日比谷カレッジ 上廣・日比谷ライブラリーレクチャー 「平家物語」を、よむ・わかる・かたる (全3回) 第2回『平家物語』を「訳す」ということ 講演・対談 林望(作家・国文学者) はやし・のぞむ 1949 年東京都生まれ。作家・国文学者。慶應義塾大学大学院博士課程修了。ケンブリッジ大学客員 教授、東京藝術大学助教授等を歴任。専門は日本書誌学、国文学。『イギリスはおいしい』(平凡社)で日本エッセイス ト・クラブ賞、 『ケンブリッジ大学所蔵和漢古書総合目録』 (ケンブリッジ大学出版)で国際交流奨励賞、 『林望のイギリ ス観察辞典』 (平凡社)で講談社エッセイ賞を受賞。 『すらすら読める風姿花伝』 (講談社)、 『リンボウ先生のうふふ枕草 子』 (祥伝社)、 『恋の歌、恋の物語』 (岩波ジュニア新書) 、 『夕顔の恋』 (朝日出版社)等の古典に関する著書も多数。 『謹 訳 源氏物語』(祥伝社)全十巻で 2013 年に毎日出版文化賞特別賞受賞。 2015 年5月『謹訳 平家物語』(祥伝社)第一巻を刊行。 対談 ピーター ジェイ マクミラン(杏林大学客員教授・翻訳家) ピーター ジェイ マクミラン(アーティストとしての雅号は「西斎」)は翻訳家、研究者、詩人、アーティスト。住民の数よ りも馬の数のほうが多いようなアイルランドの田舎町で生まれ育つ。日本在住歴 20 年以上。アイルランドとイギリス両国 の国籍を持つ。 アイルランド国立大学ユニバーシティ・カレッジ・ダブリンを首席で卒業後、同大学院で哲学の修士号と英文学の博士号を 取得。その後米国に渡り、プリンストン、コロンビア、オクスフォードの各大学で客員研究員として 2 年間を過ごす。現在 は杏林大学客員教授、東京大学非常勤講師を勤める傍ら、日本と世界をつなぐ架け橋としての活動を精力的に展開している。 版画の制作と並行して、2008 年に『百人一首』の英訳を出版し、日米で翻訳賞を受賞。2016 年には『伊勢物語』と『百 人一首(新訳)』の 2 冊が Penguin Books より出版される。 2011 年にはイタリアで自作の詩集 Admiring Fields を出版。日本ユネスコ協会連盟評議員。 10月22日(木)18:30~20:30 日 時:平成 27年 会 場:日比谷図書文化館 B1 コンベンションホール(200 名) (受付 18 時) 参加費:500 円 (千代田区民及び学生無料。千代田区内在住者および学生無料。住所の確認できるもの、学生証等をお持ちください) 主 催:公益財団法人 上廣倫理財団 共 催:: http://www.rinri.or.jp http://hibiyal.jp 日比谷カレッジ 上廣・日比谷ライブラリーレクチャー 『平家物語』を、よむ・わかる・かたる(全3回) 軍記物髄一の名作『平家物語』の、まったく新しい現代語訳『謹訳 平家物語』を手がける林望氏が、その文学性、 朗唱性、芸能性について、さまざまなアプローチを試みる全3回シリーズの講座です。ご関心のある回のみの参加 も受付けます。 【第 1 回】9月17日(木)18:30~20:10 林 望 終了いたしました。 (作家・国文学者) 『平家物語』を、よむ・わかる・かたる 軍記物語の白眉というべき『平家物語』には、ただ殺伐たる戦闘や興亡のことだけでなく、もっとひろく「もののあはれ」というべ き文学性がある。それが他の軍記と『平家』の違いである。本講座では、まずこの物語全体を見渡しての、もののあはれ横溢する読 みどころを指摘し、朗読を交えつつ読み解いていきます。 はやし・のぞむ 1949年東京都生まれ。作家・国文学者。慶應義塾大学大学院博士課程修了。ケンブリッジ大学客員教授、東京藝術大学助教授等を歴任。専門は 日本書誌学、国文学。『イギリスはおいしい』(平凡社)で日本エッセイスト・クラブ賞、『ケンブリッジ大学所蔵和漢古書総合目録』(ケンブリッジ大学出版)で国際交流奨 励賞、『林望のイギリス観察辞典』(平凡社)で講談社エッセイ賞を受賞。『すらすら読める風姿花伝』(講談社)、『リンボウ先生のうふふ枕草子』(祥伝社)、『恋の歌、恋 の物語』(岩波ジュニア新書)、『夕顔の恋』(朝日出版社)等の古典に関する著書も多数。『謹訳 源氏物語』(祥伝社)全十巻で2013年に毎日出版文化賞特別賞受 賞。2015年5月『謹訳 平家物語』(祥伝社)第一巻を刊行。 【第 2 回】10月 22 日(木)18:30~20:30 講演:林 望 (作家・国文学者)『平家物語』を「訳す」ということ 対談:ピーター ジェイ マクミラン(杏林大学客員教授・翻訳家) 林望氏が、現在進めている『謹訳平家物語』の訳業の難しさや面白さについて講述し、さらに『百人一首』の英訳で世界的に高い評 価を得ている翻訳家ピーター ジェイ マクミラン氏をゲストに迎えて、その独自の視点から『平家物語』をどう読むかということを 含めて対話します。一部マクミラン氏による「英訳平家」を試作していただき、これを英語で朗読することも試みます。 ピーター ジェイ マクミラン 翻訳家、研究者、詩人、アーティスト。アーティストとしての雅号は「西斎」。日本に 20 年以上在住し、アイルランドとイギリス両国の国籍を持 つ。アイルランド国立大学ユニバーシティ・カレッジ・ダブリンを首席で卒業後、同大学院で英文学の博士号を取得。その後米国に渡り、コロンビア、オクスフォードなど の各大学で客員研究員をつとめ、現在は杏林大学客員教授、東京大学非常勤講師。2008 年に『百人一首』の英訳を出版し、日米で翻訳賞を受賞。 【第 3 回】11 月 26日(木)18:30~20:30 ■申込受付開始9月 25 日~ 講演:林 望 (作家・国文学者)『平家物語』を「語る」という試み 朗読:三遊亭金朝(落語家) 『平家物語』が本質的に持っている「語り物」としての性格について林望氏が講述し、なお話芸のプロという立場で、目下注目の 若手落語家、三遊亭金朝師匠をお招きし、いくつかの名場面を、 『謹訳平家物語』をテキストとして、 「語り芸」のスタイルで朗読し ていただきながら、その文体や面白さについて語り合っていただきます。 さんゆうてい・きんちょう 1975 年千葉県生まれ。出囃子は猩々くずし(しょうじょうくずし)、紋は中陰鬼蔦(ちゅうかげおにつた)。1998 年 6 月に三遊亭小金馬に入門し、 前座名「金兵衛」にて活躍。2001 年 11 月に二ツ目に昇進し、2013 年 9 月に四代目 三遊亭金朝を襲名して、真打に昇進した。主な持ちネタに、「中村仲蔵」、「一分茶 番」、「薮入り」など。 寄席等に出演するほか、「たかだのばば寄席」といった身近な落語会を複数開催している。 会場:千代田区立日比谷図書文化館 B1 日比谷コンベンションホール(200 名) 参加費:500 円(当日支払。千代田区内在住者および学生無料。住所の確認できるもの、学生証等をお持ちください) 主催:公益財団法人上廣倫理財団 http://www.rinri.or.jp 共催:千代田区立 日比谷図書文化館 http://hibiyal.jp お申込方法 電話(03-3502-3340)、Eメール([email protected])または、日比 谷図書文化館1階の受付カウンターにて、講座名、お名前、よみがな、お 電話番号をご連絡ください。1回につき先着200名。 なお、第 3 回は9月25日から申込受付開始となります。 キャンセルの場合はご連絡ください。参加費は当日支払いです。 ※千代田区民の方は、当日、図書貸出券や健康保険証など住所が確認できるもの を、学生の方は学生証をお持ち下さい。
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