はなの香 11月27日発行

平成25年(2013年)11 月27日
札幌市立手稲東中学校・保健室
保健だより
みなさんの真剣なまなざしと美しいハーモニーがすばらしかった合唱コンクールが終わ
りました。中には体調不良にもかかわらずがんばって参加した人もいたようですが、今週
になっても引きずっているようです。何事も早めのケアが肝心。しっかり治して、早く元
気に活動して下さい!
市内では、おう吐・下痢
等の胃腸炎やインフルエ
◇ からだの不調を感じたら・・・
温かくする。
ンザが出始めています。
早めに寝る。体を休める。
咳が出る時はマスクをする。
食事で栄養を補給する。
それでも長引く時は、病院へ。
体調不良でも、体を休めていない人がよく見られます。
忙しくても、早めのケアを心掛けましょう!
~
先月 10 月 9 日、2 年生に薬物乱用防止教室が行われました ~
麻薬の逮捕者・脱法ドラッグによる救急搬送者の多くは 20 代の若い人たちで、未成
年者もいます。パソコンやスマ-トフォンなどで多くの人と関わりを持てる今は、誰
にでも薬物に出会う危険があり、注意が必要です。
講演後の生徒のアンケートでは
*薬物の怖さがわかった。 *薬物は一度でも少しでもダメになることがわかった。
*薬物が身近なものとわかった。 *誘われても絶対に断る!
*友達から誘われたらダメと教えてあげたい。 *宣伝文句に惑わされない
という声がほとんどでした。
何事も、甘い誘いには注意!“正しい知識を身につけること”
“気になる時は誰
かに相談すること”
“誘われても断る勇気を持つこと”を大切に、備えてください。
12 月 1 日は
エイズの広がりを防ぐため、また感染者や患者への差別や偏見をなくすための日です。
*
エイズは、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染することで免疫力がだんだんと低下
し、さまざまな感染症やがんになる病気です。
*
エイズが発見された 1981 年では「感染=死」のイメージが強く、世界的なパニッ
クが起こり、エイズ患者は差別や偏見に苦しみました。
日本の HIV の感染者・エイズ患者は増加傾向に
レッド
リボン
エイズに対する
偏見をなくす等の
活動のシンボルです
あります。札幌市では毎年 20 件程の新規感染者・
患者の届出があり、特に20代から30代の感染
者が多いです。
☆
正しい知識を持ち、エイズにかかった人への誤解や
偏見をなくすこと。そして、エイズを広げないこと。
性的接触感染
血液感染
母子感染
*麻薬や覚醒剤等の薬物乱用者が
*出産時や母乳を通して
注射針を使い回すことで感染す
感染することがある。
ることが多い。
握
手
食
プール・お風呂
器
だ
咳やくしゃみ・唾液・汗
トイレの便座
蚊やダニ
電車やバスつり革 など
HIVは普通の環境にはとても弱いウイルスです。普通の社会生活では感染しません!