2015年3月期 第3四半期決算の概要(PDF)

決算概要資料
2015年3月期
第3四半期決算の概要
2015年2月5日
興銀リース株式会社
本資料には現時点での将来の予測数値が含まれておりますが、実際の業績は様々の要因により変動する
ことがございますので、ご留意下さい。
また、本資料は情報の提供のみを目的としており、取引の勧誘を目的とするものではありません。
連結損益
 第3四半期業績は通期予想に対して進捗率75%超と巡航速度で進捗
 営業資産の着実な増加によりトップラインを引上げ金利低下による影響を軽減
 信用コストの発生は低位に留まり引続き戻入益計上
連結P/L
(億円)
12年度
3Q
13年度
3Q①
14年度
3Q②
増減額
②-①
増減率
②/①
通期予想
<進捗率>
高
2,617
2,660
2,551
▲109
▲4%
益
336
322
310
▲12
▲4%
―
( 資 金 原 価 )
(49)
(49)
(47)
(▲2)
(▲3%)
―
売 上 総 利 益
287
274
263
▲11
▲4%
―
( 一 般 経 費 )
(140)
(141)
(142)
(+1)
(+1%)
―
売
差
上
引
利
<72%>
3,550
営
業
利
益
113
149
128
▲21
▲14%
<77%>
167
経
常
利
益
118
153
134
▲19
▲12%
<77%>
174
(償却前経常利益)
(151)
(136)
(127)
(▲9)
(▲6%)
―
( 信 用 コ ス ト )
(33)
(▲17)
(▲7)
(+10)
(+57%)
―
四半期純利益
69
94
83
▲11
▲12%
営業資産残高
12,679
12,991
13,730
+739
+6%
<75%>
110
―
1
営業状況
 【契約実行高】は顧客開拓と連携営業の拡充が奏功し前年同期比+14%
― 「リース・割賦」:同+8%、「金融」:同+19%
 【営業資産残高】も着実に伸長し、14/3末比+2%、前年同期末からは+6%
― 15/3期末の目標残高1兆4,000億円の達成に向けて順調な積上がり
契約実行高
リース・割賦
(億円)
6,000
5,852
営業資産残高
金融
リース・割賦
(億円)
6,185 (+759)
12,113
5,426
12,631
12,991
12,000
4,000
3,014
3,449 (+547)
13,430
13,730 (+300)
4,003
4,261 (+258)
9,469 (+41)
3,689
4,009
8,674
8,942
8,982
9,428
12/3末
13/3末
13/12末
14/3末
3,439
2,902
金融
8,000
2,000
2,838
2,524
2,736 (+212)
12/3Q
13/3Q
14/3Q
4,0000
0
14/12末
2
リース・割賦の状況
 マーケット全体としては消費増税の影響が残る中、【契約実行高】は前年同期比+8%
― 「産業・工作機械」は大手メーカーの大規模投資を捕捉、その他の設備案件も堅調
― 注力分野の内需関連向けに「商業・サービス業用機器」、「その他」は引続き好調
― 「その他」は流通・小売向けの不動産リースを中心に実績を伸ばし前期比倍増
機種別契約実行高
12年度
3Q
情 報 通 信 機 器
918
585
13年度
3Q
510
620
14年度
3Q
596
453
輸
器
319
251
土 木 建 設 機 械
295
医
器
商業・サービス業用機器
(億円)
+ 86
▲167
(+17%)
318
+67
(+27%)
418
421
+3
(+1%)
204
196
178
▲18
(▲9%)
191
208
261
+53
(+26%)
器
94
111
76
▲35
(▲32%)
他
231
210
433
+223 (+106%)
不動産リース
43
49
258
+209 (+424%)
計
2,838
2,524
2,736
産 業 ・ 工 作 機 械
事
そ
合
送
用
療
務
増減額(率)
機
機
用
の
機
+212
(▲27%)
(+8%)
3
金融分野の状況
 「債権買取」、「専門ファイナンス」の取組実績の増加が、実行高・残高全体共伸びを牽引
 「専門ファイナンス」では、航空機や海外シローンなど分散を図りつつ高収益案件を
積極的に捕捉
― 航空機ローンの実行高は前期比倍増、残高は前期末比+155億円の277億円
― リースを加えた航空機ビジネス全体の残高は358億円(前期末比+163億円)
契約実行高
営業資産残高
(億円)
(億円)
債 権 買 取
12年度 13年度 14年度
3Q
3Q
3Q
2,208
2,363
2,770
増減額(率)
+ 407 (+17%)
4,000
専門ファイナンス等
債権買取
不動産ファイナンス
船舶ファイナンス
3,689
専門ファイナンス等
315
308
472
+164 (+53%)
877
不動産ファイナンス
339
156
114
▲42 (▲27%)
1,062
船舶ファイナンス
合
計
2,000
4,003
906
815 (▲91)
732 (▲207)
939
999
152
75
93
+18 (+25%)
856
3,014
2,902
3,449
+547 (+19%)
894
1,159
13/3末
14/3末
0
4,261 (+258)
1,473 (+474)
1,241 (+82)
14/12末
4
収益状況
 差引利益は減少も、利回り低下の影響を営業資産の増加により打返し
― 「金融」は前期並みを確保、「リース・割賦」も減少幅を縮小
 資産の入替え要因により売上総利益率は低下
― 引続き新規契約のスプレッドを改善しながら着実に資産残高を伸長
差引利益
リース・割賦
(億円)
400
336
3
300
56
金融
運用利回り
ダミー
その他
322
2
62
310
2
61
12年度
通期
13年度
通期
14年度
3Q
増減
差 引 利 益 率
3.58%
3.30%
3.05%
▲0.25pt
資 金 原 価 率
0.53%
0.49%
0.46%
▲0.03pt
売 上 総 利益 率
3.05%
2.81%
2.59%
▲0.22pt
営 業 資 産
(平均残高、億円)
12,372
13,031
13,580
+549
200
277
100
0
12/3Q
258
13/3Q
(注)差引利益…資金原価控除前の売上総利益
247
14/3Q
(注)14年度3Qの各率は年換算値
売上総利益率=売上総利益÷営業資産の平均残高
資金原価率=資金原価÷営業資産の平均残高
5
負債・純資産
 営業資産増に伴い有利子負債は増加するも市場調達へシフトし資金原価は減少
― 市場調達比率は前期末比3pt上昇し42%、資金原価は前年同期比▲2億円の47億円
 純資産は純利益の積上げ等により前期末比75億円増の1,173億円
有利子負債残高
借入金
CP
純資産・自己資本比率
社債・債権流動化
(億円)
14,000
10,000
計
11,765
511
12,263
700
12,469 (+206)
4,102
4,149
4,324 (+175)
(億円)
自己資本比率(右軸)
7.2%
1,500
7.6%
6.0%
1,000
5.0%
4.0%
500
7,414
7,185 (▲229)
2,0000
849
1,098
1,173
13/3末
14/3末
14/12末
(億円)
13/3Q
14/3Q
49
3.0%
2.0%
1.0%
0
資 金 原 価
8.0%
7.0%
5.9%
960 (+260)
6,000
7,152
純資産(左軸)
0.0%
13/3末
14/3末
14/12末
47
6
通期予想
 今年度の目標達成に向け基本戦略を着実に推進するとともに、来期以降の
持続的な成長の実現を目指し、引き続き良質なアセットの積上げに注力
 年間配当金は、実施済みの中間配当金28円と期末配当金(予定)28円を合わせ
1株当たり56円(2円増)と13期連続増配を予定
2013年度
(実績)①
(億円)
売
上
2014年度
(予想)②
3Q実績
進捗率
増減額
②-①
増減率
②/①
高
3,548
3,550
2,551
72%
+2
+0%
営
業
利
益
167
167
128
77%
0
+0%
経
常
利
益
174
174
134
77%
0
+0%
当 期 純 利 益
105
110
83
75%
+5
+4%
年間配当金
54円
56円
+2円
(20.4%)
(21.7%)
(配当性向)
中間配当金
26円
(実施済)
28円
+2円
期末配当金
28円
(予定)
28円
―
7