資料 2 HIV 感染者の多様な医療ニーズに対応できる地域医療体制構築事業 財源:地域医療介護総合確保基金 ≪地域医療介護総合確保基金事業≫ ○団塊の世代が 75 歳以上となる 2025 年を展望すれば、病床の機能分化・連携、在宅医療・介護の推進、医療・ 介護従事者の確保・勤務環境の改善等、「効率的かつ質の高い医療提供体制の構築」と「地域包括ケアシステムの 構築」が急務の課題 ○このため、消費税増税分を活用した新たな財政支援制度(地域医療介護総合確保基金)を創設し、各都道府県に設 置。各都道府県は、都道府県計画を作成し、当該計画に基づき事業を実施。 ≪地域医療介護総合確保基金の対象事業≫ 1 地域医療構想の達成に向けた医療機関の施設又は整備に関する事業 2 居宅等における医療の提供に関する事業 3 介護施設等の整備に関する事業(地域密着型サービス等) 4 医療従事者の確保に関する事業 5 介護従事者の確保に関する事業 事業目的 ■HIV 感染症は治療が進歩し慢性感染症となったにも関わらず、医療はエイズ治療拠点病院に集中し、維持期の一般 診療であっても、地域の医療機関での対応が困難であるとされる場合がある。 ■大阪府保健医療計画に基づき(「エイズ治療拠点病院と医師会、歯科医師会等関係団体の協力連携のもと、増加す る患者・感染者に対する府内における総合的な医療体制の整備をはかっていく。」)、感染者の腎障がい等の慢性合 併症治療等多様な医療ニーズへ対応できる地域医療体制を構築し、拠点病院との機能分化を図る。 事業内容・計画 ≪事業委託機関≫一般社団法人 大阪府医師会 ≪協力機関≫大阪透析医会 ≪事業内容≫ ①透析医療機関のネットワーク化:HIV 陽性者の診療可能な透析医療機関を把握し、拠点病院からの紹介依頼に対応 する。また、協力透析医療機関と拠点病院との連携体制を整備するとともに、診療可能な透析医療機関の拡充を目 指す。 ②地域拠点診療所の整備:診療内容(在宅診療、糖尿病、うつ・こころの病気、禁煙外来等)毎に HIV 陽性者の診療 可能な医療機関を把握し、拠点病院からの紹介依頼に対応する。 ≪26 年度計画≫ ■透析医療機関等への研修会の開催。 ≪27 年度計画≫ ■各医療機関(診療内容毎)及び 透析医療機関対象のアンケート調査を実施。 ■協力医療機関等への研修会の開催。
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