11月号

11月
平成26年度
広島大学附属東雲小学校 給食室
中庭の木々の葉が赤や黄色に色づき,秋の深まりを感じます。冬の訪れに備え,しっ
かり食べて寒さに負けない体づくりをしましょう。
11 月の第3日曜日は「家族の日」,その前後は「家族の週間」です。「家族の日」や
「家族の週間」は,生命の大切さ,家族の役割などについての理解を深めるために,平
成 19 年度,内閣府によって定められました。
この機会に,お子さんと一緒に食事の支度をしたり,家族
で食卓を囲んで会話を楽しんでみてはいかがでしょうか。
はしを上手に使うことは,料理が食べやすくなるだけではなく,料理をきれいに食べるこ
とにもつながります。また,使い方にも古くからさまざまなマナーがあります。
この絵のようなはしの使い方はよくありません。しないように気をつけましょう。
さしばし
ねぶりばし
もちばし
よせばし
まよいばし
たたきばし
はしわたし
一緒に食事をする人に不快感を与えず,なごやかな食事をすることができるようにしま
しょう。
11月の献立より
酢のもの
酢のものは,サッパリとした後味が日本人好みな料理です。今回は給食にでてくる
酢のものを紹介します。大皿盛りではなく,小皿に盛って味わってみてください。
材料(4 人分)
きゅうり
大根
乾燥わかめ
しらすぼし
白いりゴマ
酢
さとう
しょうゆ
みりん
作り方
1本
4㎝
4g
25g
1.5g
大2
大2
大1
小1
① きゅうりは輪切りにし塩もみをして,水をしぼってお
く。
② 大根は色紙切りし,軽くゆでて水にさらし,水をしぼ
っておく。
③ 乾燥わかめは水で戻し,水をしぼっておく。しらすぼ
し,ゴマは軽く炒っておく。
④ 酢,さとう,しゅうゆ,みりんを混ぜて一煮立ちさせ
冷ましておく。
⑤ きゅうり,大根,わかめ,しらすぼし,ゴマを調味料
で和える。
給食室のトビラから
10月に新メニュー「あげパン」が登場しました。登場する前の子供達の反応は,
「あげパンって何?どんなものなの?」「あげパンって甘いんですか?」など見たこ
ともないあげパンに興味津々。さて,どのように仕上がるのでしょうか。
あげパン当日!まずは,揚げ担当。パン屋さんから届いたコッペパンを,1クラスず
つ 170~180℃で3~4 分揚げていきます。次に待ち受けるのは,きなこまぶし担当。
1つずつ丁寧にまぶしていき,再びクラスのパン箱にもどします。あげパンが終わると,
次は五目ビーフン。そして鶏団子スープを作ってようやくできあがり。なんとか間に合
いました。
給食時間のクラスの様子。きなこがまぶされたパンを給食当番がパン皿へ配食してい
きます。食べにくいかなぁと心配でしたが,ワックスペーパーで上手に包んで食べてい
ました。
子供達の反応は,
「おいしかった。また出してください」や「ちょっと油っぽくて…」
などいろんな声が聞こえてきました。今度は高温でさっと揚げてみようか,次はココア
味かね,など,課題は山積み。次のあげパンはいつ登場するでしょうか?!