市民部

平成27年度 部局行動宣言 達成状況報告書(市民部長 玉衛 隆見)
■取組項目
取組項目
【ご近所の底力再生事業の活用の促進】
1
職員がこれまで以上に地域に入り課題把
握に努め、校区単位の説明会を開催するな
ど制度の趣旨を自治会長に十分理解してい
ただき、本事業を活用していただくなかで
地域コミュニティの再生を図ります。
達成状況の説明
《成果》
本事業の趣旨、
内容、
活用方法等について、
校区単位の説明会などに担当職員が同席
し、丁寧に説明を行いました。
特に、
近年活用実績の無い自治会に対して
は、職員が直接自治会長等と面談を行うな
どし、積極的な活用を促しました。
こうした取り組みにより、
事業申請率が向
上し、自治会単位での地域コミュニティの
再生に寄与することができました。
《実績》
平成27年度申請率(3月末見込み)
89.10%
(参考)平成26年度申請率
85.25%
担当課
市民協働
推進課
《今後の課題》
今後も職員が積極的に地域に足を運び、
自
治会長等に制度の趣旨や助成金の使途等に
ついて丁寧な説明を行いながら、活用の促
進を図り、地域コミュニティの再生を図る
必要があります。
【地域リーダー育成に向けた取り組み】
2
地域活動への関心を高め、地域における
人づくり、地域づくりを強化し地域活動を
持続的な活動として定着させるため、
「地域
コミュニティ創造事業」を実施し、地域を
牽引するリーダーや後継者の育成に取り組
みます。
また、各自治会のリーダーが一同に会し
意見交換を行う「交流研修会」を開催し、
情報共有とリーダーの横の連携強化を図り
ます。
《成果》
「地域コミュニティ創造事業」
を実施する
ことにより、参加者の自主的なまちづくり
への意識が高まりました。
また、自分の地域の課題発見や、その解決
方法等について意見交換が行われ、まちづ
くりを実践する地域リーダーや後継者の育
成に向け取り組みが進みました。
鶴崎地区及び中央地区において、
校区単位
での交流研修会を開催し、各校区でのリー
ダーが地域課題を共有する中で、その解決
方法について協議・検討を行うなど、横の
連携の強化が図れました。
《今後の課題》
「地域コミュニティ創造事業」
の充実を図
り、地域リーダーや後継者の育成を積極的
に進めるとともに、交流研修会を全市域に
広げ、情報共有とリーダーの横の連携強化
をさらに進めていく必要があります。
1
市民協働
推進課
取組項目
【地域づくり交付金モデル事業の
取り組み】
3
地域づくり交付金モデル事業の受け皿と
なる「まちづくり協議会」の結成を促進し
ます。
また、各まちづくり協議会と取り組みの
成果や課題について意見交換を行い、制度
の本格実施に向け事業の検証を行います。
達成状況の説明
《成果》
本年度、新たに3校区においてまちづく
り協議会が結成され、計8校区での実施と
なりました。さらに、1校区が来年度から
本制度を導入する予定であり、事業の拡大
が図れました。
また、
導入済みの8校区のまちづくり協議
会事務局と意見交換を行い、成果や課題等
を検証し、これを踏まえ、庁内検討会議に
おいて本格実施に向けた方向性を確認しま
した。
担当課
市民協働
推進課
《今後の課題》
一括交付対象事業の拡大や事業費加算の
課題等について、引き続き庁内検討会議で
整理し、制度の本格実施に向け取り組む必
要があります。
4
《成果》
今年度より「ペイジー口座振替受付サー
ビス」を導入し、市民の利便性向上と口座
振替の利用促進を図り収納率の向上に努め
ました。
【国民健康保険税の収納対策の強化】
3月末における口座振替利用率及び収納
率(現年度分+滞納繰越分)は、昨年を上
口座振替の利用促進のため、
「口座振替受 回る見込みです。
付サービス」
(注1)を導入し、手続きの簡
素化による口座振替の拡大を図り、収納率 《実績》
の向上に努めます。
(3月末見込み)
口座振替利用率
44.6%
(注1)口座振替受付サービスとは、口座
(前年同期
44.27%)
振替の手続きに際し、通帳・印鑑
(3月末見込み)
を持参する必要がなく、キャッシ
現年度分収納率
93.5%
ュカードさえあれば手続きが可能
(前年同期
93.16%)
であり、届出印の間違い等による
滞納繰越分収納率 29.5%
遅延もなく市民にとって利便性向
(前年同期
29.91%)
上に役立つサービスです。
《今後の課題》
国民健康保険税を適切かつ確実に収納す
るため、引き続き口座振替の利用促進を図
る必要があります。今後も、加入や納付相
談時において、支所・出張所を含む職員が
一体となって利用勧奨に努めます。
また、市民の利便性向上の観点から、コ
ンビニ収納の制度を早い時期に導入し、納
付環境の更なる充実を図り、収納率の向上
に努めます。
2
国保年金課
取組項目
5
達成状況の説明
担当課
《成果》
「40歳総合健診」の実施により、対象者
に個別通知など健診の必要性を意識付ける
ことで、受診率の低かった40歳の方につ
いては、昨年を上回る受診率となりました。
しかし、高齢者層は「医療機関で治療中」
【特定健診受診率の向上】
などを理由に受診率が低下したため、全体
としては大幅な伸びが見込めず、昨年度と
特定健診は40歳から74歳までの方が ほぼ同等の受診率となる見込みです。
対象であり、継続的な受診行動につなげる
ため、本年度に40歳を迎え国保加入者を 《実績》
対象として、特定健診受診時に無料でがん
(3月末見込み)
検診も受診できる「40歳総合健診」を実
全体特定健診受診率
35.4%
国保年金課
施し、受診率の向上を図ります。
(前年同期
35.2%)
《今後の課題》
40歳総合健診の内容や受診勧奨の方法
等を検証し、引き続き40歳代の受診率向
上に努めます。
また、特定健診の未受診者個々に対する
受診勧奨の取り組みを強化する中、対象者
全体の受診率の底上げを図り、疾病の早期
発見や健康維持など医療費抑制に繋げる必
要があります。
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