源氏物語を読む

源氏物語を読む −「松風」「薄雲」巻−
クラス
コード
13A13
曜日時限 月曜13:15~14:45 受講料 25,200円 定 員 45名 単 位 2単位
教 養
概 要
源氏物語は天性の美質と理想性を賦与された光源氏を主人公とする長篇物語で
す。美しい文章に、平安という時代の歴史事象や文化、思想が織り込まれていることも魅力
です。今回は、源氏の今後を大きく左右することになる明石御方母子の上京から、これまで
深くかかわり続けた藤壺の死を描く「松風」、「薄雲」を読んでいきます。
テキスト
講 師 飯沼清子
國學院大学講師 専門/平安文学
國學院大学大学院文学研究科博士課程後期単位取
得。作品の背景である歴史・文化を理解するため
に公卿日記を読んでいる
源氏物語 付現代語訳 第三巻(玉上琢彌訳注/角川書店) 840円+税
源氏物語 付現代語訳 第四巻(玉上琢彌訳注/角川書店) 781円+税
*いずれもご用意ください。
内 容 5月11日~12月7日(全12回)
❶ 5月11日
大堰邸修築
❼ 10月5日
明石姫君 二条院へ
❷ 5月25日
明石御方上京1
❽ 10月19日
源氏、明石御方訪問
❸ 6月1日
明石御方上京2
❾ 10月26日
藤壺崩御
❹ 6月15日
源氏大堰訪問
❿ 11月9日
夜居僧都の密奏
❺ 6月29日
桂の院の遊宴
⓫ 11月30日
帝と源氏の心中
❻ 7月6日
明石姫君への思い
⓬ 12月7日
春秋優劣論
平家物語を読む −巻第五 福原遷都と頼朝の挙兵− 平家琵琶の生演奏を鑑賞
クラス
コード
63A14
土曜13:15~14:45 受講料 27,300円 定 員 45名 単 位 3単位
曜日時限 11月7日は13:15~16:30
概 要
『平家物語』巻第五を読みます。清盛は福原への遷都を断行。一方伊豆では、文
覚に促されて頼朝が挙兵し、富士川で平家方と対峙するが、水鳥の羽音に恐れた平家は敗退
する。都は再び京に戻されるが、清盛の強引な南都焼き打ちにより、平家への反発は増大する。
このような歴史と絡め物語を読み説きます。最初に概説をしますので、初めての方でもお気
講 師 鈴木治子
大正大学講師 専門/仏教文学
大正大学大学院博士後期課程単位取得。大学・市
民講座等で古典文学の講義を担当
軽にご受講いただけます。
テキスト
1.平家物語(二) 梶原正昭・山下宏明 校注(岩波文庫/岩波書店) 900円+税
2.平家物語(二) 梶原正昭・山下宏明 校注(ワイド版岩波文庫/岩波書店) 1,300円+税
3.平家物語 上 梶原正昭・山下宏明 校注(新日本古典文学大系第44巻/岩波書店) 4,800円+税
*上記1~3のいずれかをご用意ください。
内 容 5月9日~12月12日(全13回)
❶ 5月9日
『平家物語』巻第一~巻第四の概説 巻第五 都遷(みやこうつり)
❷ 5月16日
月見(つきみ)
❸ 5月30日
物怪之沙汰(もっけのさた)
❹ 6月13日
早馬(はやうま) 咸陽宮(かんようきゅう)
❺ 6月27日
文覚荒行(もんがくあらぎょう)
❻ 7月11日
勧進帳(かんじんちょう)
❼ 10月3日
文覚被流(もんがくながされ)
❽ 10月10日
福原院宣(ふくはらいんぜん)
❾ 10月24日
富士川(ふじがわ)
❿ 11月7日
13:15~14:45 五節之沙汰(ごせつのさた)
⓫ 15:00~16:30 平家琵琶実演 演奏:秋山良造
⓬ 11月21日
都帰(みやこがえり)
⓭ 12月12日
奈良炎上(ならえんしょう)
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