事務事業評価シート(一般事務事業用)

事務事業評価シート(一般事務事業用)
1 事務事業の概要
事務事業名
所管局部課
事業期間
新基本計画の施策体
系
整理番号
公共事業埋蔵文化財発掘調査
7150100018
局名
部名
課名
電話番号
E-mail
教育委員会事務局
生涯学習部
生涯学習振興課
043-245-5962
[email protected]
開始年度 S40年以前
まちづくりの方
向性(政策)
施策の柱
施策
終了年度 年度
本掲
方向性3 豊かな心が育ち、新たな
価値が生まれるまちへ
3-3 文化を守り、はぐくむ
まちづくりの方
向性(政策)
再掲
3-3-2 文化的財産の保全と活
用
施策
実施計画
区分
施策の柱
計画外
個別計画
実施根拠
法令・国通知等 文化財保護法第92条、第99条、第184条第1項
県条例・要綱等 千葉県文化財保護条例
市条例・要綱等 千葉市埋蔵文化財取扱要綱
その他
委託の状況
■
全部委託
□
一部委託
協働の有無
□
あり
■
なし
補助金交付事務の有無
□
あり
□
委託なし
)
補助金事業シート整理番号(
対象(誰を・何を)
■
なし
意図(どういう状態にしたいのか)
公共開発事業に伴い、市内の土地に 発掘調査による記録保存の措置を講じることで公共開発事業の円滑な遂行を
埋蔵されている文化財〈以下、埋蔵 図り、その後に発掘成果品を普及事業等で活用して市民への情報提供に努め
文化財という)
る。
事業の目的
1 公共事業発掘調査事業 → 千葉市の公共事業に伴って実施する発掘調査
・次年度実施予定分;公共事業の進捗に合わせた実施
・開発事前調査; 事前に調査対象や範囲が確定されず、緊急に対応する必要が
あるものが対象
2 公共事業整理 → 公共事業に伴い実施した発掘調査の記録及び出土資料を整理して報告書を刊行
3 重要遺跡発掘調査 → 市内の遺跡の中で本市の歴史を理解する上で重要な遺跡に関する発掘調査
事業の内容
4 市内遺跡発掘調査〈国庫補助〉
→ 中小零細企業による開発事業等及び個人住宅建設等に先立ち、遺跡の内容、規模
等を確認するための発掘調査。
また、調査成果を報告書として刊行する。
5 市内遺跡再整理〈国庫補助〉
→ 調査報告書刊行済みの発掘資料を学校等への出前授業等の普及事業で活用するた
めの資料とするための再整理
昭和40年代後半から大形の公共開発事業の増加が顕著になり、地方公共団体の体制が整備されてきた。この背
景の中で、文化財保護法(昭和25年施行)が昭和50年に大改正され、開発に先立って埋蔵文化財の調査が義務
付けられるとともに、地方公共団体の役割が位置づけられたことで、千葉市でも体制を整えて今事業が開始。
事業開始のきっかけ
事業の変遷
①昭和51年7月 千葉市文化財保護条例を改正し、文化財保護制度を整理。
②昭和53年4月 千葉市において「文化課」を設置し、文化財保護体制を強化
③昭和60年5月 発掘事業を行う外郭団体(財団法人千葉市文化財調査協会)を設立。大規模開発事業に対応
千葉市の公共開発事業に先行する発掘調査の委託を開始
④平成14年4月 旧文化財調査協会が財団法人千葉市教育振興財団と統合(発掘調査の委託は継続)
⑤平成24年4月 公共事業発掘調査の財団委託を取止め、市直営事業への見直しを行った。
大半の地方公共団体においては、公共事業に伴う発掘調査は、教育委員会直営もしくは公共団体設立の財団法人
が実施している。
他都市の状況
関連ホームページ
【政令指定都市の場合】
・直営:10市 ・直営+委託:2市 ・法人(財団等):5市
2 実施結果
(財源内訳)
事業費
(千円)
24年度当初予算
事
業
費
及
び
人
件
費
52,193
国庫支出金
県支出金
使用料・
その他特財
手数料
一般財源
人件費
(千円)
44,682
6,039
7,511
23年度決算
89,608
6,422
83,186
22年度決算
95,257
3,433
91,824
イベント等の動員
(平成23年度)
23年度事業費
決算内訳
動員人数(人)
総経費
(千円)
従事職員数
(人)
所管課 関係課
5,886
動員延べ時間(時間)
58,232
95,494
0.75
0.75
0.00
0.75
0.75
0.00
人件費(千円)
0
【公共事業埋蔵文化財発掘調査】(財団委託分) 89,550千円(ア)
1 公共事業発掘調査
76,989千円
(1)発掘調査
・開発事前調査
(2)整理
・餅ヶ崎遺跡(昭和50~59年度発掘調査実施分)
(3)重要遺跡発掘調査事業
2 国庫補助事業発掘調査〈市内遺跡〉
12,561千円
・発掘 (確認調査 3遺跡)
・再整理 (東台遺跡ほか2遺跡)
・宮野木原遺跡(発掘調査)
【諸経費】(市直営分) 58千円(イ)
1 報告書刊行(300部)
50千円
2 消耗品費
8千円
23年度その他特
財の内訳
指標名
(
成
果
①
)
活
動
指標設定の考え方
遺跡の内容、取扱い遺
物の状況で取り扱える
市内遺跡再整理の 遺跡数にばらつきが出
完了遺跡数
るが大筋を見る指標と
して設定
処理済み遺跡累積数
26年度目標設定
の考え方
今後の再整理対象遺跡
は小規模化して、年度
あたりの取り扱い遺跡
数は増えると予測でき
る。
単位
区分
22年度
23年度
26年度
目標
20
遺跡
指
標
実績
12
15
目標
②
実績
3 必要性の点検
(1)公共性評価
必需(+)
(公益性)
■ 広く社会に利益をもたらすサービス
必
□ 特定の個人又は集団のためのサービス
要
性
□ 上記以外の中間的なサービス
の
点 (2)行政関与の妥当性評価
検
妥当性低い
妥当性高い
(-)
■
(必需性)
(+)
■
■ 市民生活に必要不可欠なサービス
公益
(-)
公益
(+)
□ 市民生活に必要不可欠ではないサービス
□ 上記以外の中間的なサービス
必需(-)
必要性の点検結果
必要性がある
⇒ 「4 有効性・効率性の点検」へ進む
4 有効性・効率性の点検
(1)サービス水準の妥当性
(①の場合は、高水準のサービスが必要な理由、③の場合は、低水準としている理由)
□ ①国の基準(他都市の水準)を上回るサービス水準
■ ②国の基準(他都市の水準)と同程度のサービス水準
□ ③国の基準(他都市の水準)を下回るサービス水準
(①の場合は、類似事業の名称と、統合にあたっての課題)
(2)類似事業との統合
□ ①類似する事業がある
■ ②類似する事業はない
(3)市民等との協働の適性
有
効
□ ①協働の適性がある
性
・
■ ②協働の適性はない
効
率
性 (4)民間委託化の妥当性評価
の
□ ①民間委託化を検討すべき業務がある
点
検
■ ②民間委託化を検討すべき業務はない
(①の場合は、協働の適性があると判断した業務の具体的内容と、実施にあたっての課題)
(①の場合は、民間委託化を検討すべき業務の具体的内容と、実施にあたっての課題)
(5)受益者負担の見直し等による歳入確保
(①の場合は、歳入確保を検討すべき業務の具体的内容と、見直しにあたっての課題)
□ ①歳入確保を検討すべき業務がある
■ ②歳入確保を検討すべき業務はない
(6)その他の工夫
(①の場合は、工夫の内容を記載してください)
□ ①その他、有効性・効率性を高める工夫の余地がある
■ ②その他、有効性・効率性を高める工夫の余地はない
5 今後の方向性
5 今後の方向性
(1)事業の整理合理化の方向性
必要性の点検から
□ 事業廃止
□ 事業休止
□ 事業終了(完了)
実施(予定)時期
■
事業継続
具体的内容
※「事業廃止」「事
業休止」「事業終了
(完了)」の場合、
又は、必要性の点
検で「必要性が低
いとなったが「事業
継続」とした場合に
記載
「5(2)事業の見直しの方向性」へ進む
(2)事業の見直しの方向性
有
の効
点性
検・
か効
ら率
性
□ サービス水準の見直し
□ 類似事業との統合
□ 市民等との協働
□ 委託化
□ 受益者負担の見直し
□
実施(予定)時期
広告料収入等の
新たな歳入の確保
□ その他の工夫
実施(予定)時期
継続の方向
□
事業見直し
■
現状維持
具体的内容
遺跡の発掘調査は、文化財保護法の規定に基づいて実施する事業であり、公共事業遂行に先立って実施されるものであって、現
※事業改善の内 状維持する必要がある。また、その出土品などは埋蔵文化財調査センター普及事業において有効利用されている。
容、現状維持の理
由を記載
必要性の点検シート
事務事業名
公共事業埋蔵文化財発掘調査
1 公共性評価
No
設問
の視点
設問内容
1
事業の目的上対象とすべき者が誰でもサービスを利用できる
2
量的・物理的限界があるサービスであるため、需要が供給を上
回った場合は利用を断らざるを得ない
3
公益性 対象者のうち実際にサービスを利用している者に偏りがある
得点
配点(参考)
公益性 必需性
公益性 必需性
選択
(はい・いいえ)
はい
1
0
1
0
いいえ
0
0
-1
0
いいえ
0
0
-1
0
4
サービスの受益者が不特定多数に及ぶため、負担を求めること
ができない
はい
1
0
1
0
5
直接の利用者だけでなく、第三者にも間接的な恩恵が及ぶ
はい
1
0
1
0
6
社会的・経済的弱者に生活の安定を支援するサービスである
いいえ
0
0
0
1
7
制度開始時と比べて必要性が低下している
いいえ
0
0
0
-1
廃止した場合、多くの市民や地域社会全体に不利益や損害が
生じるおそれがある
はい
0
1
0
1
9
市民生活にとって必要不可欠なサービスではないが、さらなる
生活レベルや利便性の向上につながるものである
いいえ
0
0
0
-1
10
市民の生命、財産、権利を守るために必要なサービスである
いいえ
0
0
0
1
いいえ
0
0
-1
-1
3
1
8
11
必需性
公益性
趣味や娯楽等の個人的な嗜好を満たすためのサービスである
必需性
合計得点
2 行政関与の妥当性評価
No
設問
の視点
1
設問内容
選択
(はい・いいえ)
得点
配点(参考)
新基本計画第1次実施計画に掲載されている
いいえ
0
1
市条例に関与が定められている(施設の設置管理条例は除く)
いいえ
0
1
いいえ
0
-1
はい
1
1
民間に類似のサービスがある
いいえ
0
-1
市民個人や地域団体等の自助・共助で対応できる
いいえ
0
-1
政策性
2
3
目的
利用者数が年々減少している
達成度
採算性が低い等の理由により民間参入ができず、市しか実施で
きない
4
5
6
実施
主体
合計得点
1
民間委託の妥当性点検シート
事務事業名
公共事業埋蔵文化財発掘調査
A 市職員が直接執行する必要性
業務名
業務概要
類型
全部委託
公共事業予定地に埋蔵文化財が所在して記録調査が必
要な場合に実施する発掘調査
B 委託業務に適しているか
業務の現況
委託済み
直接執行する必要がある理由
類型
民間委託が適している理由、または、
民間委託が適していない理由
個々の遺跡の情報と成果は正しく市民
に還元され、かつ市の歴史の中で正し
く位置付けられればならない。このた
め、調査主体は、安定性・継続性が求
められ、本市では財団に委託してい
る。
C 民間委託に対する問題
民間委託化判定
類型
問題がある場合、その内容の説明
埋蔵文化財の公益性から、公共発掘
調査は公共団体あるいは市の外郭団
体が実施し、有効に活用して土地の歴 民間委託済み
史を正しく市民に伝えることが望ましい の業務
ため、一般の民間委託には馴染まな
い。