中等教育学校における6年一貫古文教育の理論と実践

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Title
中等教育学校における6年一貫古文教育の理論と実践 -第1回 低学年
「古文世界へのいざない」-
Author(s)
金沢, 節子
Citation
金沢節子: 研究紀要(奈良女子大学附属中等教育学校), 2005, Vol.
46, pp. 55-66
Issue Date
2005-05
Description
URL
http://hdl.handle.net/10935/1919
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中等教育学校 における 6年一貫古文教育の理論 と実践
金
沢 節
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は じめに-この原稿の目的と構成 2
0
01
咋か ら 2咋間の筑波大学 への内地尉学 において、それ までの十年I
L
"の古文の授業実践 を総1
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し、
いま した。 その研究の成果 と して、古 文教 育の現状の分析、 占文教荷の構造化 、 6年 l
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の生砧の成長
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J等数行学校における古文教育のあ り方-古文カ リキュ
と古文 との関連の洞察等を研究 し、修士論文 「l
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0
3
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現場 に復如 し、 1年J
暮
三
の同語 を担当す ることに
ラム試案 を通 しての考察 -」を作成 しま した02
はぎまで、生徒の知的好奇心 に刺激 を受 けなが ら、f
!
1
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論の修 f
Eや過イ掘 等 と向 きf
Tい、実践研究 に取
i
にま とめ る ことに しま した.授業実践 の前1
,
E
1
とな った研究
研究紀要 で は、低学'
l
Fの実践研究 を簡 q
(
修士論文)牧びその理論 に基づ いた授業'
R践の詳細 は、 さまざまな機会で発議 したい と思 っていま
す。次年度以降 も、L
l
j
学 年、高学 印 と実践研究の まとめを紀 要に報;
J
l
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したい と考えていますので、/
分
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.
います.
割 して掲峨 してい きたい とJ
1 中等教育学校における古文教育の理論の概要
1-1 古文教育の構造化
戦後、i
l
J
典教育 について、言治教 育論、文字数持論、j
j
l族的 f
三
悦 論、 文化創造論、'
=
k'
用化論、国際
化論等、 多 くの論文が発表 され、活発で、刺激的 な論争がお こなわれて きたと 木紀要では、その論点
及 び論争をひとつひ とっ取 り上 げて、論証、検討す ることは しないが、 それ らの古典教育論を検討 し
た結梨、それぞれの論点 は相容れない対立的 な主張でな く、む しろ、 そ こで論 じられて いるt・
l
L
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には、
それぞれ に論拠があ り、 その多 くは補完 し合 うものであると考える。 古l
)
Q教育論 には、古文を教え る
ためには.
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i
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J
.
識 しておかなければな らないj
C切な安来が た くさんある。 そ こで、 それ らの論点を怯即 し
卸「
比放性 と国際性」 とい う_
≡
:
.
っ
てみ ると、古文教育は、〔
D 「ことば と文学J(
至汗 時代性 と現 代件」(
の軸 と して とらえ ることがで きる。 古文教 荷 において は、「ことば と文学」「時代性 と現代性 」「
以族
性 と国際性」 は、 それぞれの軸につ いて、 どち らが大切か、優先す るか とい う側係ではない。-〟の
押解が深 まれば、他方 もよ り深 く理解 で きるという関係にあ り、また軸 と軸の関係 も同 じ樹係にあ る.
ことばへの兜角
引ま文学のf
_
l
担
解 を深 め、文学のf
棚 引まことばの.
l
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:
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.
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味を深 め るO古い時代の ことばや文学
l
;い時代の ことばや文学 に側心 を高め、 日
へのPI
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解 は、BI
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の ことばや文化 との相 異をu
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Jらか に し、 I
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界の小での F
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本人の姿が見え、 また外
本の ことばや文学 の特 色のf
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解 につ なが る。 それによ って、I
周の形が よ く妃えて くる。外国の ことばや文学 に触れ ると、H本治 や 日本文学 の特質が い っそ う明確
-
5 5
-
古 文 カ リ キ ュ ラ ム 構 想 表 一奈良女 大 附中等 教 育学校 モ デ ルー
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図表 1
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帽上 品 文 よ り抜 粋
になる。ひとつの文学作品とその中で用いられていることばは、おのずか ら時代牡 と民族的独臼性を
有 していると言えるのではないだろうか.三つの紬はこのような脚係にあると考えるOこの三つの軸
は、古文数行が もつ独白のものである.
これ ら三つの軸は、① 「ことばと文学」を主軸 として、その軸に、③ 「
時代性 と現代性」の紬 と③
=
1
三
馳上を自由に移動 し、
「
民族性 と国際牲」の軸 が交わ り、教材の選定 と授梨での扱い方によって、_
傾きも変えることができるという古文教荷の構造が浮かんで くるO古文教育をこのような捕遇で捉え
ると、授黄の構想が多面的に立て られるO古文の授紫で、学'
l
I
:
3
1
のl
三
憎 、教材の選定、学習内容等を考
繋するときに、教材 として 「ことばと文学」を選 び、「時代性 と現代性」、「
民族tI
:
.
と国際性」を勘案
し、その学'
(
当
l
J
効リ
王を予想 した教案の作成や授光尖践が行える。つまり、授光の計l
L
l
l
i
と矧 手
引ま、二つの
軸の移動 と交差によって表わすことができる。 また、このことによって、古文への理解を一層深め、
多様なf
T
J
度か ら教材を選ぶ こともできる.
し
い等教育学校では、六年間の見通 しを もって古文のカ リキュラムを作成 しなければならない。その
ためには、 この三っの軸か らなる古文数行の構造に迎づいた視点 と考I
,
*が必要である.前述の古文数
百の構造を奈良女子大学附属L
:
l
j
等教帝学校の 6年-fl
L
教育の 2-2-2制の枠組みに当てはめて、 6
標は、古文教育及び生徒の成長段階の二つのf
J
l
晒了
か らl
]機を設定 した。
l
h「ことばと文学」「
時代性 と現代性」
「
民
○古文教荷のL
妻
憎享
は、古文教育の構造化における三つの*
!
L
=
.
と国際他」それぞれについて、 6年f
;
L
.
J
で達成をE
l
指す目隙である.
族1
0成長段階の臼際というのは、 2-2- 2制の各段階における個の成長を促すため、古文の学習に
よってどのような心雌的、精神的成良を行成するかというEl
隙である。
このd
)
'
文カリキュラム構想表によって、 1i
r
l
生か ら6咋生までの各学年の目性 ・学習内'
ii・投光方
法・・教材選定が、 6咋閲の一粒性 という批点か らi
日廟 の立繋が可能であると考える。 このような構造
的指針がなければ、教科こ
!
:
=
を掘 りとして、その時の思いっ きにも流れやす く、高校では受験対韻的な
授三
掛こ陥 っていく畏れ もある。
ト 2 低学年の古文教育について
川 低学年の生徒の特色 -
「
周囲への依存 と個の萌芽」
さまざまな小学校から・
i
F
は ってきた新入生は、まだ児童の幼さを残 しているO ほとんどのJ
l
i
従は初
l
三
先 ・6i
F生の上級生 も大人に見える0 日l
l
‥
1・臼]三・自立という
対面だが同級生がみな偉 く見え、 5i
ことばが授灘や 1
1R活動で もI
i
Hか され、制服のない学校の雰闇気に糾 I
l
なものを感 じるが、自由や臼
:
;
I
_とは何かよくわか らない0 1年/
:
l
三
か ら 2'
,
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蛇 にかけて、/
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l
J
l
従は、ゆっくりではあるが確実に自己の
暮
三
旧 めがはじまる。親の此進にいた鮒 ヨ覚のt
L
r
界か らいっの間にか雛れ、E
J
分の生き方を探 し始めるO
自分を探すことは同時に、白/
I
)が安心 して依存できる環境への模索で もあるot
t
i
J
級t
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がど^J
な発言を
l
i
l
:
諭にこころが鋤
するか、友人がI
諾頼できるのか、授業が楽 しく、先生や学校は信軸で きるのか、触l
いている。授業は、「
周凶への依存 と個の萌芽」にとって窮要な役割を製たすO
(
2
) 成長段階の目標 -
「
好奇心と探求心を呼び起 こし、豊かな感情を育てる。
」
壬
l
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のこころの不r
安や戸惑い、感付のたかまりを、了
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文のu
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好に触れることにより、 I
ヨ分と周畑へ
の好奇心 ・探究心へと訴辞 し、豊かな感情をfi
'
て、個の芽!
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三
えを伽す ことが E
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棚である07
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[
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文世相の
様々な物語に描かれている、人間の勇気や意志の強 さ、他人か ら受 ける恩怠.
:
の深 さや人I
mの戚実 さ、
.
L
ヨ険にともなう危険やそれを切り抜ける知恵、失敗か ら学ぶ ことの大切さ、 自然の弟 しさや.
i
i
i
みへの
-
5 7
-
感謝などは、生徒の想像力や好奇心を呼び起 こし、豊かな感情 を育てるものと考える。古文のI
L
L
r
界に
は、生徒の豊かな感情を育てるための、「
心の母乳」がたっぷ りある。
(
3
) 学習の内容
まず、古文の宝帝 という絶好の環境を生か して、奈良に関す る和歌、説話、物語を学習 し、生徒を
古文の世界へ紡 う.例えば、「やまとは国のまはろばたたなづ く青垣やまこもれるやまと しうるは し」
の和歌とそれにまつわる俵延命の物語 は、大和の山々とそれ らに囲 まれた大和盆地をはさんで古代 と
現在の奈良を結びっけ、風土 と歴史のつなが りを実感 させて くれる。 このような奈良の風土 と文学、
例えば大和の山々を詠んだ和歌、 池、寺社、風物等にまつわる説話等に触れることによって、郷土、
古文、古いことばへの好奇心を呼び起 こし、 自己の住む環境を再発見することがで きる。 また、小 さ
い時に絵本で読んだ昔話をその原文 もあわせて読み、現代の物語 との違 いや原文の面白さを感 じとる。
』『宇治拾遺物語』等の説話、
二年生では主に、『
平家物語』 に登場する人々の生 き方、『
今昔物語集
平安時代のユニークな姫君たちの物語等を取 り上 げたい。 混沌 とした自我の芽生えの時期に、荒唐撫
稽さとある種の現実味をあわせ もっている古文の物語の合理的には割 り切れない世界に触れさせる。
そこか ら、感動、'
感嘆、滑稽、不可思議、溌異、恐れ等を感 じとり、さまざまな感楢や想像力を呼び
起 こす。そのような物語の世界 との触発によって、人間の不合理 な感情、矛盾 した感情、わ り切れな
い感情にも触れ、 こころの中に多様 な感情を育てたいと考えるo これ らの学習のL
Pで、万葉仮名、漢
字、ひらがな、 カタカナ等の始 まりや変遷、五十音図などことばについての学習をする。
(
4
) 学習活動の特色
①音読 ・暗唱を取 り入れる。低学年では特に古文を体にな じませ る。
(
参現代語訳を利用 して、物語を通読する。
③ 「まはろば計画」を立ち上 げ、文学 ・歴史にゆか りのある奈良の名所を探訪 し、個人の探訪記など
を製作する。
(
理論の概要は修士論文より抜粋)
2 低学年 の古文教育の実践
2-1 一年生の古文の授業
(
1
) 授業時間と内容
0月、1
1
月週 2時間 (
年P
t
]
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18時間)をあてて授業 した.
古文の授業 は、1
・ことば 歴史的仮名追い、かな ・カナ文字
2時間
・文学 と郷土
『
奈良ゆか りの和歌』
3時間
・物語を読む
『
竹取物語』
3時間
・ 「まはろば計画」
長期休暇中 (
春休み)
・百人一首
4
0
首暗記 ・百人一首大会
(
2
) 捜菓実践
(
Dことば かな ・カナ文字、歴史的仮名遣い
◇指導 目標
・古文を読むにあたって、歴史的仮名遇いを読み解 くハー ドルをこえるために、現在 自分たちが使 っ
ていることばを見つめなおす。
・言葉への関心を持たせるo
◇指導内容
-
58
-
・「私たちがいま使 っているl
三
l
本訴の音
(
おん)はい くつあるか」 という(
.
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匂いかけか らは じめるoj
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在使 っていることばの発音 と蕗 ぎ
己を、五十音図を用いて丁寧に確認 してい く作業を行 う。「ヴァ」
の音はE
I
本語の音として通用 しているか、また、BWJ
・
:
か ら昔に臼を向けて、歴史的仮名遣いの 「ゐ」
「ゑ」の発音を考え、 E
=
1
本語の音の変掛 こ卿 味を持たせる。
・漢字伝来か ら、日本人が自分 白身を表現するためによりよい文字を作 りだ した工夫をたどる。淡字
の晋を借りた)
謂聖仮名、カタカナ ・ひ らがl
J
:
が淡字か ら作 られたことを知 る.ひ らがなの元になっ
J
I
I
J
す るo
た桃字を くず し字か ら榔i
・歴史的仮名遣 いの読み方のきまりを緋'
t
P
l
J
する.親 しんでいる和歌 rいに Lへ (
え)のならのみや こ
のやへ (
え)ざ くらけふ (きょう)ここのへ (
え)にには (
お)ひ (
い)ぬるかな」を例に挙げて、
表記 と読み方の遇いをP
:
(
.
!
解 し、歴史的仮名迎 いの きまりを覚える.
②文学と郷土
『寮長ゆか りの和歌』
◇指導 日榛
・和歌に歌われている奈良の風浪や歴史を知 り、I
L
L
;
文への親 しみを持たせ るo
・日本人は和歌によって感情を表現 し、 また和歌によって日本人 は感I
指と言柴を培 い、出かに して き
たことを別解す る.和歌の l
)ズム (
五七調 ・七五調)を味わう。
◇指執 勺容
・奈良ゆか りの和歌十百を越びプ リン トで挙世f
J
するO
・「やまとは
国のまはろば
たたなづ く青垣
(
.
L
に もれる-」の和歌にちなんで退んだ、やまとの
山を詠んだ有名な歌五首 (
古'
_
I
:
拝記、万柴集、百人一首)を脚 呂し、歌にまつわる物語について生従
に調べさせる。その発表を・
hSに して、t
i
壁画や写出、地図を用いて、歌をB
J
!
解する。 それぞれの歌に
詠まれたL
l
l
を地図 (
プ リント)で破認 し、色鉛顎で縁の宙垣を記入するo残 り五首は、付人一首か
ら選んだ!
.
5良ゆか りの歌であ り、歌の滋味を理解する。
・背の人々が色紙 に壬Fいた和歌やその惜i
;
i
・
を描いた資料を、生徒に提示する.奈良ゆか りの歌の巾か
ら、好 きな歌を一首選び、色鉛等を用いて、選んだ和歌か ら喚起 されたイメ-ジをプ リントに古 く。
③物語を読む
『
竹取物語』
◇指導 目標
・物語のお もしろさ、 とくに 『竹取物語』の7/ンタジーやフィクションの楽 しさを味わい、古文へ
の誘 いとする。
・登場人物の行動や性格か ら、人間の多様さや面 白さを理解する。
◇指執 勺容
・物語のL
a
=i
i
E
げ リントでは、歴史的仮名迎 い (
プ リントの傍線)を確認 し、音読する。物語のファン
タジー性 (
か ぐや姫の発見、成長、容姿等)を珊解する。か ぐや姫が 5人の求婚者へ難,
F
i
E
i
を出す場
i
t
T
i
は、現代語訳を参照 しなが ら読む。 その難.
L
i
f
i
への挑戦 と結果について生徒が各自調べ、発表をも
とに して クラス全体でその内容 についてポイントをまとめてい くo
・か ぐや姫の帝への対応、月への昇天の梯子、富士山の名の由来などを、絵本や絵巻を使 ってそれ ら
の場i
r
l
i
のイメージをふ らませ、あ らす L
=を甥的紳 る。
(
3
) 授業評価
①生徒の感想
・国語の授灘で古文や和歌 についての勉強が楽 しか ったです。『
竹取物語』 の時の調べ学習が一番p
l
r
l
]
'
-5
9-
EJ
か ったです.t
j
:じみのある物語は特に楽 しいです。抑 次のイメージ図はかなり力を入れま したO
私の場合、ああいうタイプの宿過を.
L
L
.
'
.
されると、ほかの部はそっちのけでや って しまいます。百人
一首 と故印成語は憶えるのが大変で した。でも憶えてからそれ らの意味を考えるのは楽 しかったです。
・好竹 取物語』 に出て くる人たちは、 どのように してか ぐや姫のほい 、ものを手 に入れるのかを調べ
るのは面白か ったです。
・出初は小学校の授業 とは全然違 うので戸惑 うこともた くさんあ ったけれ ど、そのL
・
ト
J
で も、「自分で
1
F
'
く ・つ くる ・描 く」の授光が多いのにはび っくりしま したo
② 「
奈良ゆか りの和歌」 - 保護者の授業評価
1
0月におこなわれた保誰者 ・評談員による授業観察記録の一部をi
捌 蛇するo
・6咋-L
gの古文カ リキュラムの視点か ら見た古文入門について、木崎の授業内容は、身近 な奈良を
,
f
i
d
材 として取 り上げられていたので、糾味を持 って取 り組めていたと恕います.中でも 「
山」をキー
ワー ドに し地刀
朗'
t
J
歴史的背i
i
i
・
か ら、想像を膨 らませ、f
l
.
:
者の心I
i
J
t
を考察できていたので良か ったと
.
L
i
l
.
います。偉点をL
T
L
r
:
くことで逆に視野が広がるということが分か りま した。
・テンポよく進めらnていく先生の拙r
州 こ生従 もさまざまではありますが、興味深 く聞きいっていて、地
I
f
.
補足)などもあり、よりその歌へのl
Al
J
L、
を深めて
図での地名の碓認や作者の説明 (
生徒の発表 と先王
いけると思います。歴史的背紋をひも解きながら歌を学んでいくという方法 もその歌がより-屑分かり
やす く理解 しやす くなっていると.
l
i
l
.
います.そのために生征もきちんと1,
習 もできていたと思います。
・和歌を声を出 して読むことで授業をは じめ、i
l
三
.
徒適が容易に姫申で きる環境作 りをされていま したo
・地図で自分の学校にマークを入れさせたり、 L
JJ
の名前探 しを した り、ゲーム性があり、先!
J
三
の発言
も的確で、生徒を鼓舛するや り方が うまいと恕いましたO
・チェックペ ンや、色鉛節での作灘 も、 イメー ジ形成 (
i
!
J
'
・
垣 ・山弛れるなど)で き、特にL
・
1
1
学J
生では、
有効だと㍊われま した。
・持統天皇の浸画を紹介するなど、興味を瓜 ヂられるきっかけを与えていらっしゃいま した。
・次回の連絡をきちん とされていま したo 昔の人がや ったの と同 じように、和歌に画をつける、 しか
も、画の苦手な人には、字の散 らし方を」1
.
大 したり、模様をつけるだけでよいなんて、すぼ らしい.
次の授業が楽 しみになります。
・l
I
t
'
x
L
後にもうー度和歌を普読 して締め、姿勢 もチェックされているのがよか った.
③ 自己評価
1. 1咋生の国'
l
i
i
t
iの授業では、1
0・
1
1
月に古文の単元授非 として、上記の 3つの単元を眠 り上 げたo
それぞれの授三
掛こおいては、講義的な授業はさけ、視1
i
:
的な教材を川 いる、壬
l
三
徒の作I
yl
f・発表、 暗
唱などのI
l
:
夫を凝 らし、充f
R した授業はできたと想 っている。
2.「ことば」学習では、 日本語の音を幡かめる時に、「ヴォ」をどうするかなどについて、生徒のf・
'
:
鬼が分かれたことか ら、 E
J
本語の変遷が確認できたなどの成果があ I
.
'た。
3.古文-の誘いとして、「やまとは くにのまはろば」の歌か ら奈良ゆか りの和歌を取 り上げたこと
は、t
L
i
徒の奈良の風土 と歴史-の関心をI
l
.
?
.
'
J
.
め、古文のI
i
t
・
界へ うま く誘導で きた0
4.「竹収物語」 は!
・
l
i
徒 もよ く知 っている内容 なので、L
l
:
J
'
頭部分だけでは 「知 っているか ぐや姫の話
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調べ学習」 とその発表 (5人求婚者
の対照表作 り)によって、!
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へのつなが りに心配を残 した。
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2・2 二年生の古文の授業
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) 古文の授業計画
①物語 を読む
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② 「まはろば計画」
長期休暇L
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③百人J E
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O首暗記 ・百人一首大会
(
2
) 授業実践 - 物語を読む
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平家物語』
◇指叫E
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越 び、物語の特色や内容の理解 を深めなが ら、
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の人 々の考え方、生死の姿、戦争の現実を読み深める。
・さまざまな人物 を取 り上 げ、中 i
・ 『平家物語』 について、生従 El
身が感想や意見を持て るよ うにす る。
◇指呼内省
・冒頭部分だけでな く、それに続 く、「
遠 く異朝を∼
」「近 く本朝 を∼ 」の部分 もプ リン トに して読み、
冒頭部分 の意味を深 くl
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解 させ る。 また、わか りやす い現代語訳 をつ け、 この物語 の主題であ る
「
諸行軸常 の響 き」の理解 を助 けるよ うにす る。 (
図表 L
l) f
a頑部分 は名文 と してI
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咽 させ るo 「累
」「本朝」部分 もその発展 として、任意 の課題 と したが、三分の一 の生徒が暗唱 していた。
「俊寛」
「
与-」の人物を選 び、 それぞれにつ いて現代語訳っ きプ リン トで学T
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J
0「紙 ヨ三」
・ 「祇王」
胡
は、軽力者 のわがままに翻弄 されなが ら、 自分の正志 を持 とうとした女性の姿 として とりあげたC
「俊寛」 は、平家 に灰抗 した人々の行方 と、鬼界が島 に残 され る悲 しみや悔 しさを見せ る俊寛 をと
りあげたO「与-」 は、戦域 の一喝nL
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、三
に君の命に逆 らえない若武者の緊張 と一念 して放つ矢の行
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ノ浦」 は、現代語訳 を通読 し、物語
方、そ して、戦場の無慈悲 を表す場面 と して取 り上 げたO「W.
の締め くくりを確認 した。
・現代語訳を通読 しなが ら、古語の部分を現代語訳 にす るところは、生徒が 自分で考 え、発袈 させる
安
という方法で授業を進めた。物l
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の巡行に したが って、『相木平家物語-現 代版平家物語絵巻』 (
野光雅著)、『絵本平家物語 ・俊J
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瀬川康男著)、絵 で読む古典 シ リーズ F平家物語』 (
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研)をf
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従 に見せ、視覚的 にイメー ジを膨 らませ、 また芸術的で多様 な表現を鑑J
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させた.
《
留忠節項》
・中学 21
'
l
F生 で 「諸行細常」の意味を 十分 に判・
!
解す ることは難 しいが、 その滋 味 は、 日本人が生 きる
途上で各人が次第に理解を沈め、やがて 日本人のバ ックボー ンのよ うにな る思想であ り、 その拍初
の山会い として とりあげた。学習す ることを さける必要 はない。
I『
平家物語』の全体理解が E
i
l
標で もあるので、現代語訳 を約 8割 と したが、 どの部分 を古語の まま
とするかが大切 と考えたo「耽王」 は歌 (
和歌 ・今様)、「俊'
t
E
」 は鬼界が偽での赦免状 ・俊寛 の逃
れて帰 って ほ しいとい う願 いの言出、「与-」 は、義経 ・実兆 ・与- の会話、与- の矢を射 る時の
心 中の言丑、「蝿の浦 」 は安徳天皇 と二位の尼の段後 の会話 を古語 と した。 いずれ も、人 々の出の
心 を端的に表現 した言j
R・
であ り、話のキーワー ドとなる部分である。
(
3
) 授業評価
①中間考査問題 - 生徒解答から -
「
阿'
・
家物語」を学習 して、考えたことを二百字程度で古きなさい。」の生徒解答か ら抜粋す るo
・g
一
平家物語』 の始めのI
J
B行Oそ う言われれば、確かに、 い くら栄 えた者が いて も、人 はいずれ死ぬ
のだか ら必ず滅びる。 だがされは、ぜいた くを した り、 いば った りしたことのむ くいではな く、強
-6
2-
者 に も弱者 に も平等 に与え られていることなのだc Lか し、人 は栄えす ぎるとその ことを忘れて し
ま う。栄 え る省 にも、必 ず終 わ りは来 るのだ. この物語 には、 これ らのよ うな、人間に対す る戒 め
が込 め られていると思 った。
・戦争のむ ごさ、 これが
『
・
I
平家物語』 を学習 してあ らためて考え た ことであ る。 この テス トで は省か
れているが、教科;
!
F
や先生 にいただいたプ リン トなどに;
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いて いる那須卑-の続 きが とて も印象l
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だ ったo なぜよいところで終 わ らないのだろ う。 なぜ、人 を射 て戦f
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を続 けて しまうのだろう。 今
も昔 も、職争 を起 こ して しま うのは、 人の欲だけであるO轍争 に良 い方 も悪 い方 もない。 この物 i
…
.
L
i
の悪 役 はテ
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!
1
・
盛 なのに、今度 は轟経 も悪 く思 え る.何 とも松雄な物語 であるO
②生徒の授業感想
(
『平家物語 』
「壇 ノ浦」終了後)か ら
・前か ら 『
平家物語』 は知 って いたけれ ど、全部 は知 らなか ったので、 いろいろむ ごい シー ンを知 り
耶 きま したO その 「む ごい」 と思 った シー ンの [
1
l
で もL
J
読後の凪の浦の戦 いがす ご く印象的で した。
私はこういう時代 に生 まれたけれ ど、 そんなことがあ ったと患 うと、体が熱 くな ります。 そ して、
わか りやすいプ リン トでよか った と思 います. 斑料 も公
望宕;
,
'
でよか ったです 「
鏑矢」 とだ け苔かれて
もさ っぱ りわか りませんが、托料が織 っていたのでわか りま したO
・私 は、『平家物語」の中では、平知慮が一番好 きです。 なぜ な ら、次 々と同胞が倒れてい く中で、
「見 るべ きものは見つ」 と一言、 なん とも立派 な ことで はないで しょうか。 (
危険思想 にl
川こえます
描いたよ うな人物 です。 もし、家来 につ くな らば こ
が-)私の巾の 「
武士」 のイ メー ジをそのまま
J
gの一部 を描写
うい う人物の下 につ きたいと思 います.『平家物語』、歴史 は繰 り返 され るとい う史'
した物語。個人的に もう少 し一人 ひとりの人格に触れてみたい と思 います
・『平家物言
A
.
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i
.
Bのい くらかのお話 のL
f
J
で も、特 に心 に残 ったのは、や はり 「那須与-」です.お話 よ
りもキー という人物 に心 がひかれ ま した。 あんなに勇気のある方 は、そ うた くさん いないのではな
いか と思 いますO ほかに も祇三
I
.
'
や俊寛、 どれ もそれぞれ 「悲 しみ」 や 「
面 白み」 のあるI
J
i
J
容 のお話
で した。歴史的仮名遣 い も使われていて、学 びなが ら楽 しみま した0
・!
i
・
:
Rいをす る人、 とくに昔 の人 は本 当に思 い切 りが よ くてす ごい。海 に飛 び込んだ り決死の カクゴで
敵に向か ってい った り、か っこいいO 織 をす る人 は、それだけの カクゴを もって戦 っているのだろ
うか。 とす ると、 テス トl
・
l
・
I
にカー ドゲームを しよ うと私 に言 って くる父 も、轍 に出 るとか っこよ く
なるのだ ろうかO (
線起 で もないが)-・
な らない気がす る。 =-・
・ なぜ、職場 に女 を連れて行 くの
か、だが、 きっと重要 な人物だか らだろ う。 しか も、見ていると女 のほうが潔 くてか っこよ く見え
る。 もし、父 じゃな く母が牧場 にむか った ら、 と考え ると母のほ うが潔 く、す ごいだ ろう.
・すJ平家物語』 の言丑を現代語 に訳すの は、正tri9:難 しか ったです。 で も、ひとつひとつの言矧 こた く
さんの志味が含 まれていた り、読み手 によ って何通 りもの とり方があ った り、本当に奥深 い話 だな
あとは いま したO その内礎 はL
I
1
・
初の四行が うま くi
Bf
・
約 していると思 いま したo 今現在の ドラマとは
過 って、 阿王
家物語』 はた くさんの 滋 味 とか、一人 ひとりの人間の人生 とか、実 に二
E
TJ
.
'
く語 りに くい
ものが語 られていると恩 いま した。
③ 自己評価
・全体の流れを読む こと、 およびその中で問詰 につ いて丁寧 に読む とい う所 J
I
J
)
の 巨]
的は越せ られた.
それに対する、壬
l
三
徒の反応 は、l
l
EE
I
E
l・人物-の興味 ・離史への関心等、予想以上 によか ったo また、
感想 に見 るごと く、生徒 は多様 な読み取 りを している。
・2年生で 『
平家物語』 を遡読す ることを三
にに したため、古文のI
L
.
l
i
f
相をすべて用 いることに した。 そ
のため、修士論文で企画 していた他の作I
(
,
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t
T
l(
筋在物語 ・お伽草子 ・説.
i
i
L
・
など) を読 めなか った。 こ
-6
3-
j
lは、単元学習で咋間数時倒 しか とれT
j
:
いので、やむを得ないことである。 しか し、多 くの作r
(
J
=
i
'
の
内容 を少な く読むか、ひとつの作品を深 く読むかの選択 とl
j
:
るo それは今後の課越 と して光桟の中
で試 してゆ きたいo
・t
r
i
l
一
頭
「
祇尉精舎」 のプ リン トを脚 唱させたが、その内容の体験的理解 は予想 どお り難 しく、憶え る
=
I
I
的牢せず暗記 しています」 という指摘があ った。
ことに重点がおかれ、保護者会で親か ら 「内容 をI
1
1き
しか し、 これは前述 した ごと く、内容をP
・
J
!
解 してい くことは各人の人生の途上 において、その!
方 に合わせて測!
解 していって くれ ることを糊持 している.
・
5
時間か ら 2時間をか け
・一語 を一時F
I
E
,
L
J
で簡潔 に授業を進 めるとい う計T
t
J
i
であ ったが、実l
掛 ま一話 1
ることにな ったO物語の筋だけでな く、人物や場両の耐 白さや多少の古語をPT
・
!
解するには、一誌一・
無P
=
l
!
であることがわか った。
時l
削ま
2-3 「まはろば」計画
川 目的
1
的牢す るだけでな く、歌 に詠 まれた
1年生の古文学習で奈良ゆか りの歌 を取 り上 げたが、脚 こ歌を1
地を実際に訪ね、歌 の心I
l
.
J
i
をよ り深 くf
l
糊牢す るとともに、郷こ
じの風土 と歴史を体感できるよ う 「まは
ろば計軸」を企画 したo図表 6参照
(
2
) 成果
・探訪記 ・物語 ・写i
'
l
t
集 ・絵本 ・詩集 ・スケ ッチ集 など、予想以上にさまざまな生徒の個性的で優秀
な作品が提出されている。
・古文の授兼か ら、 フィール ドワ-クに発J
i
iで きたことはよか ったと評 価で きる.
2-4 「盲人-首」暗唱とカルタ大会
和歌 は古文の・
2
j
S
盤 となるものである。特 に、「百人-(
'
=
/
(
」 は庇 も身近 で、遊 びなが ら古文 を体感す
T」 を次のよ うに 6年計画で授灘を支え るもの と
ることがで きる.古文理解への礎 と して、「百人J I
な っている。
・「百人一首大会」 は各学年、国語
藷の相 J
d
J
や HR活動 を利用 して行 っているO
・1・2年生
1年生4
0
首 、 2年t
l
f
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3年か ら 5年虻の上述の内容 は、授光で取 り扱わないが、授業の応用 ・発展 と して随時 テス トで櫛
認 している。 これが どこまでで きるか どうかが、古文読解の ポイ ン トともな っている。
お わ りに -
次年度 へ 向 けて -
1. 低学年 において、古文教育の構造化を・
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礎 に した 6咋一 粒カ リキュラムは、一郎を残 してほぼ実
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践で きたが、 2年生での評価の ごとく、物語の読み方に誹)
2. 3年生では、 カ リキ ュラム変卦 こより、遡 1単 位古文に割 り当て ることがで きるよ うにな った0
本校中学 3咋生で、古文が 占有的に時間が取れるのは初めての ことであるので、6年一斑古文 カ リ
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上 「まはろば旅記」 (
東大寺) から抜粋
左 「
万葉花袋 一百花線乱」 か ら抜粋
下 「石仏 め ぐり」岩船寺か ら浄瑠璃時へ
藤波の花は 盛りになりにけり
平城の京を 息圧すや雷
大伴田網
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潜の花かたくさん碓
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これを見れば宗良の前を思い出すでしょう】
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