JECCNEWS 2014. 12. 1 第536号 シリーズ JECC営業パーソンインタビュー⑤ (ITサービス部サービス営業課) JECCの担当営業は、お客様に満足、信頼して いただくために、どのような姿勢や考えを持ち、 常日頃、営業活動に取り組んでいるのか――。 この記事は、営業パーソンのホンネを紹介し、 お客様に、より弊社担当営業に興味を持っていただく 一助にするための企画です。 社員データ 吉田 佳史 例えば、弊社株主メーカーのソフトウェアと我々のクラ ウドサービスを組み合わせて商材とし、またリース・レ ンタルの営業と力を合わせて、そこにリース・レンタル (ITサービス部サービス営業課 課長代理) といったファイナンスを組み合わせるようなハイブリッ 2009年入社。入社5年目。ニュービジネス 開発課、ITサービス部サービス開発課を経 て、現在はITサービスの営業活動を行う。 営業のモットーは“フットワーク”。 ドな営業活動を展開しています。IT投資の動向として は、2015年7月の「Windows Server 2003」サポート終了 にあたり、今後もシステムの切り替えなどが見込まれま す。クラウドサービスについては、以前に比べてサービ 清滝 健 (ITサービス部サービス営業課 主任) 2004年入社。入社11年目。リース・レン タルの公共営業、民間営業を経て、現在は ITサービスの営業活動を行う。営業のモッ トーは“自然体”。 スの内容が浸透してきているように感じます。社内サー バーからクラウドサービスへの切り替えを検討されるお 客様も増えています。 Q2.営業活動で印象に残っているエピソードは何で すか。 吉田:私は9月までは同じ部のサービス開発課に所属し Q1.現在担当されている営業活動の内容やIT投資の ていて、お客様の技術的なサポート支援もしていたので 動向を教えてください。 すが、ある時、お客様からクラウドサービスのシステム 吉田:ITサービスのご提供をメインの業務としてい 動作に関するお問い合わせのお電話をいただきました。 ます。その中の役割としては、自社で開発したクラウド ただ、電話では詳しい状況がわからなかったため、すぐ サービスの企画から実際の販売、そしてサービス提供基 にお客様のところにうかがいました。初めての事象でそ 盤の構築、運用保守という、いわゆるクラウドサービス の場では解決できませんでしたが、ITサービス部内の上 を提供するためのシステムの開発から運用、お客様への 司や同僚に対応方針を相談しました。部内には自発的に ご提案を一元的に行っています。また、それ以外では、 物事を考えるメンバーが揃っていますので、それぞれの 弊社はリース・レンタルがメインの事業ですので、そち 意見をまとめることでより良い解決策をご提案でき、無 らの営業チームとタッグを組んで営業活動を行う場合も あります。昨今の動向としては、「クラウドファースト」 【吉田さんってこんなヒト】 というキーワードに表されるように、クラウドの採用も検 飯野システム株式会社 J.K 様 討されるようになっています。導入実績も着実に増え、お 吉田さんには弊社利用サービスのさまざまなフォローを 客様の導入に対する敷居も下がっているように感じます。 対応いただいておりますが、その対応には「熱意」と「誠 清滝:JECCのスローガンは、「ITとファイナンス を、プロデュース。」ですが、我々はITに軸足を置き、 この両者を融合するようなビジネスを開発しています。 8 意」が感じられます! 元々開発部門にいらっしゃったこ ともあり、技術的な質問にも詳細な回答をしてくださり本 当に助かっております。 2014.12.1 第536号 事に問題を解決することができました。部全体のチーム 「ミッション(使命感、責任 ワークが発揮された瞬間だったと思います。このことで 感)」「デシジョン(決断 結果的にはお客様からの信頼を得て、今でも良いお付き 力、判断力)」「パッション 合いをさせていただいています。 (情熱)」を持つことが重要 JECCNEWS 清滝:お客様の中にはク であると強く述べています。 ラウドサービスのシステム まさにこの「3つのキーワー について詳しくない方もい ド」は、後輩を指導する上 らっしゃいます。また、ク で重要な要素だと感じまし ラウドというと本当に安全 た。リーダーシップを発揮 なのかと疑問に思われる方 する上で、この3つを軸に取り組んでいます。 もいらっしゃいます。そう 清滝:部内には吉田さんを始め、論理立てて話をされる いった方々にクラウドの種 方がたくさんいらっしゃいます。まずは私自身、そういっ 類や弊社で扱うクラウド た筋道の通った話し方や資料のまとめ方のスキルを身につ サービスの安全性などについて説明させていただき、お け、お客様に対してと、また社内調整の際にも役立てて、 客様にもご理解いただけた瞬間が営業パーソンとしての そのスキルを後輩にも指導していきたいと考えています。 一番の喜びの瞬間です。 Q5.お互いに、営業パーソンとしてどのような人物 Q3.営業活動で特に力を入れていることは何ですか。 だと思いますか。 吉田:私は、「絶対に嘘をつかない」「誠実に対応す 清滝:商談中、お客様が抱えられている課題や問題点 る」この二つを必ず守るようにしています。具体的に が曖昧になってしまうことがあります。吉田さんは、そ は、お客様にはサービスのメリットだけではなくデメ ういった場合にお客様の問題をクリアにし、解決するた リットもお伝えし、その上でサービスの内容について めにどのような提案ができるか、話を組み立てていくの ご納得いただけるよう心掛けています。また、お客様に がとても上手です。そういったところを見習いたいです。 サービスをご提案する際には、まず自分でモノに触れ、 吉田:清滝君は公共も民間も営業してきたキャリアがあ 検証するよう心掛けています。 り、リース・レンタルに精通しています。そして今はIT 清滝:お客様から何かご要望をいただいた際、弊社の サービスを営業しています。そのため私の想像を超えた独 株主メーカーと連携し、より良いご提案ができないか模 自性の高い豪快なアイデアを提案してくれます。これから 索するようにしています。また、IT関連の展示会に行っ も技術出身の私とリース・レンタルに詳しい清滝君とで補 たり、ITの最新情報がまとめられている社内のメールマ 完し合える関係性を築いていきたいと考えています。 ガジンを読んだりして、ITの最新動向を欠かさずチェッ クするようにしています。同じ部のサービス開発課が開 【清滝さんってこんなヒト】 催するITサービスについての勉強会にも参加し、サービ 東神開発株式会社 Y.S 様 ス営業課で情報共有するようにもしています。 案件に応じたサーバーの構成提案やコスト試算も迅速に ご対応頂き、また、急ぎの案件については弊社の希望納期 Q4.後輩の指導で心掛けていることは何ですか。 吉田:課長代理になって1年経ちますが、後輩の指導に に合せて調整・サービス開始して頂いているので、大変助 かっております。今後ともよろしくお願い致します。 あたって、自分の軸となるものを模索していました。そ んな中、『JECC NEWS』6月号と8月号に掲載されてい た神戸製鋼の平尾監督の寄稿文が目に留まりました。平 尾監督は、組織力を発揮するためには、「戦略」と「個 の力」が必要であり、「個の力」を生み出すためには、 IT サービス部サービス営業課は、クラウドサービスをはじ めとする IT サービスの営業活動を行っています。興味をも たれた方は下記までご連絡ください。 【Tel】03-3216-3723 9
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