じゃ Public Relation Magazine Hop・Step・Jump 2015 VOL.192 特集 結束強め地域を守る JA農業振興大会 いわて中央 2 1年1産の牛づくりを 春から黒毛和牛繁殖に挑戦 ﹁専 攻 課 に 通 う こ と に な っ た の も、父の薦めです。学校で勉強し ていくうちに﹃自分で色々試しな まな み がらやってみたい﹄と思うように な り ま し た﹂と 話 す 学 美 さ ん は、 今春、黒毛和牛の繁殖農家として のスタートをきります。 頭と親牛 現在は両親を中心に、兄妹4人 の家族6人で、乳牛約 4頭を含めた黒毛和牛計7頭を飼 育しています。学美さんは、今年 3月に県立盛岡農業高等学校特別 専攻課を卒業する予定で、現在は 学校に通いながら、1日2回の搾 乳や牛舎の清掃などの作業を手 伝っています。今後は黒毛和牛の 飼育管理を学美さんが担当し、﹁初 めての挑戦。少しずつ増頭できる 菅 原 学 美さん カ月で、発 日、発情期間はたっ 時間と言われています。こ 情周期は約 雌牛の妊娠期間は約 い﹂と 意 気 込 み を 語 っ て い ま す。 ずは1年1産を目指していきた みんなでつくる 分かれており、同級生の世代も ん。また、園芸と畜産でコースが りました﹂と目を輝かせる学美さ ますが、学ぶところがたくさんあ した。九州と東北では環境は違い 繁殖で有名な畜産農家を視察しま キュラムで、﹁昨年は九州を訪れ、 の研修視察が組み込まれたカリ 学校は週2回の授業と月1∼2回 ながらも、非常に難しいことです。 飼育管理をすることは基本であり ちに子牛1頭を出産できるような け︶を行って、母牛が1年間のう の期間を逃さずに人工授精︵種付 たの 10 目 次 C O N T E N みんなでつくる食農立国 特集 Ⅰ T 菅原学美 さん ︵矢巾町︶ 02 特集 Ⅱ S J A農 業 振 興 大 会 結 束 強 め 地 域 を 守 る 04 ニュースファイル タ イ で も 人 気 リ ン ゴ 輸 出 好 調 06 営農情報 試食販売でおいしさPR 他 ﹁ひとめぼれ﹂好評! 08 キラッとスマイル 他 融雪後管理が肝心! 他 小麦の増収は 11 インフォメーション 13 今月のレシピ 出場者募集 他 紫波町素人そば打ち大会 15 芽キャベツとレンコンのサラダ 16 21 Vol.5 ように、牛の状態をよく見て、ま 10 20 24 JA管内では約300軒の繁殖農家が、黒毛和種 の母牛を約1,600頭飼育しています。そして、そ の母牛から産まれる子牛は年間約1,200頭。そ のうち約1,000頭が子牛市場に上場され、県内 外の肥育農家のもとへ出荷されていきます。 黒毛和牛繁殖農家 『食農立国』 とは、 JAいわて中央管内で生産される農畜産物や地域のブランド化を目指した商標登録名です。 JAいわて中央が目指す『食農立国』 には、食を囲む人たちと、農業を営む人たちとの繋がりを大切にし、 『その食卓の向こうに安全・ 安心で美味しい農畜産物と美しい農村の風景を提供し続けたい』 という思いが込められています。 (下)人に慣れさせるため、昨年秋に産まれた子牛に優し く触れる学美さん。牛によって性格は違うものの「基本 的にはみんなおしとやか。特に子牛は可愛い。優しさに 癒されます」と微笑みます。 ∼ 代 と ば ら ば ら。﹁畜 産 の 話 以 外にも、これからの農業の話をす ればいろんな意見が出てきて面白 いです﹂と2年間を振り返ります。 そんな学美さんに期待を寄せる は﹁ ﹃牛 を よ く 観 察 父・学 さん ︵ ︶ す る よ う に﹄と 言 っ て い る。親 父 が 酪 農 を 始 め て、学 美 で3 代 目 に な る の か な。こ れ か ら も 畜 産 農 家 として続けていけるようにがん ば っ て ほ し い﹂と 話 し、学 美 さ ん は﹁我 が 家 が 畜 産 経 営 を や っ て い け て い る の は 両 親 の お か げ で す﹂ と照れくさそうに感謝の気持ちを 口にします。 ﹁父のことは尊敬して いますし、目標でもあります。父を 越えないと今より良い経営はできな いと思うんです﹂と力強く語り、新 たな挑戦へ一歩を踏み出します。 47 40 冬でも午前7時からは搾乳が始まる牛舎。 搾乳室に牛がいる間に、牛舎内の掃除を丁 寧に素早く行います。 Prof i l e Manami Sugawara 菅原 学美 さん(19) 矢巾町和味。一般の高校を卒業後、 岩手県立盛岡農業高校特別専攻課 へ入学し、今年3月に卒業予定。 リフレッシュは、買い物や友人と の外出とのこと。 3 JA いわて中央 先月 16 日、雫石町のJA全農いわて中央家畜市場で行 われた今年の初セリ。菅原さんが飼育した子牛を含め、 管内から 88 頭が出荷されました。吉田長裕JA畜産課 長は「学美さんのような存在は頼もしい。増頭へ向け、 JAとしても応援していきたい」と話しています 年 に 1 回 同 大 会 を 開 き、管 が出席しました。 J Aで は 2 長 や 役 職 員 な ど 約5 0 0 人 合 長 や 女 性 部 員、生 産 部 会 業 振 興 大 会 を 開 き、農 家 組 な け れ ば な り ま せ ん。今 後 組合員の要望に応えていか J Aが 取 り 組 み、生 産 者 や ら れ て い ま す。こ れ ら に 各 拡 大、地 域 の 活 性 化 が 求 め 業所得の増大と農業生産の め な け れ ば な り ま せ ん。農 で は な く、 J A自 ら 改 革 を 進 は中央会や全農だけの問題 革 に つ い て 触 れ﹁J A改 革 経 済 連 携 協 定︶交 渉、 J A改 へ の 対 応 やTPP︵環 太 平 洋 J A組 合 長 は 米 価 下 落 問 題 開 会 に あ た り、藤 尾 東 泉 てご講演いただきました。 挙 後 の 政 局 と 農 政﹂と 題 し 組合組織の理念を守るため 断 固 阻 止 は も と よ り、協 同 係 機 関 が 連 携 し、 TPP参 加 こ ろ に 組 合 員・役 職 員・関 の 理解 を深 め、 J Aを よ り ど 念 を 見 つ め 直 し、そ の 価 値 ﹁J Aいわて中央は協同の理 不信感を持つもの﹂と訴え、 がすすめていることに強い 合員を無視した議論を政府 らに出資者でもある我々組 対 し て、利 用 者 で あ り、さ 団 体 で あ るJ Aグ ル ー プ に 改 革 に 関 す る 議 論 は、民 間 せ を 読 み 上 げ、﹁今 般 のJ A 議会長が振興大会申し合わ また、橘誠J A農家組合協 日、花 巻 市 内の農業振興へ向けて研さ とも農業振興策に、ご意見・ に結束を強め、地域を担い、 J Aは 1 月 ん を 深 め て い ま す。今 回 の ご支援のほどをお願い申し 地 域 を 守 っ て い く こ と﹂を 年度︵第 8 回︶農 基 調 講 演 で は、参 議 院 議 員 上 げ た い﹂と あ い さ つ し ま 決議しました。 同日午前中には、女性のつどい並びに家 の光大会が同会場で行われ、購読推進運 動の表彰状が手渡されました。 「 家の光」 では紫波地域女性部志和支部(写真右)、 「ちゃぐりん」では同部志和支部、彦部支 部、 東部支部(写真左)が表彰されました。 内で平成 の山田俊男氏を招き、﹁総選 した。 申し合わせを読み上げる橘協議会長(下) 26 24 結束強め地域を守る JA農業振興大会 特 集Ⅰ り ま し た が、な か な か 上 手 く う 思 い が 強 い で す。相 当 頑 張 と し て は﹁申 し 訳 な い﹂と い し ま っ た こ と、率 直 な 気 持 ち 思います。 す。ぜ ひ 取 り 組 ん で ほ し い と 米も県内で流通できるはずで 畜 産 も 盛 ん で す の で、飼 料 用 ど も そ う で す。岩 手 の 場 合 は 菜 や 大 豆 の ほ か、飼 料 用 米 な イ ン ト に な る と 思 い ま す。野 も行います。 J Aの 事 情 を 考 慮 一 方、中 央 会 監 査 は 業 務 監 査 正 し く な い か を 判 断 し ま す。 計 資 料 だ け を 見 て、正 し い か 会 計 監 査 だ け を 行 い ま す。会 す る ほ ど で す。公 認 会 計 士 は 徹 し て い た だ き た い﹂と 発 言 安倍総理も﹁︵全中は︶脇役に 議論が活発に行われています。 さ ん と 顔 を 合 わ せ、役 職 員 が 地 域 の 中 に 存 在 し、地 域 の 皆 役割は非常に大きいものです。 J Aが 地 域 で 果 た し て い る です。 る こ と。そ の た め の 監 査 な の 続 し、サ ー ビ ス を 提 供 し 続 け 組 織 で、大 事 な の は 経 営 を 継 す。 J Aは 地 域 に 根 づ い て い る を支援する特色があるもので ほしいですね。 意識的に担い手を作り上げて 生産法人で働いてもらうなど、 J Aで サ ポ ー ト し た り、農 業 将来を担う子ども達もいます。 夢を持って農業高校に通い、 組んでほしいと思っています。 J Aの 皆 さ ん に も 改 革 に 取 り う﹂ということです。そして、 皆 さ ん と 共 に、改 革 を 進 め よ 基調講演 ﹁ 総 選 挙 後 の 政 局 と 農 政 ﹂ ︵一部を抜粋︶ い き ま せ ん で し た。な ぜ 米 価 J A改革に関する議論では、 し た 上 で、事 業 や 施 設 の 運 営 年産米の米価が下がって が 下 が る の か、そ れ は 在 庫 が 特に、 J A全 中 を 監 査 や 指 導 権 多 い か ら で す。需 要 は 年 々 7 限のない一般社団法人にする 万t 下がってきています。 スを改善しなければならない。 ん で し た。私 は﹁需 給 バ ラ ン それでも歯止めがかかりませ 営指導と会計監査が す。 J Aの 監 査 は 経 と提案するもので た 方 が よ い の で は?﹂ ﹁改 善 の 仕 組 み は こ う し 方法についても触れながら 理に言っているのは﹁J Aの て い る の がJ Aで す。私 が 総 域 の 生 活 を 守 り、日 本 を 支 え や 家 族、地 域 の 農 業 生 産 と 地 方 は 違 う け ど も、大 事 な 協 同 大企業や海外の企業とはやり 一 緒 に な っ て 仕 事 を し ま す。 思います。 支 援 を、節 に お 願 い し た い と ほ し い。今 後 と もJ Aへ の ご ぞ﹂と い う 思 い を ぜ ひ 持 っ て は俺たちが、 J Aが 守 っ て い く 棄地を無くするぞ、美しい景観 ま た、皆 さ ん に は﹁耕 作 放 機構が 年産主食用米を 万t 在庫を隔離する仕組みが必要﹂ 相まって、経営継続 買い取る形で隔離しましたが、 だ と 訴 え ま し た。そ し て、米 穀機構は周年安定供給のため の 売 り 急 ぎ 防 止 策 と し て、 万t に 対 し 保 管 費 を % ですが、 J Aい わ て 中 央 は ナ ラ シ 加 入 率 の 全 国 平 均 は 助成することになりました。 年産米 26 面 積 換 算 で 7 7・3 % と の こ と。大 変 す ば ら し い。さ す が 集落営農や担い手支援の取り 組みが進んでいるJ Aですね。 山田 俊男 氏 35 こ れ か ら の 米 づ く り は、い か 昭和21年富山県生まれ。昭和44年にJA全中 入会。平成19年に参議院議員選挙に初当選 し、現在2期目。同院農林水産委員会委員長を 務め、東日本大震災復興特別委員会や国民生 活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する 調査会にも所属。 20 に水田フル活用でやるかがポ 参議院議員 25 昨 年、米 穀 安 定 供 給 確 保 支 援 ∼ 26 10 34 園 芸品目を中心に取引の あ る 富 士 シ テ ィオ ︵株︶ 興室の阿部哲哉主任主査、い 山田亙農政部長、同部農業振 いました。盛岡広域振興局の ﹁岩 手 フ ェ ア﹂に 合 わ せ て 行 の時期には日本産果実が重宝 スを贈る風習があり、特にこ ケットに詰めてギフトボック 果実や飲料、乾物などをバス 気 で し た。タ イ で は 年 末 に、 く販売した計算になります。 れ、1箱では2800円も高 成 の円安効果により、今年は平 円高く販売さ わて純情むすめの四戸藍さ されるとのこと。日本産のリ バーツ約3円でしたが、今年 年より ん、 J A職 員 3 人 の 計 6 人 が ンゴは他国産より食味も外観 らギフトボックスが好評だっ は4円。リンゴ1個 バーツ 50 100 ︵ 本 社・神 奈 川 県 横 浜 市 ︶が 、 試食販売を行い、来店客から も良好で、高級品として人気 た ほ か、 ﹁こ う こ う﹂は 販 売 で販売したと仮定すると、こ 100 200 タイの商社・メトログループ は﹁と て も お い し い で す ね﹂ タイ が高まっています。 伝販売会の様子をご紹介します。 と好評でした。クリスマス需 ゴが好評なのか、今月の特集ではその理由を交え、宣 平成 年の為替レートは1 増加傾向で、好調の輸出事業。 タイでなぜ日本産リン 要期や年末でもあったことか クでリンゴの宣伝販売会を行いました。出荷量は年々 会期間中に完売するほどの人 300 78 150 400 と合弁で設立したスーパー ﹁U FMフジスーパー﹂で、 J A産 の リ ン ゴ を 販 売 し て い ま す。 同スーパーはバンコク市内に 日 200 500 0 H21年度 H22年度 H23年度 H24年度 H25年度 H26年度 バンコク 飛行機で 約7時間 JAいわて中央リンゴ輸出実績 21 (販売額・万円/税込) 250 出荷数量 販売額 (出荷数量・箱/10kg) 600 4店舗を展開し、タイ人はも ちろん、駐在する日本人の来 日∼1月 面積…51万3,115㎢(日本の1.4倍) 人口…6,446万人 首都…バンコク・人口825万人 言語…タイ語 宗教…人口の約95%が上座部仏教、 その他イスラ ム教、 キリスト教 0 店客も多いとのことです。 月 20 78 JAは昨年12月23日から6日間、タイの首都バンコ 今回の宣伝販売会は、スー パーの 23 21 リンゴ輸出好調 タイでも人気 12 Ⅱ E D ITI O N S P E CIA L 6 JA いわて中央 品種特徴やこだわりの栽培方法について、 タイ語で書かれたPOPも リンゴを手にとり、吟味する来店客 今回は 「サンふじ」 「こうこう」 「王林」 「金星」 「シナノゴールド」 を、 1個78バーツ (1バーツ約4円=1個約312円) で販売しました 盛岡さんさ踊りも披露しました タ イ へ の 輸 出 は、平 成 年 か ら 始 ま り、今 と も あ る た め、鮮 度 保 持 が 期 保 存 が 可 能 で す。タ イ は 度弱とい 年間平均気温が 昨年には同スーパー役員がJA管内を訪れました。 産地と販売店とのむすびつきを強めています。 重 要 で す。小 笠 原 髙 雄J A 着まで2週間近くかかるこ 行 い ま す。船 便 の 場 合 は 店 輸 送 は 飛 行 機 ま た は 船 で 験的に輸出しています。 お う﹂な ど も 今 年 度 か ら 試 たほか、早生種﹁さんさ﹂ ﹁き ル ド﹂な ど も 初 め て 販 売 し 今年度は中生種﹁ジョナゴー 年 で 6 年 度 目 を 迎 え ま し た。 21 た リ ン ゴ は、収 穫 時 と 変 わ 鮮 度 保 持 技 術 で す。処 理 し 害 剤﹁1 M ―CP﹂︵ス マ ー ト フ レ ッ シ ュ︶を 使 用 し た い る の が、エ チ レ ン 作 用 阻 おいて大きな期待を寄せて そ こ で、 J Aが 鮮 度 保 持 に す﹂と話しています。 出量を伸ばすカギになりま での鮮度をどう保つかが輸 理 解 し て も ら う か、輸 出 先 手 県 の お い し い リ ン ゴ﹄を こ の 競 争 を ど う 攻 略 し﹃岩 合 す る 形 は タ イ で も 同 様。 で青森県や長野県などと競 園 芸 特 産 課 長 は﹁日 本 国 内 を活発化させています。 海外販路拡大へ向けた動き 輸出も調査・検討しており、 考 え で す。ま た、他 国 へ の 進 め て お り、今 後 は 他 品 目 リンドウなどの輸出提案も J Aは 加 工 向 け リ ン ゴ や 売も強化していきます。 なかった早生や中生種の販 が大きな課題で輸出ができ 出 し て い ま す。今 後 は 軟 果 保持処理をしたリンゴも輸 は 今 年 度 施 設 を 整 え、鮮 度 場 合 も 多 い そ う で す。 J Aで ケースに入れて販売される う 熱 帯 地 域。店 頭 で は 冷 蔵 の販売にも力を入れていく らない鮮度を保ちながら長 JA いわて中央 7 30 切り も販売しています 日本産果物も多く並んでいます 2倍の価格がする シールつきのリンゴも好評でした サンタクロースの絵が可愛らしい 人気のギフトボックス 管内の話題満載 News File ③ ② ④ ①絣の着物でPRするJA職 員㊧②手作りのPOPが目を 引きます③「ひとめぼれ」の 試食を受け取る来店客④この 2日間は、米・麦ポイントカー ド10 倍デーだったこともあ り、多くの来店客が岩手県産 米を買い求めました⑤炊きた ての「ひとめぼれ」のおいしさ に笑顔を見せる来店客 ① ⑤ 「ひとめぼれ」好評!試食販売でおいしさPR 愛媛県内スーパーで米販促 JAは 12 月1日、2日、愛媛県内で米の販売促進 あるため、岩手のことを知っていらっしゃるお客様 を行いました。中国・四国地方でチェーンストアを も多い。その信用や期待を裏切らないよう、米生産 展開する (株) フジの店舗で、JA役職員らが新米の 者と共に頑張ります」と意気込みを語りました。 「ひとめぼれ」と「ヒメノモチ」を販売しました。J また、姉妹提携先のJAえひめ南(愛媛県宇和島市) Aと同社は平成 12 年から野菜や果物の相対取引を を視察訪問するため、2日に愛媛県に到着したJA理事 行っており、昨年度からはJA全農いわて経由で、 ら 30 人も同店を訪れ、売り場を見学しました。藤尾東 米の取引を開始しています。 泉JA組合長らは同社の 2日、同県松山市のフジグラン松山では、JA役職 桑原博取締役上席執行委 員が来店客に炊きたての「ひとめぼれ」を試食販売し 員らとトップ会談も行 ました。試食した来店客は「初めて岩手のお米を食べ い、桑原取締役は「今後 たが、もちもちして、甘みもあっておいしい。 『ひと も 10 年、20 年と継続し めぼれ』という名前も魅力的ですね」と笑顔を見せ、 て取引していけるよう、 早速5kg 入りの袋を買い求めました。売り場に立っ 力を合わせていきたい」 た伊藤正之JA常務は「同社とはリンゴなどで取引が と話しました。 消費者と交流を深める理事ら (株) フジ 加工食品事業部第二商品部 バイヤー 山崎 智博(米担当) 昨年は米価下落の影響を受け、販売単価は一昨年同月対比マイナス15%となっていますが、販売総重量は同101~102%となっていま す。今年度は、昨年以上の売上げを目指し、チラシでPRするなど販促頻度を上げ、もち米「ヒメノモチ」は定番商品として扱っています。 既に産地との連携体制がありますので、それを活かして、安全・安心なお米に付加価値をつけていけるような取り組みを共に考えていき たいと思っています。生産者の皆さんには、ぜひ販売促進にもお越しいただきたいです。 JA いわて中央 8 管内の話題満載 News File 京都で初の宣伝販売会 こだわりリンゴ「じゅんくりん」も人気 ② ④ ③ ① ①来店客においしいリンゴの見分け方や栽 培のこだわりを説明する生産者②完熟品の こだわりリンゴ「じゅくりん」を、同店ではプ ライベートブランド商品として販売。通常品 より価格は高いが「一度食べたらおいしかっ たから、いつもこれなの」というお客様も③ 同店ではJA産を使ったカットリンゴも販売 中④PRする藤島生産部会長 JAは 12 月6、7日、京都府内にあるスーパーで 舗の担当者にも特栽の仕組みやJA産のリンゴの魅 リンゴの販売促進を行いました。生産者が関西地方 力をさらに知ってもらい、売り場作りに生かしてほ を拠点にチェーンストア業を展開するイズミヤ(株) しい。部会としてサポートできることがあればして の店舗を初めて訪れ、「サンふじ」や完熟品「じゅく いきたい」と意気込みを語りました。 りん」などをPRしました。 来店客はおいしいリンゴの見分け方のポイントや 栽培時の工夫などを生産者に質問しながら、旬のリ ンゴを買い求めました。来店客は「岩手のリンゴは おいしい。いつも買って食べているので、これから も頑張って作ってほしい」と生産者を激励しました。 藤島伸一JAりんご生産部会長は「特別栽培やこだ わり品についてもご理解いただいている販売先。店 岩手県産リンゴはおいしいですね。9月~ 12月は、基本的に岩手のリンゴを品種リ レーして売り場を作っています。特に「ジョ ナゴールド」は甘みも酸味もあり、リンゴ 本来の味がする品種だと思うので、他社が 「早生ふじ」を販売している時期でも、う ちはいわて中央の「ジョナゴールド」を販 売していますよ。今後はインターネット販 売も強化したいと思っていますので、生産 者の皆さんにはこれからもこだわりのおい しいリンゴを作っていただきたいです。 イズミヤ(株) 食品商品部農産部 南出隆昭バイヤー 安定生産を期待 もち米実需者と懇談 JAもち米生産部会は1月 14 日、もち米実需者・ もち米産地との懇談会を、JA本所で行いました。 取引先7社の代表者や部会員ら 80 人が出席し、情勢 を踏まえた加工用米への対応や消費拡大への取り組 みについて懇談しました。 岩舘則雄部会長は「実需者の要望に応えていきた い」と話し、実需者からは販売状況や商品展開の説 明があり「『ヒメノモチ』は栽培が難しいと思うが、 産地への期待を伝える実需者ら 9 JA いわて中央 扱いやすい」「品質も量も安定したもち米生産をお願 いしたい」などの意見が出されました。 管内の話題満載 News File 登記や税務の知識深める 法人設立事務研修を初開催 法人化協議を支援するJA担い手支援対策課は1 月 21 日、登記前の組織や法人化を目指す生産・営農 組合らを対象にした研修会を、紫波町のJA本所で 初めて開きました。県中央農業改良普及センターや 税理士らを講師に招き、参加者は登記や税務関係の 届出などについて研さんを深めました。 登記を控えている農事組合法人サンやはばの藤原 梅昭代表理事は「法人設立はあくまでスタート。決 設立後の経理や従事分量配当の考え方について、 質問が集まりました 算時など、JAには今後も支援をお願いしたい」と 継続的な支援に期待を込めました。 野菜生産現場にも女性の力を レディースセミナー閉講式 JA女性部は1月 18 日、平成 26 年度第6回レ ディースセミナー閉講式を盛岡市・繋温泉愛真館で 開きました。JA職員が講師を務め、次年度のJA 野菜生産販売方針などを説明しました。 セミナー修了証授与も行われ、6回全ての講座に 参加した 15 人が受け取りました。熊谷富民子部長は 「今後も仲間をつくりながら、女性部活動を楽しみま しょう」とあいさつし、講演を聞いた参加者は「女 「園芸品目は細かい作業が多く、収穫作業などは特に 女性に活躍してほしい」と話した小笠原髙雄JA園芸特産課長 性が活躍できる場は野菜の生産現場にも多くあるよ うなので、前向きに挑戦したい」と話しました。 下枝へも日光が当たる樹形に リンゴ剪定講習会 JAは1月 20 日、剪定講習会を管内2ヵ所で開き、 樹勢の状態を見極め、下枝にも日光が当たるような 樹形を目指して剪定することを確認しました。 盛岡市黒川の田中芳美さんの園地で行った講習会 には生産者約 50 人が参加。田中さんのほか、生産者 の山口久昭さんが講師を務め、作業効率を考慮しな がら剪定方法のポイントを説明しました。山口さん は「失敗することも技術向上には必要。どのような 管内の 「サンふじ」の今年の花芽率は昨年に比べて高く、 平年作以上が見込まれています 品質のリンゴが収穫できたかを振り返り、翌年の剪 定作業に活かすことが大切」と呼びかけました。 JA いわて中央 10 F a r m i n g 米穀 今年の雪の量は平年より も や や 多 く な っ て い ま す。 ら意識を高めておきましょ 今後の天候や長期予報に注 う。雪融け水や雨水の排水 Plant ると生育は急速に進んでい を怠ると、根の活力を弱め、 Rice き ま す。 茎 数 増 加 を ね ら う 意すると共に、麦作は徹底 融雪期追肥は収量に大きく 今後の生育に大きな影響を した排水対策が重要な基本 今年の冬は、雪の量は平 年並みですが、 気温が低く、 関 わ る 大 事 な 作 業 で、 3 月 与えます。また、追肥作業 おきましょう。 作業となりますので、融雪 寒さが厳しい年となってい 中に行うのが効果的です。 に圃場点検をし、排水溝の a、 10 盛 岡 農 業 改 良 普 及 センタ ー よ り 小 麦の増 収は融雪 後 管理 が肝 心! ます。 今後の天候に注意し、 塩 安 で 追 肥 を す る 場 合、 「ナンブコムギ」の越冬後 補修や詰まりを取り除いて ㎏/ 20 後の排水対策について今か 小麦の増収に向け、作業計 茎数が400本/㎡未満 15 ~ 営農・経済研究発表会 10 28 も遅れてしまいます。早め ●生育状況 の時は 畜産課・湊職員が最優秀賞 10 11 画を立てましょう。 月 日に行った生育調 査結果によると「ナンブコ aとな 400本/㎡以上の時は ㎏/ a、1000本/㎡ ㎏/ ムギ」 「ゆきちから」共に 月に ~ 15 15 a散布します。 以上で 10 ~ ㎏/ 入ってから気温が平年より ります。 圃場を丁寧に確認し、 15 生育は良好に推移していま もかなり低くなり、生育へ 適期散布に努めましょう。 10 10 「 ゆ き ち か ら 」 で は 1000本/㎡未満で ~ の影響が心配されました 20 営農情報 すが、播種が遅れた圃場で が、 月上旬の早い時期か また、雑草の発生につい ても早めに確認し、作業が 12 は、生育がやや弱い圃場が ら積雪したことから、大き 可能な圃場から雑草対策を 確認されています。 な問題もなく順調に越冬し 進 め る よ う に し ま し ょ う。 除草剤は、雑草の種類と葉 ています。 ●融雪期追肥 令を確認してから散布する ようにしましょう。 ●排水対策 雪の下では、小麦が春に 向けて準備をしています。 根 雪 が 融 け、 気 温 が 上 が 12 I n f o r m a t i o n ■子牛市場情報(平成27年1月16日・中央家畜市場) 地 区 表彰を受ける湊職員(中央) JAは1月8日、平成 27 年営農販売部・経済部 研究発表会を、紫波町のJA本所で行いました。両 部から5人が発表し、最優秀賞には「養豚農家の収 益向上を目指して」と題し発表した、営農販売部畜 産課の湊俊一郎職員が輝きました。 湊職員は配合飼料を見直し、試験を重ねた結果、 配合飼料費が圧縮され、生産者収益が2倍になった ことを発表。久慈宗悦JA専務は「研究成果をどの ように生産現場に普及していくか、今後も組合員の ために努力を続けてほしい」と期待を込めました。 優秀賞は、 「『うぃずOne』栽培方式を用いた園芸 生産拡大」を発表した紫波地域営農センター園芸 特産課の清水祥昭職員が受賞しました。 11 JA いわて中央 雌 去 頭数 最高価格 最低価格 平均価格 平均体重 前月比 紫 波 17 535,000 390,000 446,529 285 -57,471 矢 巾 10 506,000 409,000 459,800 273 -33,367 都 南 2 483,000 435,000 459,000 271 -13,000 盛 岡 9 535,000 377,000 439,667 273 -50,533 JA計 38 535,000 377,000 449,053 278 -49,103 市場計 176 807,000 158,000 461,244 277 -20,236 紫 波 24 682,000 437,000 561,125 306 12,765 矢 巾 12 763,000 492,000 604,417 322 26,053 都 南 4 579,000 456,000 516,000 287 -16,200 盛 岡 10 629,000 478,000 551,700 312 -35,300 JA計 50 763,000 437,000 556,020 309 8,042 市場計 219 763,000 387,000 552,562 308 -11,734 F a r m i n g I n f o r m a t i o n 営農情報 少し難しい話ですが、 「知らなかった」では済まされないとても重要なお話です 農薬を使用する生産者の皆さまへ 農薬の短期暴露評価が導入されました これまでの農薬の安全性を評価する方法に加えて、平成26年から「短期暴露評価」という方法が導 入され、新たな残留農薬基準が設定されるとともに、農薬の使用基準の見直しが行われています。 特定の食品を短期間に大量に摂取しても、農薬による健康への悪影響を与えないようにするため、 新たに急性参照用量を超えないかという点も評価することに(=短期暴露評価)なりました。 これまでの残留基準値 現在の残留基準値 1日摂取許容量(ADI) 1日摂取許容量(ADI) + 急性参照用量 (ARfD) 1日摂取許容量…ある農薬を一生涯に わたって毎日摂取し続けても、健康へ の悪影響がないとされる一日あたりの 摂取量のこと 急性参照用量…ある農薬を24時間ま たはそれより短い時間に摂取した場 合、健康に悪影響を示さないと推定さ れる一日あたりの摂取量のこと Q 短期暴露評価導入により、何が問題になるのでしょうか? A 農薬容器のラベルに従った使用では、作物に残留する農薬量が、農薬残留基準値を超える可能 性があります。そのため一部の農薬では、登録内容が変更され使用が制限されます。これらの 農薬については登録の変更前であっても、また有効期限内であっても、ラベルではなく、変更後 の使用法に基づき使用する必要があります。 Q では、どうすれば良いのでしょうか? A ①農薬については、農薬メーカー、普及センター、 JA並びに農薬販売店等から使用制限につい て情報が提供されます。ラベルではなく、チラシや情報に示された変更後の使用方法に基 づき使用してください。 ②JAが配布した平成27年用の防除暦・農薬一覧表は、作成時の情報に基づき作成していま す。今後、内容に変更があった場合にはJAから通知されますので、JAからの情報には必ず 目を通すようにしてください。 ※情報は、 「いわてアグリベンチャーネット」 (http://i-agri.net/agri/)でも確認ができます。 お問合せ 盛岡農業改良普及センター ………………………………………………………(代表・☎629-6730) JAいわて中央本所内 経済部 生産資材課…………………………………(直通・☎676-3592) 営農販売部 米穀課 …………………………………(直通・☎676-3338) 営農販売部 園芸特産課……………………………(直通・☎672-2728) または各グリーンセンター、各地域営農センター米穀課・園芸特産課まで JA いわて中央 12 みんな の 広場 なかよし ファミリー キラッと スマイル 191 57 矢巾町・藤沢 吉田 道行さん (40) ・里香さん (40) のお宅 しょう えい 盛岡市・下鹿妻 浅沼 長男 勝瑛くん (11・矢巾東小5年) ゆ り あ 長女 有梨亜ちゃん (8・矢巾東小2年) 「将来はプロ野球選手になりたい!」と力強く話す勝瑛 くん。野球チームに所属して練習に汗を流し「打撃では ホームランを打って、守備ではどんなボールが飛んでき てもとれるようになりたい」と意気込みを見せます。 「私はお医者さんになりたい」と人を助ける仕事を目指 す有梨亜ちゃん。どんなことでも目標に向かって頑張る 有梨亜ちゃんは、今冬からスキーにも挑戦しています。 祖母の文子さんは「自家製の野菜やお米をたくさん食 べて、大きくなってほしい。健康が1番!」と元気いっ ぱいの2人の成長を見守っています。 啓子さん (19) 「受験勉強が終わっても、勉強する習慣や姿勢を持続さ せたいですね。自立した女性になりたいです」と凜とし た表情で話す啓子さん。大学入試試験を間近に控え、現 在は朝から夜中まで試験勉強に励んでいます。勉強の合 間には、ゆっくりとお風呂に入ったり、ランニングした りしてリフレッシュしているとのこと。 「姉に近所のお菓 子屋さんに連れてってもらうことも息抜きのひとつです」 と兄姉からの応援を励みに合格を目指し、 「合格したら、 大好きな海外ドラマのDVDをたくさん見たいですね」 と笑顔で話す啓子さんです。 サンフレッシュ都南の 便利なストレートタイプ 1袋980円(税込)好評発売中! あ な た だ け に こ っ そ り 教 え ま す 佐藤店長 直売部 川村部長 今月のテーマ たこめしの素 サン・フレッシュ都南が開発した人 気商品、舞茸がたっぷり入った「炊きこ み ご は ん の 素 」に 続 き 、具 だ く さ ん の 「たこめしの素」が好評発売中です。宮 古産の 、サン・フレッシュ都南で販売 する野菜、そして、野田産の塩を使って 味を調えました。 2合分のお米を研ぎ、 水のかわり に素を入れ、いつも通りに炊飯の スイッチを押すだけ!簡単で美味 しい「たこめしの素」、ぜひお試し くださ∼い! [住所]盛岡市下飯岡21-180 [電話]019-637-6801 [営業時間]午前9時∼午後6時 お便り紹介 昔 写真を撮ったら、写真屋さんで 【今月のテーマ】 現像してもらい、できるまでが 写 真 楽しみでした。今はコンビニや自宅 で簡単にプリントできるようになり、 便利になりましたが、データをため てばかり。たまには整理しなくちゃと 思っています。 ( 桜町・F/ 49 歳 ) シ ルバー川柳に「遺影用 笑いす ぎだと却下され」という句があ りました。自分のアルバムを開いた ら、他人事ではない。この歳になる と写真は苦手です。でも、一枚くら いはおすまし顔で撮っておかなけれ ばと思っています。 (片寄・H/ 69 歳) 昨 年1月に孫が生まれましたが、 名古屋に住んでいます。なかな か会えないですが、娘が孫の写真を 送ってくれます。もう7冊になりまし た。 (広宮沢・S/ 64 歳) 写 真の整理を始めても、いつもつ い眺めてしまい終わりません。 今年こそできたらいいな~。1月号特 集に載っていたJAえひめ南の「部員 外の女性にPR」は、JAの活動に目 を向けてもらえる良い機会を作ってい ると思いました。 (石清水・H/ 59 歳) お楽しみ クイズ 雪 の間から福寿草が顔を出し始め ました。近年、山野草に惹かれ ています。分からない花は写真を撮っ て調べたり、気に入った物は大きく プリントして額に入れて飾ります。 ( 赤沢・S/ 65 歳 ) が、いつもサービスで写真を一枚撮っ てくれます。その写真がいつも笑顔 なので、部屋に飾っています。 (上厨川・S/ 40 歳) 1 月号の表紙を見て「いつもの最 高の笑顔の写真ではない!」と 思いました。いつも生産者の笑顔を 楽しみに見ています。ミラノバージョ ンの笑味ちゃんも可愛いですね。 (湯沢・H/ 62 歳) 特 集Ⅰの新春対談を楽しく読ませ ていただきました。地域を盛り 上げて、皆さまが将来に向かって頑 張っておられること、うれしく思いま した。期待のみです。 (南伝法寺・S/ 62 歳) ●二重マスの文字をA∼ E の順に並べてできる言葉は何でしょうか? ヨコのカギ ①最低気温が0度未満の日 ③武士の命ともいわれた刃物 ⑤応用に移る前にしっかりと ⑥全身真っ黒な鳥 ⑦中央競馬を監督するのは――水産省 ⑨西を向いたときの右手の方向 ⑪ぺこりとへこんだ所 ⑬ホルスタイン、ジャージーといえば ⑮趣味と――を兼ねた仕事 ⑰応接室に似合う長いす ⑲けがが完全に――した ⑳タイヤに穴が開いちゃった 大金持ちのこと。アラブの大―― ①早春に顔を出すフキの花茎 ②車などで人や物を運ぶこと ③ピスタチオを食べるときむきます ④駅伝の選手がつなぐもの ⑥東南アジアの国。首都はプノンペン ⑧地球表面のおよそ3割を占めます ⑩ピンポンともいうスポーツ ⑫花を回ってチョウが吸う物 ⑭子芋がたくさん付くことから、サトイモは―― 繁盛の縁起物です ⑯旧国名の一つ。ここと佐渡が現在の新潟県 です ⑱鬼は外、――は内 応 募 方 法 クイズの答え・郵便番号・住所・氏名・年齢、今月のテーマにまつわる 話・誌面の感想をご記入の上、下記宛にお送り下さい。正解者の中か ら抽選で「ラ・フランス温泉館の入浴券」 をプレゼント! E-mail 犬を飼っています。旅行に行く ときはペットホテルに預けます クロスワード タテのカギ 送り先 柴 [ 今月のテーマは ] デザート 〒028-3307 紫波町桜町字上野沢38-1 JAいわて中央「JAんぷ2月号お楽しみクイズ」 係 [email protected] 先月号の答え 1 月号の答えは 「オトシダマ」 でした。 当選の発表は賞品 の発送をもって代え させていただきます。 応 募 締 切・必 着 2 月25 日 ※ご記入いただいた個人情報は、お便りコーナーへの掲載、並びにプレゼントの発送にのみ使用いたします。 理事会報告 1月 定 例 理 事 会 が1月 日、 JA本 所で開 かれ 次の議 案につ いて決議されました。 1 信用事業規程の一部変更 ︻議決事項︼ 原資資金の借入決定 2 就 農 施 設 等 資 金 貸 出に 伴 う 3 不良債権の処理方針 編集後記 ■1月 号に寄せられたおた よりを 読 んで 、家 族 写 真 を 撮っていらっしゃる方 が多い ことに 驚 き ま し た 。私 も 大 学 の卒 業 式の日 、初 めて自 ら ﹁ 家 族 写 真 が撮りたい﹂ と 言い張って、両親と写真屋へ 出 かけました 。退 職 を 間 近 も らい 、母 と 袴 姿 の 私 。昔 に控 えた父には制 服を着て は 、当 た り 前 のよ うに 隣に れる 家 族 と 改 まってカメラ いて、何 があっても支えてく しく 、撮 影 を 断 固 拒 否 をす の前に立つこと が 気 恥 ずか たが、﹁ 家 族 写 真もなかなか るようなひねくれた 娘でし 良いな ﹂と 素 直に 思 え る よ うになりました。 ︵小方︶ 28 JA いわて中央 14 Information 役員手帳 紫波町素人そば打ち大会 出場者募集 代表専務理事 久慈 宗悦 稲 藤 一のそばが出店!そば 打ち体 験コーナーも! 日 時 平成27年3月22日 (日)午前10時30分∼ 場 所 ラ・フランス温泉館 ホテル湯楽々交流プラザ 参加資格 そば打ちの営業、 または指導によって 収入を得ていない人 種 目 紫波町産そばと水で作る「十割そばの部」10人 つなぎに紫波町産小麦粉を使用する「二八そばの部」10人 参 加 料 1,500円(参加賞付き) 政府は「農林水産業・地域 の活力創造プラン」に基づく 施策として、農業所得の拡大 など「攻めの農林水産業」を 進 め る と し て い ま す。ま た、 農協や農業委員会、農業法人 の見直しは避けて通れないと 言いながら、特にJA全中の 監査機能・准組合制度などの 抜本見直しを迫り、恰も「農 協解体」ありきの世論形成を 進めているようであります。 日本で活動する米国企業ら で構成される在日米国商工会 議所が作成・公表した意見書 の中には「JAグループは日 本の農業を強化し、かつ日本 の経済成長に資する形で組織 改革すべき」という記述があ ります。その主な内容は、 JA が①金融庁の監督下に置かれ ていない② かな出資をして 准組合員加入ができる③独占 禁止法の特例を受けている等 の優遇を受けていることを指 摘しています。これは、公認 会計士の導入や金融事業の分 離、准組合員利用の規制といっ た、政府が強行に進めようと している改革論と酷似してい ます。全中改革を表に立てな がら、全農の株式会社化、金融・ 共済事業の分離、 TPP (環太 平洋経済連携協定)締結など、 国会に一括提案されては大変 です。 我々は今後も、政府の動向 を注視し、皆さまと共に反対 運動や要請活動を進めて参り ます。 15 JA いわて中央 申込締切 3月15日 (日) ※定員になり次第締め切ります。規定の申込用紙がありますので、事務局までご連絡ください。 お 問 合 せ・お 申 込 み 紫波町素人そば打ち大会実行委員会事務局 ☎673-8555 FAX673-8556 ふくしま復 興 支 援ツアー ハワイアンズと花見山桜鑑賞 ◆出 発 日:平成27年4月17日(金) ◆募集人員:30名(最少催行人員:20名) ◆旅行代金:お一人様36,800円 ◆募集締切:平成27年3月17日(火) ※添乗員/全行程に同行いたします 〈行程〉 日次 行 程 食 事 4/17 各地(7:00∼9:00)―アサヒビール園 福島四季の里店 (昼食) ―花見山 朝 × 昼 ○ 公園 (見学) ―スパリゾートハワイアンズ 夕 ○ 2日目 ホテル (8 :30) ―アクアマリンふくしま (地元「子どもフラ」 とのふれあい交流と震 朝 ○ 1日目 4/18 災ガイダンス)―いわき・ら・ら・みゅう (昼食・お買物) ―各地 (17:00∼19:00) (株)農協観光代理業 JAいわて中央旅行センター 紫波地域営農センター内 昼 ○ 夕 × ☎672-5585 有線 01- 6881 (株) JAシンセラ しらゆり会員募集中 入会金・ 1家族10,000円 (株)JAシンセラ中央葬祭センターでは、入会金・1家族10,000円で様々 な特典が受けられる 「しらゆり会員」 を募集しております。詳しくはお近く のシンセラホールまでお問い合せください。 生花・盛籠2万1,000円以上 1,000円割引 祭壇貸出料20%割引 ● 通夜室使用料20%割引 ● 引き出物、 返礼品10%割引など ● 特 典 ● [お問合せ]シンセラホール ☎698-1444 /シンセラホール紫波 ☎676-7676 新生活のお手伝いはJAにお任せ! JA管内の賃貸アパートをご案内しております。お気軽にご相談ください JA宅建センター ☎637-3292 今月のレシピ 芽キャベツとレンコンのサラダ http://www.ja-iwatechuoh.or.jp/ Vol.192 平成27年2月1日発行 ホームページ この冊子は地球に優しい ベジタブルオイルインクを使用しています。 撮影:松本 祥孝 ●発行/岩手中央農業協同組合 〒028-3307 岩手県紫波郡紫波町桜町字上野沢38-1 ●編集/企画管理部企画課 ☎ (019) 676-3111 ●印刷/川嶋印刷株式会社 (2人分) 材料 芽キャベツ ・・・・・・・・・・・・・・・ 150g マヨネーズ ・・・・・・・・・・・大さじ1/2 水 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 400ml 練りごま ・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1 Ⓐ Ⓒ 塩 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1/2 酢 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1 レンコン ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60g 砂糖 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・少々 砂糖 ・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1/2 酢 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1 Ⓑ 水 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1 作り方 ❶芽キャベツは葉 元を薄く切り落とし、傷んだ葉は取り除きます 。切り口に十 字の 切り込みを入れます。 ❷ 鍋にⒶを沸 騰させ、芽キャベツを4∼5分ゆでます。 ❸レンコンは2∼3m m 厚さの輪 切りにして水にさらします。Ⓑでさっと煮て取り出 します。 ❹ Ⓒを合わせ、芽キャベツとレンコンをあえます。 57杯目
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