2017年3月期 第1四半期決算の概要

決算概要資料
2017年3月期
第1四半期決算の概要
2016年8月4日
興銀リース株式会社
本資料には現時点で入手している情報に基づき当社が判断した将来の予測数値が含まれておりますが、一定
のリスクや不確実性が含まれております。将来に関する事項については様々な要因により変動することがご
ざいますので、ご留意下さい。
連結損益
 売上総利益は前年同期比で増加
*
ーグループ会社売却の影響により差引利益は微減
ー良好な資金調達環境のもと資金原価は低減
 不動産ファイナンス関連での信用コスト戻入益発生により、営業利益以下は大幅
増益
*2016年4月に連結子会社である東芝医用ファイナンス㈱の全株式を譲渡。
連結P/L
(億円)
売
15年度
1Q①
16年度
1Q②
増減額
②-①
増減率
②/①
通期予想
<進捗率>
<22%>
3,500
高
846
807
770
▲37
▲5%
益
107
106
105
▲1
▲1%
―
( 資 金 原 価 )
(16)
(16)
(14)
(▲2)
(▲15%)
―
益
91
90
91
+1
+1%
―
差
上
14年度
1Q
引
売 上
利
総 利
営
業
利
益
46
41
49
+8
+20%
<28%>
180
経
常
利
益
48
43
53
+10
+22%
<28%>
187
( 信 用 コ ス ト )
(▲4)
(▲1)
(▲9)
(▲8)
(-)
―
(償却前経常利益)
(44)
(43)
(44)
+1
(+4%)
―
親会社株主に帰属する
四 半 期 純 利 益
29
27
36
+9
+31%
<30%>
120
1
営業状況
 契約実行高は「リース・割賦」、「金融」ともに伸長し、前年同期比26%増加
 営業資産残高はグループ会社売却の影響を契約実行高の伸長で補い、概ね前年度末
並みを維持
契 約 実 行 高
リース・割賦
金融
営業資産残高
2,548
リース・割賦
(億円)
16,000
2,020
2,000
1,858
12,000
15,810
15,620
4,752
4,916
11,058
10,704
16/3末
16/6末
14,323
1,583
1,012
金融
(億円)
3,997
1,256
1,000
8,000
846
763
14/1Q
15/1Q
10,326
966
4,000
0
16/1Q
15/3末
2
リース・割賦の状況
 「産業・工作機械」、「不動産リース」の好調により、契約実行高は前年同期比
27%の増加
ー「産業・工作機械」は、大企業向けの設備投資案件を捕捉
ー「不動産リース」では、REIT向けのブリッジ案件等が増加
機 種 別 契 約 実 行 高
14年度
1Q
(億円)
15年度
1Q
16年度
1Q
増減額
(率)
械
153
182
247
+ 65
(+36%)
器
102
173
173
▲0
(▲0%)
器
86
107
99
▲8
(▲8%)
械
102
67
54
▲13
(▲19%)
器
38
67
33
▲34
(▲51%)
商業・サービス業用機器
86
78
72
▲6
(▲8%)
事
器
23
27
23
▲4
(▲16%)
他
257
61
265
+204 (+333%)
内、不動産リース
198
8
215
+207
ー
計
846
763
966
+203
(+27%)
産
情
輸
土
業
・
報
医
そ
合
通
送
木
工
信
用
建
機
機
機
設
療
務
作
機
機
用
の
機
3
金融分野の状況
 多様な金融ニーズに対応することで高収益案件を取り込み。契約実行高は前年同期
比26%の増加
ー「不動産ファイナンス」の増加は、REIT関連ファイナンスが主因
契 約 実 行 高
(億円)
債 権 買 取
14年度
1Q
815
15年度
1Q
954
営 業 資 産 残 高
16年度
1Q
1,120
増減額
債権買取
(率)
+166 (+17%)
専門ファイナンス等
91
134
59
▲75 (▲44%)
航空機ファイナンス
52
66
38
▲28 (▲43%)
専門F等
船舶F
4,752
(億円)
*F=ファイナンス
航空機F 不動産F
4,916
3,997
840
1,026
717
338
630
336
594
1,508
1,522
1,168
1,437
1,438
15/3末
16/3末
16/6末
4,000
313
797
不動産ファイナンス
22
76
325
+249 (+325%)
2,000
1,002
船舶ファイナンス
合
計
31
1,012
25
1,256
41
1,583
+16 (+62%)
+327 (+26%)
0
4
海外ビジネスの状況
 海外エアライン向けの機体担保ローンの実行等により、営業資産残高は前年度末比
増加。新たな取り組みも推進
ー航空機オペレーティングリース専業子会社にて第1号案件を実行
ータイにおいて法人向けオートリース事業へ本格参入
 海外情勢が不透明感を増すなか、リスクを見極めながら対応
海外関連アセットの営業資産残高
現地法人
船舶
有価証券
1,500
1,509
31
338
60
320
248
289
308
271
243
286
272
512
588
557
クロスボーダー等
549
14/3末
15/3末
1,118
0
クロスボーダー等
1,366
(億円)
1,000
航空機
*16/6末時点の為替レートで評価
1
213
121
6
282
16/3末
16/6末
5
収益状況
 差引利益は、営業資産残高の伸長と収益案件の積み上げにより収益下押し要因を
打ち返し、前年同期比微減に留める
ー「リース・割賦」の差引利益減少は、グループ会社売却の影響が過半
ー「金融」の差引利益は、高収益案件の積み上げにより増加
差
引
リース・割賦
(億円)
100
50
0
利
金融
益
運 用 利 回 り
107
106
105
1
20
1
20
1
24
86
14/1Q
85
15/1Q
15年度
1Q
その他
80
16/1Q
16年度
1Q
増減
差 引 利 益 率
2.95%
2.71%
▲0.24pt
資 金 原 価 率
0.45%
0.36%
▲0.09pt
売 上 総 利益 率
2.50%
2.35%
▲0.15pt
営 業 資 産
( 平均残高、億円)
14,405
15,483
+1,078
(注) 各率は年換算値
16/1Qの営業資産の平均残高は東芝医用ファイナンス㈱分を除く
差引利益率=差引利益÷営業資産の平均残高
資金原価率=資金原価÷営業資産の平均残高
売上総利益率=売上総利益÷営業資産の平均残高
6
資金調達等の状況
 有利子負債残高は、前年度末比概ね横ばいで推移
 良好な資金調達環境のもと、資金原価および資金原価率は低減
有 利 子 負 債 残 高
18,000
借入金
(億円)
14,000
13,100
CP
資 金 原 価 ( 率 )
(億円)
20
社債・債権流動化
14,656
14,578
1,149
1,070
10
4,563
4,694
0
資金原価
16
資金原価率
16
0.48%
14
0.45%
0.36%
975
10,000
4,222
14/1Q
15/1Q
(注)資金原価率=資金原価÷営業資産の平均残高
16/1Qの営業資産の平均残高は東芝医用ファイナンス㈱分を除く
純資産・自己資本比率
6,000
7,903
8,944
8,814
(億円)
2,000
0
16/1Q
15/3末
16/3末
16/6末
産
1,233
1,328
1,316
自 己 資 本 比 率
7.6%
7.4%
7.6%
純
15/3末
16/3末
16/6末
資
7
業績予想及び配当
 「親会社株主に帰属する当期純利益」は、年度の利益計画に対して進捗率30%
ー引き続き良質な営業資産の積み上げを図り、計画達成を目指す
 2016年度の年間配当金は、前年度比2円増加の62円と15期連続増配予定
2015年度
(実績)①
(億円)
売
上
2016年度
(予想)②
1Q実績
進捗率
増減額
②-①
増減率
②/①
高
3,642
3,500
770
22%
▲142
▲4%
営
業
利
益
176
180
49
28%
+4
+2%
経
常
利
益
186
187
53
28%
+1
+1%
親会社株主に帰属する
当 期 純 利 益
116
120
36
30%
+4
+3%
60円
62円
+2円
中間配当金
30円
(予定)30円
±0円
期末配当金
30円
(予定)32円
+2円
配当性向
22.0%
22.0%
年間配当金
8