第1章 計画策定にあたって 第1章 1 計画策定にあたって にあたって 計画策定の趣旨 平成 12 年度にスタートした にスタートした介護保険制度は、介護サービス基盤の整備 整備も進み、 要介護認定者や介護サービスの サービスの利用者も増加するなど市民生活を支える える制度と して広く浸透してきました してきました。 本市では、65 歳以上の高齢者人口 高齢者人口の割合を示す高齢化率が年々上昇 年々上昇し、平成 24 年度には 21%を超え、超高齢社会 超高齢社会を迎えました。また、団塊の世代 世代の方が高 齢期を迎え、今後、更なる 高齢化の進行が予測されています。 こうした中、一人暮らし らし高齢者の孤立死や老老介護、認知症高齢者 認知症高齢者等の増加 による家族の負担など、超高齢社会 超高齢社会における諸課題が浮き彫りとなってきてい りとなってきてい ます。 元気な高齢者が健康で生 生き生きと生活していくことができ、要介護状態 要介護状態にな っても住み慣れた自宅等で で安心して生活していくためには、超高齢社会 超高齢社会に対応 した新たな高齢者支援の仕組 仕組みが必要です。 そのため、医療と介護の の連携による支援、多様な主体による生活支援 生活支援、高齢 者が自発的に取り組める健康 健康づくりなど、既存の社会資源の有効活用 有効活用や連携に より、高齢者が必要な時に に必要な支援を受けられる「地域包括ケアシステム ケアシステム」 の構築を目指します。 東三河広域連合による介護保険者の統合が予定 予定されて また、平成 30 年度には東三河 います。これからの時代、「 、「地域の課題から東三河の課題へ」「東三河 東三河はひと つ」など、広域的な視野による による地域づくりが求められます。 こうした超高齢社会のニーズや のニーズや広域的課題を見据え、高齢者がいつまでも がいつまでも健 やかで、安心して健やかに やかに暮らせるまちを目指し、第6期となる高齢者福祉計 高齢者福祉計 画と介護保険事業計画を策定 策定します。 1 第1章 計画策定にあたって 2 法令等の根拠 豊橋市高齢者福祉計画は は老人福祉法に基づく老人福祉計画、豊橋市介護保険 豊橋市介護保険 事業計画は介護保険法に基 基づく介護保険事業計画として策定します。 なお、高齢者福祉計画と 介護保険事業計画は、老人福祉法第 20 条の の8第7項 及び介護保険法第 117 条第6項の規定に基づき、高齢者に対する老人福祉施策 条第 老人福祉施策 と介護保険施策を総合的に に推進するため、一体のものとして策定します します。 また、策定にあたっては にあたっては、介護保険法第 116 条第1項の規定に基づき づき国が定 める「介護保険事業に係る る保険給付の円滑な実施を確保するための基本的 基本的な指 針」を踏まえ介護サービス サービス量の見込等を行います。 2 第1章 計画策定にあたって 3 他の計画との関連 本計画は、第5次豊橋市総合計画 次豊橋市総合計画に基づく基本計画(平成23年度から から平成27年 度)における戦略計画の中の の「あんしん福祉実感プロジェクト」及び分野別計画 分野別計画 の中の「高齢者福祉・介護保険 介護保険の充実」における基本方針を踏まえて策定 策定します。 また、社会福祉施策に係わる わる計画として「豊橋市地域福祉計画」、高齢者 高齢者の住 宅整備に係わる計画として「 「豊橋市住宅マスタープラン」、健康づくりに づくりに関わる 計画として「健康とよはし推進計画 推進計画」、さらには県や国の医療・住まい・ まい・雇用に 関わる計画との整合性を図りながら りながら本計画の策定を行います。 ■他の計画との関連 3 第1章 計画策定にあたって 4 計画の策定体制 本計画の策定にあたり、高齢者 高齢者に関する各種アンケート調査を通じて じて、高齢者 のニーズや意識、介護する家族 家族の意見などを把握しました。 また、介護人材の現状や現場 現場での課題や要望など、介護事業者を対象 対象とした意 識調査も実施しました。 これらの調査結果を踏まえ まえ、庁内の関係部長で組織する「策定会議」、 」、関係課 長で組織する「幹事会」により により計画の策定方針や素案作成を行うとともに うとともに、公募 による委員を含めた18名の関係者 関係者で組織する「検討委員会」から様々な な提言をし ていただきました。 ■計画の策定体制 4 第1章 計画策定にあたって 5 計画期間 本計画は、平成27(2015) 年度を初年度として、平成29(2017)年度 年度までの3 年間を計画の期間とします。 なお、本計画は「団塊の世代 世代」の方すべてが75歳に到達する平成37( (2025)年 度に向けて、第5期事業計画 計画で開始した地域包括ケアの実現に向けた取組 取組みを継 承するとともに、平成30(2018 2018)年度からの保険者統合により東三河広域連合 東三河広域連合と して介護保険事業計画を策定 策定していくため、広域連合化を見据えた中長期的視野 中長期的視野 に立った施策の展開を図ります ります。 ■2025年を見据えた介護保険事業 介護保険事業計画の策定 5
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