルド 趣 旨 安易な前例踏襲を止め、業務に必要なものであるか見直す機会を作ることにより、仕 事の進め方を見直し、時間外勤務等の縮減を図る。 長時間にわたる時間外勤務は職員の健康に悪影響を及ぼすだけでなく、家庭生活などにも支 障をきたし、ひいては公務における能率の低下も懸念される。 従前から本市では時間外勤務の縮減対策を講じており、一定の減少は見られるものの、継続 してさらなる縮減に取り組むことや、年次有給休暇の取得促進などを通じ、「仕事と生活のメ リハリをつけることで、仕事の効率を上げるとともに、新たなアイディアを生み出しやすい環 境を整える」ことが必要である。 このため、本市を支える職員の健康維持、生活の充実等を基盤として、個々の職員の公務に おけるポテンシャルの高まりと、活性化を図る視点から、今回新たな対策に取り組むこととす る。 (※)はこれまでの対策を継続する項目 取組項目① 職員の意識改革 (2)非常勤職員等の活用 業務の繁忙期への対応として、正規職員の仕事を部分的に非常勤職員等に振り分ける など、非常勤職員等の活用により正規職員の時間外勤務等の縮減を図る。 (3)業務のシステム化・マニュアル化 業務をシステム化、マニュアル化することにより、業務量を縮減し、時間外勤務等の 縮減に繋がるものがあるかどうか、それぞれの業務で検討する。 (4)内部事務の見直し(※) 取組項目③ 不払い残業(いわゆるサービス残業)の撲滅 不払い残業(いわゆるサービス残業)は違法なものであるため、不払い残業が発生すること のないよう防止策を講じる。 (1)不払い残業通報相談窓口の設置 時間外勤務等を縮減するため、時間外勤務等に対する職員の意識改革を行う。 (1)職員それぞれの職責に応じた取組 職員それぞれの職責に応じた意識改革に関する取組を行う。 不払い残業は違法なものであり、あってはならないものであるため、原則任命権者ご とに「不払い残業通報相談窓口」を設置し、職員からの相談を受け付け、不払い残業が 認められる場合には是正措置を行う。 (2)全庁一斉定時退庁日と全庁消灯日の実施 毎週水曜日を全庁一斉定時退庁日とする。 このうち、月に1回を全庁消灯日とし、18 時 30 分に完全消灯とする。 取組項目④ 年次有給休暇の取得促進 (3)庁内会議に係る意識改革 会議を行う際は、その目的を明確にし、参加者を厳選する。会議資料については、必 要最小限のものとする。 なお、生産的な会議となるよう、会議に係る人件費を明示し、会議の費用対効果を意 識するきっかけとする。 (4)局等ごとの縮減対策の実施と時間外勤務等縮減対策会議(※) (5)時間外勤務等の上限(年間 360 時間)の順守と月 60 時間超の時間外勤務の禁止(※) 職員のワーク・ライフ・バランスの実現を図るためには年次有給休暇の取得率の向上も重要 なものとなってくる。職員が計画的に年次有給休暇を取得できるよう、計画的に業務を遂行し、 年次有給休暇を取得しやすい職場環境づくりを行う。 以下の取得促進策により年次有給休暇の取得促進を図るため、四半期ごとの業務スケジュー ル、休暇スケジュールを係等で作成するなどしてそれぞれのスケジュールを共有するものとす る。 (1)記念日休暇の取得促進 職員や家族の誕生日、記念日や子どもの学校行事等にあわせて年次有給休暇を取得す 取組項目② 業務量の縮減 時間外勤務等の縮減のため、既存業務の見直しや非常勤職員等の活用、業務マニュアルの作 成等により、業務量の縮減を図る。 ることにより、心身のリフレッシュを図る。 ①バースデー休暇…職員又は家族の誕生日に年次有給休暇を取得する。 ②子ども休暇…子どもの学校行事等の際に年次有給休暇を取得する。 (2)連続休暇の取得促進 ゴールデンウィークや夏休み、子どもの秋休み等に連続休暇を取得し、心身のリフレ ッシュを図る。
© Copyright 2024 ExpyDoc