平成27年度経営事項審査項目の主な改正点 1.評価対象となる建設機械の種類が追加されます。 加点対象となる建設機械に、移動式クレーン(固定式は対象外)、大型ダンプ車、モーターグレー ダーが追加されます。 2.若手技術者・技能労働者の育成・確保の状況が審査項目に追加されます。 (1) 満35歳未満の技術職員が15%以上いる場合には加点対象になります。 (2) 満35歳未満の技術職員が審査対象年度に1%以上新たに加わった場合には加点対象になります。 3.技術者の有効な資格が追加されます。 (1) 型枠施工の技能検定が大工工事業の技術者要件に追加されます。 (2) 建築板金(ダクト板金作業)の技能検定が管工事業の技術者要件に追加されます。 ※ 1・2に関しては制度改正に伴う再審査を受審できます。再審査は平成27年4月1日~平成27 年7月29日の期間に行えば、無料で受審できます。その他の期間は有料となります。申し込みが 必要ですので、詳細はホームページで確認してください。 平成27年度からの審査方法の改正点 1.許可がない期間の完成工事高の計上方法について 新規に許可を受けて経営事項審査を受ける場合等において、許可がない期間の完成工事高を「そ の他工事」として計上していましたが、今後は業種ごとの実績として計上できます。 (但し、決算が到来して、決算の変更届出書を県土整備事務所に提出している場合に限ります。) 2.技術者の確認方法について (1) 事業所の中に建設国保等に加入している方及び健康保険に加入している方がいる場合には、両方 の技術者を認めることとします。ただし、事業所として厚生年金に加入している場合に限ります。 (健康保険に加入している方は、別添「技術者の6ヵ月超前からの常用雇用及び若年の年齢の確認 書類」、建設国保の方は別添「技術者の6ヵ月超前からの常用雇用及び若年の年齢の確認書類」の(ロ) に掲げる資料の要件を満たす場合に限ります。) (2) 資格証の原本の確認を行っていますが、代わりに、監理技術者証において「有する資格」欄に記 載のある資格については、今後提示を省略することができます。
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