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宿泊業
中小企業事例
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LEDや高効率エアコン等の導入と運用改善で
目標を上回る電力使用削減量19%を達成
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株式会社小野川温泉河鹿荘
平成25年度エネルギー使用合理化事業者支援事業
◎総事業額:約496万円 ◎補助金額:約248万円
取組の概要
●取組の背景と目的
従来は集中管理型の暖房設備や石油ストーブを使用していたが、東日本大震災の際に、重油や灯油不足により客室の暖房
に支障が出たことや、その後の電力不足により節電の必要性を強く感じ、電力使用量の削減率14%を目標に、高効率の空
調・照明設備への更新に踏み切った。
●導入設備の概要
◎LED照明への更新
◎高効率空冷ヒートポンプエアコンへの更新
◎高効率冷蔵・冷凍庫への更新
▲暖色系のLED照明で省エネと
日本式旅館の雰囲気を演出
▲高効率エアコンで省エネを実現
▲高効率冷蔵庫
運用状況と省エネルギーの効果
省エネ型の設備を導入した後の1年目の電力使用量の削減率は、12.7%とな
電力使用量
(kWh/年)
導入前
426,332
導入後
345,166
削減率
19.0%
〈導入前3年間の平均値と平成25年10月~平成26年9月との比較〉
り、目標値よりも1.3ポイント少なかった。そこで目標達成のため、各設備の運
用を見直すことにした。例えば、客室の電気ポットの電源を入れる時間を昼12時
頃にしていたものをチェックイン時間の約1時間前にする、不要な電気はこまめ
に消す、といった節電行動を徹底した。それにより削減目標を上回る19%削減を
実現した。
旅館内の照明は空間の演出上、白熱灯を多用しており、消費電力が大きくしか
も寿命が短いことから、球切れに備え、大量の予備電球を備蓄する必要があっ
た。しかしLED照明に更新したことで、電力使用量の削減は勿論、寿命が長く
なったことから、交換作業が無くなり、予備電球の備蓄が不要となったことによ
る経費削減効果も大きい。
事業者概要
株式会社小野川温泉河鹿荘
■住所:山形県米沢市小野川町2070番地
■電話:0238-32-2221
■資本金:3,010万円
■従業員数:約35名
■URL:http://www.kajikaso.com/
■事業内容:宿泊業
山形県・小野川温泉は、山形県南部の地方都市・米沢市の奥
座敷と呼ばれる場所にあります。河鹿荘は水をたたえる池と美
しい緑に囲まれています。心やすらぐせせらぎの音、夏の夜に
舞う蛍のきらめき。四季折々の自然の風景に心がなごみます。
伊達政宗もこよなく愛したといわれる名湯は、源泉温度が
77℃前後の源泉と低温の源泉(約35℃)をブレンドして、正
真正銘の「源泉100%かけ流し」にしています。
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