仕様書 1.事業名 平成27年度原子力発電施設広聴・広報等事業(NPO等活動整備) 2.事業目的 地域に根差して活動するNPO等の団体(法人格の有無を問わない。以下「草の根NP O等」という。 )が行う地域住民との勉強会や交流会等の活動を支援することで、原子力を 含むエネルギー・放射線等に関する理解促進等を図る。 3.事業内容 (1)草の根NPO等への活動支援等 ① 募集及び選定 ア 支援対象となる草の根NPO等の募集に際しては事前に募集要項を作成した上 で、支援対象となる活動(企画)を公募し、有識者等(3名程度)による委員会 で審査によって選定することとし、効果的な募集方法を提案すること。 イ 支援対象となる草の根NPO等の選定方法及び有識者等の選定について、公正 かつ明確な選定基準を設けることとし、効果的な選定方法等を提案すること。 ② 活動支援 原子力を含むエネルギー・放射線等に関する理解促進等に資する活動に対して支援 を行う。支援団体の活動において事務局のサポートが必要な場合は、可能な範囲で協 力を行うとともに、支援団体同士の相互協力の仲立ちを行う。 具体的な支援対象とする活動を提案すること。なお、活動支援費は900万円(6 0万円に15団体程度を乗じた額)を上限として計上すること。 ③ 研修会等の活動支援等 ア 選定された各団体に対し、企画に対するアドバイスや事業実施の際の直接指導等、 活動に対するフォローを行うこと。支援対象となった活動が実施される際は、現地 で実施状況を把握し、報告すること。なお、現地で実施状況を把握するための旅費 を計上すること。 イ 応募した草の根NPO等に対し、その活動に役立つと思われる情報を提供する(月 1回程度) 。その他、選定された草の根NPO等の活動に有益と思われる支援内容に ついては、提案すること。 ウ 原子力立地地域の実情に即した原子力を含むエネルギー・放射線等について、日々 の業務に役立つ広報スキル強化及び情報交換を希望する草の根NPO等に対して、研 修会を行う。但し、研修会への参加は無料とする。 a 1回の人数は、30名程度とし、事業期間中3回を目処に開催すること。 b 研修会3回のうち1回程度は、別途草の根NPO等の立地地域や周辺地域におけ る新たに原子力を含むエネルギー及び放射線等に関する理解促進活動にチャレン ジしようとする団体10団体程度を発掘し、研修会への積極的な参加を促す。 c 上記bの団体の中から、特に新たに原子力を含むエネルギー・放射線等に関する 理解促進活動に熱意があり、積極的な取り組みであると判断された団体等に対し ては、資源エネルギー庁と協議して活動支援費を支援する。 d 事業者は、講師謝金、研修会参加者の旅費、会場・運営費、印刷・資料費を計上 すること。なお、活動支援費は、100万円(10万円に10団体程度を乗じた 額)を上限として計上すること。 e 研修会の開催実施内容等については、提案すること。 (2)成果報告会等の実施 選定された草の根NPO等のメンバーと国(関係部署担当者)との成果報告会を実施 し、活動報告、意見交換等を行う場を設けること。なお、草の根NPO等の旅費(1団 体当たり2名程度)を、計上すること。実施に当たっては、有識者等も交え有意義なも のとなるよう工夫し、開催場所等を含め、実施概要を提案すること。 (3)事後評価 選定された草の根NPO等のアンケート・意見を聴取するとともに、定量的な目標・ 指標等を設定し、本事業による効果を検証すること。 ※本事業の実施に当たっては、資源エネルギー庁担当者との連絡・調整を密にし、各 段階で了解を得るとともに、適宜、適切に報告を行うこと。 4.報告書作成 上記3.の事業実施内容の報告書を作成すること。 5.事業期間 委託契約締結日から平成28年3月31日までとする。 6.納入物 事業の実施内容及び評価を記載した報告書の電子媒体 (CD-R又はDVD-R)2枚 7.納入場所 経済産業省資源エネルギー庁 原子力立地・核燃料サイクル産業課 原子力発電立地対 策・広報室
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