2014年 第23回放射線診断専門医試験問題P.22~37

25
40 歳代の女性。検診の胸部 CT で縦隔に異常を指摘され来院した。胸部単純 CT と胸部
MRI の T1 強調像(位相コントラスト画像)とを示す。
考えられるのはどれか。1 つ選べ。
a
胸腺癌
b
胸腺囊胞
c
胸腺過形成
d
悪性リンパ腫
e
悪性胚細胞腫瘍
単純 CT
T1 強調同位相像
T1 強調逆位相像
― 22 ―
26
60 歳代の女性。1 か月前の 7 月下旬から,乾性咳嗽,発熱および呼吸困難を認めるよう
になり来院した。精査を目的に施行した肺の高分解能 CT を示す。
考えられるのはどれか。1 つ選べ。
a
粟粒結核
b
過敏性肺炎
c
サルコイドーシス
d
特発性間質性肺炎
e
びまん性汎細気管支炎
肺高分解能 CT
― 23 ―
27
90 歳代の男性。重症の肺炎にて加療中,敗血症となった。抗菌薬投与にて回復しつつ
あったが,呼吸困難感が突然出現し,PaO2 も低下した。胸部ポータブル写真を示す。
可能性が高いのはどれか。1 つ選べ。
a
肺出血
b
感染性肺塞栓
c
心原性肺水腫
d
慢性好酸球性肺炎
e
急性呼吸促迫症候群
胸部ポータブル写真
― 24 ―
28
10 歳代後半の女子。学校健診の胸部 X 線撮影にて異常陰影を指摘され来院した。
症状は特にない。肺野条件の胸部単純 CT(横断像,冠状断像)を示す。
可能性が高いのはどれか。1 つ選べ。
a
肺水腫
b
肺胞蛋白症
c
過敏性肺炎
d
非特異性間質性肺炎
e
ニューモシスチス肺炎
胸部 CT 横断像(肺野条件)
胸部 CT 冠状断像(肺野条件)
― 25 ―
29
70 歳代の男性。胸部異常陰影を指摘された。特に症状はない。胸部 X 線写真と胸部 CT
(肺野条件)とを示す。
可能性が高いのはどれか。1 つ選べ。
a
肺結核
b
じん肺
c
血行性肺転移
d
癌性リンパ管症
e
サルコイドーシス
胸部 X 線写真
胸部 CT(肺野条件)
― 26 ―
30
10 歳代後半の女性。2 日前から発熱と咳嗽が出現し来院した。20 日前から喫煙を開始
している。胸部 X 線写真と胸部 CT(肺野条件)を示す。
可能性が高いのはどれか。1 つ選べ。
a
過敏性肺炎
b
非心原性肺水腫
c
サルコイドーシス
d
特発性器質化肺炎
e
急性好酸球性肺炎
胸部 X 線写真
胸部 CT(肺野条件)
― 27 ―
31
80 歳代の男性。右胸痛を主訴に来院した。30 歳代に肺結核の治療が行われている。
胸部造影 CT を示す。
可能性が高いのはどれか。1 つ選べ。
a
肺
癌
b
肺膿瘍
c
陳旧性血腫
d
胸膜中皮腫
e
悪性リンパ腫
胸部造影 CT
― 28 ―
32
50 歳代の男性。交通外傷で救急搬送された。胸部単純 CT(縦隔および肺野条件)
を示す。
本症例において,造影 CT を追加することにより診断されると予想される病態はどれ
か。1 つ選べ。
a
胸椎損傷
b
食道穿孔
c
気管損傷
d
大動脈損傷
e
肺動脈損傷
胸部単純 CT(縦隔条件)
胸部単純 CT(肺野条件)
― 29 ―
33
20 歳代の女性。胸痛を主訴に来院した。SpO2=85% と低下している。精査を目的に
施行した胸部造影 CT を示す。
所見として認められるのはどれか。2 つ選べ。
a
心房中隔欠損
b
右室壁の肥厚
c
右心耳内の血栓
d
Valsalva 洞の拡張
e
部分肺静脈還流異常
胸部造影 CT
― 30 ―
34
40 歳代の男性。持続性心室性頻脈の精査のため入院となった。約 10 年前の検診で心電
図異常を指摘されている。心臓 CT を示す。
可能性が最も高いのはどれか。1 つ選べ。
a
拡張型心筋症
b
肥大型心筋症
c
拘束型心筋症
d
心筋緻密化障害
e
不整脈源性心筋症
単純 CT
造影 CT
造影 CT
造影 CT
― 31 ―
35
70 歳代の男性。心不全症状を主訴に来院した。精査のため施行した心臓 CT を示す。
考えられるのはどれか。2 つ選べ。
a
心筋炎
b
心室瘤
c
心筋梗塞
d
拡張型心筋症
e
心サルコイドーシス
単純 CT(水平断像)
造影 CT(水平断像)
造影 CT(三腔断像)
― 32 ―
36
60 歳代の男性。狭心症の精査を目的に来院した。冠動脈 CT の水平断像と MIP 像を示
す。
考えられるのはどれか。1 つ選べ。
a
単冠動脈
b
冠動脈瘻
c
心筋ブリッジ
d
Valsalva 洞動脈瘤
e
左冠動脈起始部閉塞
冠動脈 CT(水平断像)
冠動脈 CT(MIP 像)
― 33 ―
37
30 歳代の女性。胸部造影 CT の早期相と後期相を示す。
可能性が高いのはどれか。1 つ選べ。
a
高安動脈炎
b
大動脈解離
c
感染性大動脈瘤
d
炎症性大動脈瘤
e
閉塞性動脈硬化症
造影 CT(早期相)
造影 CT(後期相)
― 34 ―
38
50 歳代の女性。右乳房にしこりを自覚して来院した。右マンモグラム 2 方向と拡大
スポット写真(MLO)を示す。
カテゴリーとして適切なのはどれか。1 つ選べ。
a
カテゴリー 1
b
カテゴリー 2
c
カテゴリー 3
d
カテゴリー 4
e
カテゴリー 5
MLO
CC
拡大スポット写真(MLO)
マンモグラム
― 35 ―
39
60 歳代の女性。左乳頭近傍に腫瘤を自覚して来院した。乳腺超音波写真を示す。
可能性が最も高いのはどれか。1 つ選べ。
a
乳管腺腫
b
囊胞内癌
c
充実腺管癌
d
扁平上皮癌
e
囊胞内乳頭腫
乳腺超音波写真
― 36 ―
40
80 歳代の女性。右乳房のしこりを主訴に来院した。乳腺超音波写真と乳腺 MRI(T2
強調像とダイナミックスタディ)を示す。
可能性が最も高いのはどれか。1 つ選べ。
a
囊
胞
b
粘液癌
c
線維腺腫
d
充実腺管癌
e
浸潤性小葉癌
MRI T2 強調像
ダイナミック MRI(早期相・後期相)
乳腺超音波写真
― 37 ―